2019年度春期講習7日目~出来るようにならない勉強~

まずはお礼からです。

けーご、こーた、こーじ、だいき

昨日は本当に有難う。

掃除も終わって一段落してから、

あの頃のように彼らと話していて感じるわけです。

なんも変わってねー(笑)

大人になりました。

顔つきも、

体も、

腹も(笑)。

でも、

中身はさほど変わってない…

これ、自分でも思うんです。

大人になったら色々出来るようになるわけじゃなく、

小学生、中学生の頃の日々の成長が、

その人間の人格を作っていくのだと。

実際、私自身…

小学生、中学生の頃の自分と比べて「大人になった」という自覚が無い。

お酒を飲めるようになった。

車もバイクも運転出来るようになった。

結婚もした。

家庭も出来て、子どもも4人授かった。

でも…

基本変わってない(笑)

小・中学生のみんなには…

大人になっても大して変わらんよ?

だから、

大切なのは「今」なんだと?

ってことをもっと伝えていきたいと思います。

では、本題です。

この春期講習で特に大切にしているのが、

間違えの理由を自覚させる

ってことです。

当たり前ですよね?

当たり前です。

勿論、私も常々かなり意識し、生徒にも伝えていることです。

でも…

中々それをやってくれない子が少なくありません(-_-;)

演習後の指示も、

直しに入る前に必ず間違えの理由を探してね?

気付けない子は、

先生に教えてね?

先生が見つけに行くから!

そういう話をしているにも関わらず…

即直しに入ってしまう…

で、

当然間違えの理由が分かっていないので、

✓同じ間違えをする

✓理由は分かってないけど、とりあえず記憶にある正しい答えを書いて済ませる

そう…

結果的に

分かるように、

出来るようになってない…

それでは勉強になっていないんです。

昨日の中途半端ブログもそうですが…

図形の問題で、

間違えた問題の答えを赤ペンで書いて終了…

結果出来るようになってないんです。

なのに、

子ども自身はノートに問題を解いて、

✖の問題も赤ペンで答えを書けば、

それが勉強だと思ってるんです。

で、なぜそうなるのか?

私は、

家庭学習の弊害だと思ってます。

家庭学習はノートを目いっぱい埋めましょう!

よりも、

家庭学習は1つでも良いから、

出来ないことを出来るようにしましょう!

そう子どもたちに伝え続けた方が、

子どもたちの勉強に対する考え方も変わるんじゃないかなって…

そう思います。

間違えたなら、

なぜ間違えたのかを自覚する。

わからないなら、

なぜそうなるかを考える。

だから…

出来るようになった時に「楽しい」って感覚を持つことが出来るんじゃないのかなって…

そう思います。

ということで春期講習もいよいよ折り返し地点です。

今日もしっかり頑張っていきたいと思います。