質を上げる、時間を作り出す!

朝晩の冷え込みが本当に厳しくなってきました。

今日なんて完全に寝坊して、朝活も結局できず…

まぁ、毎年恒例のことですが、

この時期はあれこれやることが重なって、

頭を使うことが多いのと、

寝る時間も寝る時間なので、

どうしても朝布団から出るのが億劫になってしまったり…

ただ、それじゃイカンので、

今日のことは反省して、

また明日からちゃんとやろうと思います。

では、本題です。

昨日は夕方の道場部からの、

夜は中学3年生部の一斉授業でした。

道場部の子、みなよく頑張っていて良い感じです。

私も来年度に向け、

道場部の内容にちょっと変更を加えようと思っていますが、

バランスが難しいですね。

計算や漢字、語句も大切にしたいけど、

学校の進度に合わせての確認もしてあげたい。

加えるなら、

もう少し思考系のトレーニングも入れてあげたいけど、

あれもこれも!

となると、

確実に効果は薄れてしまう…

やはり大切なのは、

こちら側がしっかり絞ること。

目的を明確にして、

何を子どもたちに身につけてもらいたのか?

その軸をブラさずにいくことが大切です。

熟考を重ねていきたいと思います。

で、話は夜の中学3年生部の一斉について。

来週の実力テストを見据え、

「過去問実践週間」に突入していますが、

昨日は解説の時間をたっぷり確保したかったので、

火曜日の自習の時間に数学は演習と〇付けまで済ませていました。

その上での昨日の解説だったわけですが、

まずSクラスに関して言えば火曜日に終えた演習の「解き直し」を済めませていた子は2名のみ。

いや、確かに

「直しまで済ませておくように」

という指示は出していません。

でも、だからと言ってやらなくて良いのか?

絶対違うと思うんです。

少なくとも僕なら…

例えば点数が8割を切っていたらショックを受けるでしょう。

まだまだ足りない…

そう思うことでしょう。

平均点が50点以下のテストだから…

そんなの関係ありません。

だって平均点を取るために勉強しているわけじゃないんだから。

※現状を踏まえて、当面の目標が平均点であるというケースもあり得ます。それはそれで良いのです。

加えて、

翌日に解説授業を受けるのなら、

不明点を明確にした上でそれを聞きたい。

自分と違った解法、アプローチがあるなら、

それを聞きたい。

その為に、

やるべきことをやっておきたい…

そう考えると思います。

僕なら。

で、事実…

昨日までに解き直しを済ませていた子は、

Aクラスの中でもTOP点数で80点だった子と、

最近非常に意欲的に勉強に取り組んでいる子の2名のみでした。

ここからも分かると思います。

上がる奴は、上がるべくして上がってる!

ってことが。

やはり、意識なんです。

やるべきことをやってるか?って話なんです。

加えて、

昨日のテストでも落とした問題は人それぞれでした。

※ほぼ全員アウトだった問題もありますが。

✓合宿でもやった関数の座標を用いて面積を出す問題

✓関数のグラフを用いて立式して考える問題

✓合宿でもやった合同の証明

✓その証明を用いた利用問題

✓規則性の問題

そう…

こうやって考えると、

自分が関数で落としているのか?

平面図形なのか?

空間図形なのか?

確率なのか?

規則性なのか?

数の性質なのか?

計算ミスによる落としが多いのか?

そういうのがどんどん明らかになっていきます。

そして、

そういう問題に取り組んで勉強するからこそ、

自分の勉強の質は上がっていくのです。

いいでしょうか?

勉強は精神論だけではどうにもなりません。

考えて、

頭を使ってやらないとダメなんです。

英語も同様です。

昨日の授業で話した通り。

何で点数が伸びてこないのか?

伸び悩んでいる子に共通しているのは、

中学1年生から何度も何度も言われ続けていることをやっていないから…

それに尽きます。

ちなみに、

私は他県で塾講師をやっていたなら、

特に中3生の英語の授業やそれに関する指導はかなり変わってきます。

でも、

秋田県だから…

小学生から一貫して今のスタイルでやっています。

秋田県の英語は、

とにかく単語が書けないと話にならないのです。

90点以上を安定して取るには、

単語が「分かる」のではなく「書ける」能力が必要なんです。

そういう意味においても、

単語をかける力が必要ない英検で3級持ってようが、

実力テストでは50点とか、

定期テストでも8割くらいになってしまうとか、

そういう状況が散見されるのです。

話を戻しますが、

英語に関しても「有益な勉強」をしようとすれば、

必然的に時間がかかります。

テスト直しも同様です。

50点の子がテスト直しを20分で終えたとすれば、

恐らくそれはほぼ意味なしです。

50点の子なら、少なくとも1時間はかかるはずです。

いや、かかる子なら2~3時間かかるかもしれません。

その位「意味のある勉強は時間がかかる」し、

50点位の子は基礎が入っていないという証拠なんです。

実際、昨日もそうでしたよね?

柱体の体積の公式

錐体の体積の公式

円の面積の公式

演習の公式

素数の意味

こういう「基本」が抜けているなら、

そういうことを1つ1つ確認していかなければいけません。

春先にも、

夏期講習でも、

過去問演習の度にも言い続けてきたことです。

でも、

そういうのを未だ覚えていない…

これが現実です。

つまりは自覚です。

覚悟です。

覚えるべきを覚える…

暗記推奨とか、そういう下らない話じゃないんです。

覚えるべきを覚えてないと、

そもそも解けないでしょ?って話です。

江戸幕府を開いたのは誰で、

何で参勤交代の制度を作ったのか?

その事実なんて、

考えて分かるもんじゃないでしょ?

って話なんです。

そうやって…

何度も何度も言われてきたことを、

そろそろ腹の底から自覚して、

本気になって、

前向きに勉強に向かっていくべきです。

そうすりゃ、

自ずと結果なんて出てきますから。

全ては自分次第。

そういう気持ちで頑張っていきましょう!