14期生勉強合宿を終えて…
さて…
勉強合宿からの休塾日を1日挟み、
今日から塾も再開しています。
公立の小・中学校は秋休みの為、
既に受験生は教室で自習を開始しています。
合宿を経て、雰囲気も非常に良い感じで勉強に向かっているように感じます。
本当は合宿に関して多々振り返っておきたいところはあるのですが、
それは11月号のキャンパスNEWSに載せようと思います。
が、1つだけ。
今年度の合宿は、
これまでの合宿で一番ストレスフルで楽しいものになりました。
その理由を挙げるとすれば、
✓生活面において、目に付くところがあまりなかった。
これは、食事面や軽食、授業終了後の夜の居残りコマもそうですが、どの子も節度ある生活をしてくれたことが大きいです。朝食、昼食、夕食をがっつり残し、夜にカップラーメンをたらふく食べている…そういう子も皆無でしたし、最終日の朝、チェックアウト後に鍵を返却する前に全部屋を見回りましたが、数部屋を除き、どの部屋も非常にきれいに整頓されていました。素晴らしいですね。
✓授業中の姿勢が素晴らしかった。
いや、当たり前っちゃ当たり前の話なんでしょうが、まぁどの子も本当に集中して頑張っていたと思います。で、夏期講習の際にもブログやNEWSでも書いたような気がしますが、「学校の授業中もこういう姿勢でやってくれれば、絶対にもっと力がついていくのに…」と強く思いました。すべきことをしっかりやる!当たり前のことを当たり前にやることがどれだけ自分の為になるのかを、今一度考えてみて欲しいなと思います。
✓参加講師13名の「目的」が明確だった。
当然毎年そうなんですが、今年は特にここが大きかったと思います。この合宿で何をするのか?それを合宿後の勉強にどうつなげていくのか?その為にがどうしう指導を意識すべきなのか?「普段の授業と同じじゃん…」と思われるかもしれませんが、私の中では違います。いや、正確には「違う点が多々ある」という感じですが。また、私は何もしていませんが、佐久間T、伊藤T、恵亮Tの準備がこれまででベストだったというのも大きいでしょう。昨年までの課題をしっかりとフィードバックし、今年の合宿に向けてアップデートしてくれました(途中で厳しいことも言ってゴメンなさい<(_ _)>
と、非常に実りと今後に向けての種まきが上手くいった合宿だったわけですが、
ただ課題もまた見えました。
①準備テストに向けての「準備」不足
事前に範囲を指定し、そこから英社国(理)のテストをやったわけですが、まぁ見事に準備の差が結果に表れました。クラス毎にテストの内容(レベル)にも差をつけていたわけですが、まぁ「やる子はやるし、やらない子は今回もあれこれ言い訳をしてやってこなかった」という状況でした。で、私は思うんです。「社会はやったけど国語はやらなかった」とか「英語に時間を割き過ぎて」とか…でも、あなたが受ける高校入試は5教科だってわかってますか?高校入試は5科目の総合点で競い合うものだってわかってますか?そう思うんです。得意科目、不得意科目ってのは勿論ありますが、もう少しバランスを考え、あくまで入試は5教科だってことを自覚して欲しいと思います。
②問題を読まない、マーキングをしない
もう、この点においてはAAクラスは素直さが足りませんでした(というか足りない子が少なくありませんでした)。問題文の中で「平行」「等しい辺(角)」「座標」などには印をつけて図やグラフに書き込んでね!と何度も言っているのに、それをやらないから…見落とすから解けなかったり、気付けなかったりというのが多々ありました。最後の総括で「よく頑張っていた」とは言いましたが、「素直に」というキーワードを私が使わなかった理由はそこです。素直に言うことを聞いた方が良いと思いますよ、絶対。
③直ぐに質問すること粘って思考する子
これ、どっちの方が伸びるかは言わずもがなですね。伸びると思う方の学習を実践しましょう。
勿論まだまだ他にもありますが、
私の中では授業中と閉会式の中で伝えたつもりですので、
それをしっかり意識して、
また今日から一つ上の質の受験勉強に取り組んで欲しいと思います。
追記
この合宿中に10年間時間を共にしてきた、わが家の大切な家族であるアルマ君が天国に旅立ちました。
私は看取ることは出来ませんでしたが、
昨日は火葬をして、
子どもたちにとっては「命」について考える機会になりました。
これまでもひいばあちゃんやひじいちゃんの死もありましたし、
その葬儀にも参加していたのですが、
やはり毎日を共に過ごしてきた身近な存在がいなくなるというのは、
全然違った感覚があったようです。
命とか死とか…
自分自身もよく分かっていないことを、
子どもたちに教えていくのはやはり簡単ではないですね(苦笑)
まぁ、私は1つだけ…
自分に関して言えば、
「良い人生だった」
と思って天国に旅立てるよう、
毎日を生きていきたいなって思います。