模試結果をどう読むのか?

今日は定期テストに挑んでいる子たちがいます。
昨日までの勉強で頭の中に入れていきたことを、
しっかり答案用紙に置いてきてほしいと思います。
言われなくても頑張る子たちなので、
私は結果を楽しみに待ちたいと思います。

そして本題の前にお礼を…
Mちゃん、Sちゃんお母様…
先日はお心遣いを頂き、有難うございました。
講師陣で美味しく頂きました<(_ _)>

では、本題です。
はじめにですが、
先日ブログにもちらっと書きましたが、
採点ミスがあった為、
近日中に再度結果が送られてくるようです。
ので、
今回の結果とは多少変動が出ることと思います。
が、
その「多少の差」は私はぶっちゃけどうでも良くて、
大切なのは模試結果を返却された「今」の状況です。

模試結果を提出する際、
受験生は様々な表情を見せました。
あからさまに不機嫌な子(笑)
もいれば、
ニヤニヤしながら結果をもって近付いてくる子もいました(笑)。
「だめです…」
という言葉を口にする子もいれば、
「かなりいい感じです!」
という言葉を口にする子もいました。

まぁ…
志望校判定模試ですから、
その判定が気になることは分かります。
それは分かる。
でも、
特に「だめだった…」
そう思っている子は、

何がダメだったの?
どこがダメだったの?
次に繋げる為に何をすべきなの?

こういうことに意識を向けないといけないといけないよ?
と、
リアルに今まで30回以上伝えてきているのに、
結果という事実だけに支配されてしまっているんです。

で、ちょっと冷静に考えてもらうために、
思い出して欲しいことをいくつか書いておきます。
前回の模試後に私がみんなに伝えてことです。

①模試の違い
次の模試、偏差値は下がる子の方が絶対に多いからね?でも、それは模試の受験者の層とか、自分の学力以外の要因に左右されることだから、それ自体はさほど気にする必要が無いし、模試の結果として判断材料にして欲しいのはむしろ次の模試からだかだね?そっちで判定をまずはBに持っていくようにしようね?●%という数値は無視して良いから

②自己採点との差
自己採点との差の開きが大きい子は要注意です。普段の勉強から、甘くなっている可能性がある。具体的には、スペルが間違えているのに〇をしている。曖昧な答えに「これでいいでしょ?」という勝手な判断に〇をしている。実際、自己採点との開きが大きい子は普段から〇付けが甘かったり、自分の判断で〇にしてしまっている子が多いです(全員ではない)。国語の過去問演習でも正誤チェックをしますが、その時にも質問せず〇にしてしまっている(間違えているのに)子がいますが、そういう子ほど自己採点との開きが大きいです。そして、日々の勉強がそういう「甘さ」の元に成り立っていると、思っているほど成果には繋がらないという状況になるわけです。

③答案用紙を確認していない
今回の模試…テスト結果報告の時点で「先生、これマルじゃないですか?」そういう質問を持ってきた子が数名いました。そして、結果的にそれは〇でした。そう…採点ミスです。で、そういうことに気付ける子は、答案用紙をしっかり見ている子が多いです。加えるなら、「どこで間違えたの?」「何点分勿体ない落としをしちゃったの?」そういう私からの問いかけにも答えられます。対して…答案用紙を見ていない子は、点数しか見ていないので「あと何点取れたのか?」「どの単元を修正すべきなのか?」が自覚できていないわけです。たら、ればなんてのはテストにはありませんが、それでも「●●点は取れた」という1つの事実を把握することも大切だと私は思っています(それが取れなかったのが事実というが一番ですが)。ですから、私はいつもいつも「点数だけに一喜一憂するのは止めてね?」と言っているわけです。

他にもありますが、
大きくはこの3つです。

いいでしょうか?
今回の模試でA判定だったからと言って、
合格が約束されるわけじゃないんです。
今回の模試でD判定だったら、
合格が無理ということじゃないんです。

模試の結果はあくまで

現在の立ち位置

を教えてくれるものでしかないのです。
飛び跳ねたくなる気持ちも分かります。
落ち込みたくなる気持ちも分かります。
でもね…
今、そういう経験をしながらも、
自分の目標に向かって歩みを進めることこそが、
受験勉強で得られる貴重な経験なんだと私は思っています。

必要以上に凹むな。
必要以上に喜ぶな。

まずは3月に笑顔で中学校を巣立てるように、
出来ることにしっかり取り組んでいこう。

私はそう思ってます。

ということで、
今週、来週は定期テストラッシュです。

時間を大切に、
がっつり勉強していきましょう。

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