サヨナラテストと言語化と…

恐らく20歳を超えてから考えると、

いや…

ひょっとすると「風邪」では過去最長期間の体調不良となった今回の体調不良から復活した私ですが、

そのバトンを引き継ぐように末っ子の三女がインフルに感染しました(-_-;)

が…

超元気(笑)

完全復活したので、

1週間ぶりに自分で自宅の掃除をしていたのですが、

まぁその間も元気に走り回るわ次女と騒ぎまくるわ…

塾生でも先週からポツポツインフル感染の報告が入っていますが、

1にも2にも「予防」です。

特に受験生は細心の注意を払って予防に努めていきましょう。

で、本題に行く前に余談ですが…

先週の私は生活もそうですが、

食生活も普段と全然違いました(当たり前ですが(笑)

★禁酒(←当たり前だっちゅーの(笑)

数年前には熱が38度あってもビールは飲みたくなって普通に飲んでいた私ですが、今回は「飲みたい」という気持すら全く湧かない日々でした。意図せず休肝日が出来たのは良かった。

★サラダを食べれず…

というよりも、冷たい食べ物が全てダメでした。とにかく体が冷える…普段の食生活も、冬場は温かいものをメインに変えていくべきかなと反省しました。よって、今日はスープとおにぎり。昼食も夕食もスープとおにぎりです。明日くらいからはジムも再開しようと思ってますが、食事もサラダの日、スープの日というように、ちょっとサイクルを作っていこうと思います。

★睡眠時間

いや~…寝ました。毎日出社時間を遅らせてもらい、帰宅後も早々に寝ての繰り返しだったので、毎日10時間以上普通に寝てました。で、改めて思いましたが、体調不良の時には「寝る」ってのがタイセツデスネ。

★コーヒーも体が受け付けず…

基本はコーヒー。食事のときだけお茶。という感じですが(ついでに言うと、焼酎のコーヒー割も好きです)、先週はコーヒーも体が受け付けず…で、今このブログを書きながら1週間ぶりにコーヒーを飲んでますが、美味しい(笑)

何が言いたいか?

健康、バンザイ!

\(^o^)/

ってことです。

皆さん、健康管理に努めましょう!

※何を偉そうに…先週ヘタってたくせに!というつっこみはご遠慮ください<(_ _)>

さて、本題です。

まずはキャンパスの受験生の伝統でもあるサヨナラテストが先週から始動しています。

歴代の先輩達から受け継がれてきたファイルを使用し、

4期生からスタートしたこのテストも、

遂に14期生までバトンがつながれてきました。

このテストの意図は

★強制的にアウトプットの機会を増やすこと

★そのアウトプットを経て、インプットすべき内容を明確にすること

大きくはこの2つです。

ともすると、

この時期の受験生は間違った方向に向かってしまいます。

※例えば「理科が苦手だから、もう一度テキストを1ページ目からやり直そう!」とか「この時期からは社会が伸びると言われたから、年号を一から覚え直そう!」とか。

さすがにそこまで極端なことを始める子はここ数年ではいませんが、

それでも「インプット」に偏った勉強をする子は少なくないのです。

でも、入試は、テストは、インプットではなくアウトプットなんです。

どんなにきれいなまとめノートを作っても、

それが入試で合格のためのプラス材料になることは無いのです。

大切なのは、

当日の点数を1点でも増やすこと。

その為に、

現状の穴を明確にし、

その「穴」を埋めるためのインプットに全力を尽くすことが大切なんです。

実際、

実力テストで9割を超える子たちも、

基本レベルの問題での落としも結構見られます。

サヨナラテストの目的はまさにそこなんです。

ですから、

出てきた穴を前向きに捉え、

そこをしっかりとカバーし、

入試までの残り時間を最大限有効に使えるように、

勉強に向かってほしいと思います。

で、もう1つですが、一昨日の日曜日…

私はほぼ一日寝ていたのですが、

子どもが自宅にいたらまともに寝れないでしょう?

という気遣いと、

子どもたちが家にいてもうるさいし、

有り余るパワーが消費できないということで、

相方と義母が4人の子どもたちを外に連れ出してくれました。

で、14時頃でしょうか…

一度目が覚めて、

さすがに毎日寝すぎていたからか、

一向に寝れないので、

ちょっと本を読もうとベッドで本を読んでました。

ジャンルは普段滅多に読まないサッカーの本で、

技術解体新書

という現名古屋グランパスの風間監督の著書でしたが、

まぁ面白かったです。

サッカーの技術的なこともそうですが、

一番興味深かったのが、

言語化の手法

です。

感覚的なモノ、コトを出来る限り言語化する。

しかも、

自身のイズムを大切にしながら。

これ、

勉強の指導において私も目茶苦茶大切にしていますが、

勉強でも良く多用されるのが

集中しなさい!

スピードアップしなさい!

真剣に覚えなさい!

等の文言です。

でも、

集中って何?

どうすればスピードが上がるの?

どうすれば覚えられるの?

って話だと思うんです。

これ、親が子どもに当たり前に使ってしまう言葉ですが、

立場を逆にして考えられない親御さんもいらっしゃると思うんです。

私も含め。

例えば仕事で上司に

集中して仕事しなさい。

だからこういうミスが出るんです!

って言われても、

恐らく「やってるっちゅうーに!」と思うのではないでしょうか?

これ、子どもも同じですよね?

子どもは子どもなりに「やってるつもり」なんです。

だからこそ、

具体的に、

出来れば行動でどうすべきか?

ってのを伝えるようにしなければならないと思うんです。

しかも、

それを子どもが分かるようなコトバで。

言語化というのは、

それだけ大切だと思うんです。

で、風間監督のこの著書は、

そういう視点で読んだ時に本当に面白かったです。

まぁ…

サッカーに興味が無いと、

そもそも全く面白くないと思いますが(苦笑)、

自分的には勉強になる1冊でした。

今年は…

読書のペースも戻そうとしていて、

とりあえず週1冊ペースを目標にしていますが、

とりあえずここまではそのペースを守ってこれているので、

ちゃんと読書もして、

自分自身沢山の学びを得て、

子どもたちに沢山還元できるように努めていきたいと思います。

追記

昨日3Sクラスの作文の際に話したゲノム編集の件ですが、

ちょうど今日の魁新聞の朝刊に掲載されていました。

超タイムリー(笑)

是非読んでみてください。