6/13(土)考えるとは?

まずはお礼からです。
昨日のブログでお願いしたマスクですが、
早速ご厚意を頂いております。
心から感謝申し上げます。
有難うございます。
今月いっぱいくらいで次のステップに移行したいと思っていますので、
引き続きご協力頂ける方はお願い致します<(_ _)>

では、ブログの表題の件です。
昨日は小学5年生の授業日でした。
厳しい指摘もしますが、
元気な子、素直な子たちばかりですので、
授業中の雰囲気も良いですし、
日を追うごとに前進を感じさせてくれます。

で、昨日…
5年生は前回から角度の単元に入っていたので、
その宿題の確認から授業スタート。
宿題での全問正解は無し。
これ自体は全然問題ないというか、
むしろ私からすれば自然なことだったわけですが、
問題は…
その後に行った角度の問題演習です。
確かに、
ちょっと難しい問題も数問ありましたが、
大半の子に見られたのが「諦め」です(苦笑)。
※逆を言うと、最後まで粘っていた子が正答数も一番多かったです。

よく考えなさい!

という言葉はよく耳にすると思いますが、
それでは抽象的過ぎて、
具体的に何をすれば良いか説明できていません。
私も授業内で「しっかり考えてね~」と頻繁に口にしますが、
その前段階で
「しっかり考える為に何をするのかは伝えている」
という前提でその言葉を使っています。

話を戻して…
昨日の5年生の角度問題です。
まず、
分かっている角度を図に書き込んでいるか?
三角形、四角形に着目して、
そこを強調してみたり…
そして、
補助線をかいてみたか?
考える為に必要な過程を踏めているのか?
私の中では、
前回の授業で「考える為に必要なステップ」を伝えたつもりですが、
それが実践できている子とそうでない子がいましたので、
改めて伝えました。

★まずは、宿題で分からない問題にじっくり時間をかけて考えたか?
★安易に「分からない」で片付けて、答えを確認してしまっていないか?

この「考える」という行為は、
稀に元々その能力が備わっている子もいますが、
一般的にはトレーニングを重ねないと出来るようになりません。
同じです。
スポーツと。
やってないのに、いつか急に出来るようになるなんてことは無いのです。
普段の学習、宿題からそういう姿勢で取り組んでいないと、
出来るようにはならないのです。

今出来ないことに不安や焦りを感じる必要はありません。
が…
今出来るようになる為のトレーニングを継続しないと、
それが出来るようにはなることもないわけです。

いきなりじゃなくて良い。
一気にじゃなくて良い。

だから、
地道に練習を重ね、
一歩ずつ前進できるような学習を継続していきましょう。