そんなに甘くないんだけどな…
さて。
中総体まで3週間となりましたが、その前に…
いよいよ今年度1回目の定期を迎える子たちがいます。
来週月曜日には外中で、金曜日に土崎。
現状は個人差がありますが、
まずは外中生は今日、明日でしっかり仕上げて、
月曜日の本番に挑んで欲しいと思います。
では、タイトルの件です。
どの子にも当てはまるのですが、
特に受験生…
改めて考えて欲しいのです。
勉強の成果を出すのってそんなに甘いもんじゃないですよ?
当たり前ですが、
個人差はあります。
が、ごく一部の子を除けば、
成績を上げる、
学力を上げる、
ってのは、
そんなに簡単じゃないんです。
にも関わらず…
どうにもそこを甘く考えているように感じてなりません。
今までも何度も何度も言ってきましたが、
毎日2時間やった。
毎日10ページやった。
そんなのは、勉強の成果という意味においては何の意味もなさないのです。
1つでも多く覚えた。
1つでも多く解けるようになった。
思考できるようになってきた。
こういうのが勉強の成果であって、
極論…
ノートに500階単語練習をしても、
テストの時に書けなければ意味が無い
わけです。
にも関わらず、そこに意識が向いていない…
だから、
✓宿題が終わった(出来るようにはなってないけど)
✓2ページ単語で埋めた(覚えてはいないけど)
✓計算練習をやった(分子が多項式の分数計算のやり方は分かってないけど)
という状況なのに、
それをもって「勉強」と考えてしまっている子がまだまだ少なくないと思うんです。
でも、実際に…
急激にであれ、じっくりであれ、
結果を出している子たちは
しっかり覚え、解けるようになっている
という段階までやりきっているわけです。
当たり前ですよね…
だから点数が、成績が上がっているわけですから。
でも…
それを日々の勉強でしっかりやりきるというのは、
口で言うほど簡単ではありません。
いや…
かなり苦労が伴うんです。
事実…
私は、大学入試の受験勉強期間…
苦しくて毎日のように泣いていました(マジです)。
私は、中学生の頃…
身体能力が高くないので、サッカーが上手くなりたい一心で「辛い」という思いも大きい中で毎日走り、リフティングの練習をしていました。
でも、それぞれ…
そんなに簡単に成果が出たわけではありません。
大学入試に関しては、必死に…本当に必死で勉強して、やっと4ヶ月目くらいからでした。
サッカーも、試合の中で「走れるようになってきた」と実感できたのは、半年くらい経ってからでした。
加えて…
大学入試の受験勉強期間、本気で勉強したその時の経験があったから今があります。
毎日走っていたから、高校生になった時には陸上部の長距離選手と対等に走れるくらいになってました。
そう…
短期的にではなく、
長期的に…
しかも、その過程においては自分に負けずに、
継続的に努力をしなければ、
そんな簡単に成果なんて出るもんじゃないんです。
って私は思うんです。
ちょっと疲れたから…
ちょっと眠いから…
今日はお腹が痛いから…
今日は頭が痛いから…
そんなんで、勉強を必死にやれない子が、
そんな簡単に学力が上がると思いますか?
そして、
逞しさを、強い精神力を身につけることが出来ると思いますか?
勉強は甘くない…
ということをしっかり自覚し、
今日も頑張って欲しいと思います。
追記
甘くない、辛い勉強ですが、そこを越えると…
何と「楽しい」という境地が待っている…
これも勉強もスポーツだと思います。
早くその段階に到達して欲しいなって…
切に願います。