7/15(水)②小学生英語教室第1クール終了

来週からの夏期講習を控え、
諸々の準備で中々のバタバタが続いています。
泉教室、勝平教室で20名を超える新たなメンバーが加わっての夏期講習になりますが、
実りある夏期講習に出来るようにしっかり指導に努めていきたいと思います。

では、本題です。
2日前になりますが、
今週の月曜日で夏休み前の小学生英語教室が終了しました。
今年も私の担当は基礎クラス…
コロナの影響でスタートは遅れたものの、
結果的にはここ数年と全く同じ回数の授業を実施しすることが出来ました。
そして、
夏休み前の基礎クラスの様子を一言で振り返ると、

もう少し頑張って欲しい

です。
※勿論こちらか見ても素晴らしい頑張りをしている子もいます。
ちょっと抽象的過ぎるので、
もう少し具体的に書いていきます。
まず、
現状において今年の基礎クラス生の一番の課題は、

テスト範囲の勉強をやったらOKだと思っている

ことです。
当然ですが、
テスト勉強の時点で出来るようになっていないことが、
テスト本番で出来ることはありません。
カンニングをしない限り。
※これは改めて別記事で書きますが、ここ数年…小学生のカンニングに対しての対処をもっと本気で考えないとマズいのでは?と思っています。小学校でもカンニングはかなり横行しているようです。

にもかかわらず…
自分なりに模擬テストをやって、
しっかり仕上げてから挑むという当たり前のことが出来ていません。
いや…
厳密にはやろうとしていません。
言い方を変えると、
そこをしっかりやっている子はCTもある程度の一発合格率を誇っています。
ちなみに、
今年度の基礎クラスの夏休み前の一発合格最多の子は6回の子が3名(8名中)です。
※初回授業時の100問テスト含む

これを去年と比較すると、
一発合格が6回以上の子が11名中7名で、
全テスト一発合格の子が2名いました。
※共に当時5年生。付け加えるなら…去年の方が一発合格の基準が厳しかったです。

では…
去年の子たちが優秀で、
今年の子たちが優秀じゃないのか?
いや、
そんなことはありません。
それは、
現在基礎クラスに参加している子たちが初回の100問テストでもしっかり合格していることからも明らかです。
私から見ての明確な差は、

テスト勉強の質

です。
先述の通り、
今年の基礎クラス生の子は「出来るようになった」という段階までやりきっていないまま、
テスト当日を迎えています。
が…
去年の子たちは「事前の模擬テストで満点」というところまでやりきってから、
テストに挑んでいました。
これは、
テスト前の机の様子を見ても明らかです。
テスト直前にやっていること、
テスト直前の机の上に載っているものが違うんです。

ちなみに、
今年の基礎クラス生の最多合格は6回合格と先述しましたが、
その中に8回合格でもおかしくなかった子が一人います。
ラスト2回のテストがそれぞれ、
★ピリオド忘れ
★固有名詞の1文字目を小文字にしてしまった
という理由で1点及ばずでした。
その生徒は、
毎回机の上を見ると

あぁ、ちゃんとやってきたんだな

というのが分かります。

当然この辺りは毎週、
耳タコレベルで伝え続けました。

★自分で作ったり親御さんに協力してもらったりで模擬テストはやってきた?それをやらないと絶対に合格なんてできないよ?
★これ、なんで〇付けしてないの?〇つけもしないと、どこで間違えたか分かんないじゃん。ほら見て?〇付けしてないから、ノートの練習とテストで同じ間違えをしてるじゃん…
★この写し間違えを無くさないと、絶対に状況は変わらないよ?
★全文を覚えようとしては絶対にダメだよ?覚えるべきは単語と英文のルール!

でも、
中々その状況を改善できず、
ここまで来てしまったなと思っています。
そう…
とどのつまりは、

そこを修正させられなかった私の指導力不足

に尽きるわけです。

勉強を教えるのなんて誰でもできる…
そういえば語弊があるかもしれませんが、
正直そう思っている部分もあります。
僕らはすべきは、

勉強が出来るようになる為の土台作りの手伝い

だと思います。
これ…
口で言うほど簡単ではないんです。
ないんですが…
そこから目を背けていては、
変わらないわけです。

ので、
英語教室も小学生も中学生も…
僕らがやるべきサポートにしっかり注力しつつ、
私自身が日々成長し、
指導力を向上させていきたいと思います。

英語教室生には…
既に夏休み用の宿題も配布しました。
毎日30分程度英語の勉強時間を作って貰えれば、
確実に終わります。
確実に。
後回しにせず、
ただやるのではなく「出来るようになる為にやる」という意識を持ち、
日々の学習に取り組んで欲しいと思います。
頑張れ、小学生!