塾に通えるということと通塾の義務
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冬期講習及び新年度募集に関して
こちらのご案内をご覧下さい。また、ご案内には掲載しておりませんが、小学6年生向けに2月から中学入学準備講座を開講します。ご興味御座います方はお気軽にお問い合わせ下さい。
<今日の記事>
まずはお礼からです。
小学生Nちゃんお母様…
毎日のように荷物をお届けいただいているだけで大変なご面倒をお掛けしているのに、
お気遣いまで頂き申し訳ございませんでした。
心より感謝申し上げます<(_ _)>
それでは、本題の件に関してです。
昨夜、中学1年生の保護者様方にはCT範囲の変更をご連絡差し上げました。
これに関しては、
完全に私の不手際で、
急遽CT範囲を変更したため、
ページ確認がズレてしまったのが原因です。
以後気をつけますので、
宜しくお願い致します。
そして、
CT範囲変更に至った経緯を今日は書こうと思います。
勿論、
生徒自身には時間をかけて話しました。
先週も、
先々週も、
同じような話をしました。
いや…
正確には4月に1回目の中学生としてのCTが始まってから、
ずっと言い続けてきたことです。
ので、
話をするだけではなく、
まずは昨日1年生に配布したキャンパスNEWSを見てもらい、
このブログでも改めて「活字」で読んでもらい、
意識を変えて欲しい子たちがいますので、
ここに記していこうと思います。
まず、今回の定期テストですが、
結果的に学年平均が400点を切ってしまい、
396点でした。
この数字をどう判断するか?
私は、
その学年のメンバー次第では、
「よくやった!」
と思うかもしれません。
が、現メンバーを考えると、
絶対にもっと出来ると思っています。
そりゃあ、そうです。
現メンバーの定期①の平均点は450点を超えていました。
平均が高すぎた中学もありましたが、
それでも…
選抜テストも無し。
クラス分けも無し。
希望者が全入の24名のクラスで平均が450点超え…
これは素晴らしいことです。
※と私は思ってます。
もしかすると、
NEWS等でも大幅成績アップを頻繁に目にし、
感覚的にずれてしまっている子(保護者様)もいらっしゃるかもしれませんが、
キャンパス生の残している結果というのは、
一般的に考えれば当たり前ではない結果を叩き出しているのです。
ただ、勘違いして欲しくないのは、
そういう結果はキャンパスの力ではありません。
※それを断言するな!って話ですが(笑)でも、事実だからしょうがない。
あくまで、塾生の努力の結果によるものです。
話を戻します。
今年の1年生は能力的に突出している…
そういう学年ではありません。
※これは決して「出来が悪い」という意味ではありません。
が、
春休みからしっかりと勉強し、
地道に一歩ずつ力をつけ、
定期テスト①に向けても各々が新鮮な気持ちで、
各々が自分のすべきことに真剣に取り組みました。
その結果が、
定期テスト①の結果だったのです。
が…
そこからです。
徐々に部活も本格化し、
中学生活に良い意味でも悪い意味でも慣れが出はじめ…
その「慣れ」は勉強面でも表面化し、
毎週の一斉授業CTの一発合格率も徐々に下降線を辿り始めました。
で、
結果的に夏休み明けのCT一発合格率が
数学が44%
英語が40%
という結果です。
※これはキャンパスNEWSにも書いた通りです。
そして、
特に英数に関しては、
今回の定期でも一発合格率が75%を超えている子は、
ほぼ全員が90点以上でした。
※例外で1名数学でやらかし、90点を切った子がいますが、それでも合計は450点をしっかり超えています。
それに対し…
一発合格率が5割未満の子は塾内の平均点を下回る子が多かったという事実もありました。
※ちなみに1年生の塾内平均は英語88点、数学84点です。
勿論、
こういう数値を出せたのは、
テスト結果が揃ってからでした。
が…
これは定期の結果が出る前から…
つまり、
普段の一斉授業のCTの状況から予想できたことです。
ですから、
一斉授業でも毎週のように伝えてきました。
このままだと、こういう状況になるよ?
まずはCTをもっと大切にしないといけないよ!
が、
私の力不足で、
その状況を変えることが出来ず定期まで来てしまいました。
そういう反省を踏まえて、
私の中でも改めてしっかり話をしたのが先々週の一斉授業です。
定期も終えたので、
次に向かう為に、
まずはCTだよ?
1回授業でやったことを、
翌週のテストで合格する。
範囲も指定しているし、
全く同じ問題を出している。
それで一発合格できないなら、
定期テスト結果も、学力も、
今後上昇することは無いよ?
そういうことも伝えました。
で、迎えた先週のCTです。
数学の一発合格は24名中9名
英語の一発合格は24名中16名
この結果を受け、
私はぶっちゃけ凹みました。
正直塾生に向けてというよりも、
自分の力不足に対してです。
というのも、英語はともかく、
数学はめちゃくちゃ簡単な内容だったからです。
恐らく…
自塾の5・6年生に同じ授業をして、
同じテストをやったとしても合格できる子の方が確実に多いです。
じゃあ、
なぜそんな状況になったのか?
それは、
準備不足
に他なりません。
つまり、テスト勉強をしてこなかった…
舐めていたのです。
大半の子が。
その証拠に、
進行形という新単元に入った英語の合格率は上記の通りなわけですから。
私からすれば、
一番残念なのがそれです。
やれば出来るのに、
やってこない。
楽勝だと思い、
油断している(調子こいてる)。
そういうことがあったので、
先週も再度CTに関しての話をしました。
来週こそは絶対に!と。
で、迎えた今週のCTです。
数学は
①おうぎ形の面積と弧、中心角の公式5つ。
②①を使って解く問題8問で、出題は1ページからに限定。
計12問で11点合格です。
ちなみに、
公式に関してもなぜそうなるのか?
例えば、
面積も弧も
×中心角/360°
となる理由も説明しました。
ケーキが1ホールあって、
その面積が20πだとして、
半分ならどのくらい?
じゃあ、なんで10πになった?
どういう計算をしたの?
で、その÷2ってのはね?
実は×1/2から来ていて、
その1/2ってのも…
こんな感じですね。
で、提示した公式5つ。
ということはこの5つだけも覚えれば、
絶対に5点を下回ることは無いのですが、
5点以下も3名…
加えて、
その公式5つの中で1つでも間違えがあった子も多数…
結果的に数学のCTは、
一発合格者が24名中9名…
つまり先週と同じです。
しかも、
不合格者に集中していたのは7~8点…
その結果を受け、
こりゃ身をもって感じてもらうしかないと思い、
そこから25分時間を取り、
再テストを行いました。
ちなみに、
同じページの中からだけど、出題問題は変える可能性もある。
合格は満点のみ。
伝えたのはそれだけです。
で、25分後に実施した再テストですが、
結果は14名が一発合格。
1問間違えが4名。
他の子も、全員1回目より点数は上がっていました。
え?
当たり前?
いやいや、元々決まったところから出すと伝えていて、
そこからの出題をしているんだから、
当たり前じゃないんです。
当たり前だと言える事実があるとすれば、
たった25分でこんだけ出来るのに、
それをやってこなかったんだから、
そういう情けない結果になっても当たり前だってことです。
ちなみに2回目で合格になった子たちの推移をみると、
10点⇒12点
6点⇒12点
10点⇒12点
7点⇒12点
7点⇒12点
特に6点、7点から12点になった子たち…
この子たちは、
絶対に準備不足、テスト勉強不足
だったと言えます。
だって…
私から見て、
絶対に一発合格できる力がある子たちなのですから。
そういうこともひっくるめて話をしました。
そして結果的に…
昨日は英語の授業が出来ず、
英語はCTのみで終了したため、
英語の来週のCTは先週と先々週の内容(=進行形とcan)に変更したため、
そのページをしっかり確認せずCTの範囲を告知してしまった為に、
連絡ミスが生じてしまいました。
長い長い言い訳のようですね(笑)
ついでにですが…
昨日は通塾に関してかかっている費用。
それが1年でいくらになるのか?
3年間でいくらになるのか?
そういう話もしました。
少なくとも自塾は…
通いさえすれば点数が上がる塾ではありません。
成績保証なんて出来る塾ではありません。
私がテストを受けていいのであれば別ですが、
テストを受けるのは塾生ひとりひとりなのです。
中学生なので、
親子関係で悩んあり、
部活のことで悩んだり、
恋愛のことで悩んだり…
そういうことだってあるでしょう。
テレビも見たい。
動画も見たい。
携帯だっていじりたい…
そういう気持ちだって分かります。
でも、
君らが塾に通えているのは紛れも無く親のお陰であり、
親は君らの頑張りを願って、
必死に働いた中でお金を捻出して塾に通わせてくれています。
多分(少なくとも私は我が子に対して)、
それが親の務めだと思っているからです。
じゃあ、
実施に塾に通っている君らの義務は?
無理に、
行きたくないのに、
行かされている…
なら、辞めれば良い。
私は本気でそう思います。
が、
少しでも学力を上げ、成績を上げて、
自分自身が成長していきたい…
そう思うのなら、
通塾する君らにも義務があるはずです。
そして、
私の中ではその1つがこのCTだと思っています。
やれば出来るものをやらない…
それでは義務を果たせていません。
私はそう思うのです。
ということで、
本当に長くなりましたし、
途中でメール返信等も入って文章があっちこっちに飛んでいる可能性も有りますが、
まずは時間もかなり経ってしまったのでアップします。
中学1年生には…
今一度しっかり考え、
来週のCTにはしっかり準備して挑んでもらうことを期待したいと思います。
頑張れ、1年生!
あ…最後に1つだけ。
忘れるところでしたが、
このブログの記事に使った画像は、
中国の四川地震の際に残念ながら亡くなってしまった子どもだそうです。
世界には…
学びたくても学べない。
勉強したくても出来ない。
そういう子どもは沢山います。
日本という恵まれた国に生まれたみんなは…
少なくとも、
真剣に学ぶ義務があるのではないでしょうか?
世界の為に。
日本の為に。
そんなことまで考える必要は無い。
でも…
そういう環境を与えられているのだから、
真剣に勉強するべきではないのか?
私はそう思います。