2月6日①改めて問いたい、秋田の入試制度の是非

★更新情報★

✓平成31年度新中学1年生に関して…
新中学1年生の中学入学準備講座は、講座定員に達したため1月末日をもって受付を終了させて頂きました。3月21日から始まる春期講習は改めて募集させて頂きます。詳細のご案内要項は近日中にHPに掲載予定ですのでもう少々お待ちください<(_ _)>

✓平成31年度新中学3年生に関して…
新年度に向けて、新中3生は定員を増席致します。既に体験授業を開始している生徒もおりますが、ご希望の方にはまずは無料体験を受講頂き、その上でご判断を頂いております。ご興味御座いますが方はお気軽にお問い合わせ下さい。現在通塾中の生徒さんも、「春期講習から」や「3月から」の転塾にも対応させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

★国立秋田高専学力選抜まであと10日!
★秋田県公立高校一般選抜まであと26日!

昨日は秋田県高校入試前期選抜の合格発表でした。

まずは、悦びの春を迎えた生徒…

本当に、本当におめでとう!

勉強も、部活動も全力で頑張ってきたことを評価され、

引退後はしっかり勉強に向かい、

しっかりと力もつけ挑んだ前期選抜。

その上で「志望校への切符」を手に出来たこと、

私も本当に嬉しく思っています。

そして、保護者様も、

本当におめでとうございます。

ここに至るまで、

本当に悩み、不安が尽きない日々だったことと思います。

そこから解放され、

今はほっとしていることでしょうし、

喜びをかみしめていらっしゃることと思います。

毎日毎日ご送迎を頂き、

沢山のサポートを頂き、

そういう保護者様の支えがあってこその合格です。

ご苦労様でした。

そして、有難うございました。

ただ、ここからがスタートです。

合格はゴールではなく、スタート。

ここ数年、

私が中学3年生に言い続けていることです。

それを理解し、

合格後が決まった後も14期生の仲間と勉強を続けていますが、

周りの受験生は人生至上もっとも本気で勉強するのがこの一ヵ月です。

緩んでいいては、

サボっていては、

いきなり入学後に置いていかれることになります。

ので、高校入学後を見据え、

しっかり勉強を続けて欲しいと思います。

そして、

昨日の前期選抜では残念な結果になってしまった子もいます。

が、大丈夫。

昨日もかなり長時間話をして、

今後のことも話し合い、

今すべきことも整理しました。

絶対に、こいつが輝ける高校に…

その想いを更に強くしましたし、

その生徒も入試という現実を痛感することになりました。

まだ一般選抜もあります。

何も終わっていない。

ここからまた、

共に頑張っていこうと思います。

そして1つだけ。

自塾生が残念な結果になったから…

確かに、それもありますが、

私は以前から秋田の入試制度のついて疑問を呈してきました。

※ので、今年度の入試に限った話をしているのではないことをお断りしておきます。

具体的には

✓内申点(通知表の評定)と当日点の比率が非公開であること

✓面接の扱い

※例えば岩手県なら、面接点数は50点と明示されています。

✓前期選抜のスカウト行為の是非

いや、ここを明確にしないと、

誰が不幸って受験生自身ですよ。

大人は分からないかもしれない、

中学3年生のデリケートな気持ち…

どの子も、

期待しないで

確約は無いから

そんなこと言われたって、

期待してしまいますって。

大人だってそうでしょう?

例えば友達から、

A子ちゃんが君のこと好きらしいよ。

って友だちから耳に入って、

更にA子ちゃん自身も自分に

「好きです」って気持ちを伝えてきて、

それに期待してA子ちゃんに告白したら、

ゴメンなさい<(_ _)>

って…

そんなんあるかよ!って思うでしょう。

私は以前からブログにも書いていますが、

スポーツや学力の面で優秀な子に高校側がオファーするのはありだと思っています。

それはそれで、

高校側にも受験生側にもメリットがあるからです。

でも、

それならそれで、

「高校スポーツ推薦枠」

「学力推薦枠」

ってのを明確に用意すべきだと思うんです。

だって、大学入試だって実際そうなってるじゃないですか。

加えて、それ以外の「前期選抜の枠」は絶対にスカウト行為はしてはいけない。

あくまで「自己推薦形式」という形。

それなら、

受験生自身ももっと前期選抜を、

高校入試のチャンス

として捉えられると思うのです。

そして、

内申点(=調査書)と当日の学力点の比率もそうです。

宮城県なら学校ごとに、

調査書重視高校 内申7:当日点3⇒内申6:当日点4

等、

定員の8割と2割を更にその比率も変えて、

合格者を決める等の制度になっています。

このように明確になっていることも勿論ですが、

何より大切なのは

それ(入試制度)を受験生自身が理解できる

ということです。

当たり前ですよね?

自分が挑む入試なのに、

その全容が把握できない…

そんなんあり得ますか?

あぁ、止まらなくなるのでこの辺で止めますが、

いずれにせよ…

今後秋田の入試制度は透明性を増していくはずです。

今年度の県議会も傍聴に行き、

その事実自体は確認しています。

※ただ、どのくらいのスピード感で、どの程度明確になっていくのかは依然不透明ですが(-_-;)

自塾生の為だけではないんです。

秋田の中学生が、

自分の高校入試のことをちゃんと知って、

フェアな状況下で入試に挑めるようにならないと、

その犠牲になるのは子どもたち自身です。

何とか…

私も出来る範囲で働きかけていきたいと思います。