令和2年度春期講習最終日~春はあけぼの~

小学部は昨日で春期講習が終了しました。
まずは、
こういう大変な事態に見舞われた春休み期間ではありましたが、
頑張った勉強に取り組んだ小学生の皆さん…
ご苦労様でした。
そして、保護者様方…
有難うございました<(_ _)>
後ほど、
今回の春期講習の振り返りと、
今後の方針に関してラインでご連絡差し上げますので、
ご確認頂けますようお願い致します。

1つだけ確実に言えることは、
本当に真面目に学習に取り組んでくれた子が多かったということです。
課題はありました。
それは事実です。
でも、
この短期間で大きな成長を見せてくれた子が多かったなと…
新学期がどうなるか?
かなり不透明な中での船出となりますが、
私たちに出来る最善を尽くしていきたいと思いますので、
何卒宜しくお願い致します<(_ _)>

そして、
いよいよ今日は中学生も最終日となります。
中学生も…
非常に実り多き春休みになった子が多かったと感じていますが、
まずは最終日の今日…
良い終わり方を出来るように、
また勉強に励んでいきましょう。

では、表題の件です。
この講習期間…
私が一番取り組みの姿勢が気になった中学2年生ですが、
昨日無事全員が課題を終了し、
国語は枕草子に突入しました。

例年の状況で、
暗唱できる子が数名いるかな?
と思っていたのですが、
今年はいませんでした。
まぁ、それは大した問題ではないのですが。

そこで、
昨日はとりあえず

有名な第一段の暗唱

をテーマに授業をやりました。
これを覚えてくれると、
歴史的仮名遣いの知識とか、
中学生レベルの助動詞とか…
そういうのを

あ、そうなん?

という理解につなげやすいので。

が…
昨日私が着目したのは、
覚える
という目的に、
どういうアプローチをしていくか?
です。
ただ眺める子。
ひたすら書く子。
もごもご口を動かしている子。
皆それぞれですが、
やっぱり覚えるのが得意なことそうでない子には差があります。
書く
読む
という手法の違いもそうなのですが、
一番は

インプットとアウトプットのバランス

です。
※付け加えるなら、インプットの時点で知識の紐づけを出来ている子はやはり覚えるのが早い。

覚えるのが得意な子、早い子はこれが出来ている。
※先天的な能力を持っている子もいると思いますが、後天的に身につけてきた子もいます。

逆に、
覚えるのが苦手な子は

★ただ読んでいる
★ただ書き写している

小・中学生に多いですね…
特に後者の子は、
真面目にやっている子に多く見られます。

丁寧に、
一所懸命に書いている。
が…
ひたすた書き写しているので、
インプットになってない。
更に…
注意力に書ける子は、
書き写す段階で間違えていくので、
※極端な例ですが、play⇒play⇒pley⇒pley⇒pleiというパターンです(-_-;)
成果に反映されない「練習のための練習」を繰り返してしまうわけです。

昨日は、
改めてそういう話もして、
※今までも複数回してきた話ですが、何度も伝えないと忘れますから…
覚えるということに関して考えてもらう機会にもしました。
ので…
あとは、それを踏まえて、
今日どのくらいまで仕上げてくるか?
今日は国文法の授業ですが、
授業はじめに確認テストを実施しますが、
どのくらいの子が仕上げてくるかを楽しみにしています。

ということで、
あっという間に過ぎ去った春期講習…
今日も充実した1日になるように、
授業も楽しんでいきたいと思います。

おし、頑張ろ!