【夏期講習7日目】関数のまとめテストを終えて

早速表題の件ですが…

昨日は中学2年生の一次関数単元のまとめテストを実施しました。

で、結果は…

トップの生徒が100点。

それに対して、

一番取れなかった生徒は8点でした。

同じ塾で同じ授業を受け、

同じ日にテストを受けているのについてしまったこの差…

ここで私が問題視しているのは「8点」と言う事実ではなく、

その結果に至った過程です。

ちなみに、その8点だった生徒…

心配だったので授業前にノートを確認したら、

前回の授業から全く復習されていませんでした。

金曜日の時点で、

☑基本的な立式もできていないこと

☑グラフを書く時の表もかいていないこと

☑比例定数、傾き、変化の割合、切片、定数といった用語が入っていないこと

こういう状況だったので、

それに関しても「復習が出来ていないのが原因だよ?」と伝え、

土日の休塾期間を利用して、

しっかりやってくるように念を押していました。

が…

そのアドバイスは実践に移されることなく、

そういう「過程」の上での昨日の結果だったのです。

それに対して…

結果的には50点ちょっとだったものの、

私の中では及第点だと思った子もいました。

最初は全てがちんぷんかんぷん…

授業に参加した時点で関数の授業以前に連立計算にも不安があったので、

そこからの取戻しも必要でした。

そんな中でも、

地道に一歩ずつ前進し、

1回目の単元テストで課題はあるとはいえ、

半分はしっかりと越えてきた。

私の中ではこれこそが「前進」だと思っています。

勿論、

全員に1回目のテストで90点を超えてもらい、

満点の生徒が複数出てくれるに越したことは無いでしょう。

でも、

覚えるスピードだって、

理解スピードだって、

個人差があります。

中学2年生以下は、

夏休みとは言え勉強だけでなく部活動や習い事だってあります。

全てを勉強時間に割ける子ばかりではない。

いや、むしろそうできる子の方が圧倒的に少ないです。

自塾生の場合は。

だからこそ、

一歩ずつ前進することが大切なんです。

また、2年生に限らずどの学年においても、

「言われたことを素直に実践できるかどうか」

で差がついてきているとも感じています。

例えば昨日で言えば、

関数のテストで92点だったある生徒。

グラフ以外はばっちりでしたが、

グラフ問題だけ2問間違えての92点でした。

利用問題も、グラフの面積二等分の問題とかもちゃんと解けている。

のに、

グラフだけ間違えている(-_-;)

理由は明らかです。

表を書いていないから。

私は比例も一次関数も反比例も、

必ずグラフを書く前に表を書くことを徹底させています。

なぜか?

でないと、中3の関数につながらないからです。

中1から中3まで、

グラフをかくときにはまず表をかく

が実践されれば、

そこで躓くことは無いのです。

また、ある1年生は…

授業内で文字式計算をやりましたが、

※中1数学はこの夏期講習は基本復習メインにしています。

その際に分子が多項式になっている計算で間違える子が多く、

☑必ず分子に( )をつけること!

☑必ず分母をまとめること!

を授業内で徹底するように伝えました。

今までも…

リアルに何度も何度も伝えてきたことですが、

それでも昨日の授業内でも再度声を大にして伝えました。

が…

授業の最後に実施した確認テスト。

結果的に、

授業内で言われたことをやらずに、4問間違え…

そのすべてが、

授業内で「こうするように!」と伝えたことをやらずに間違えてしまっていました。

授業内で穴が見つかることは良いことです。

絶対に。

自分の中で忘れていること、

分からない問題があること…

こういうのは全て収穫です。

が…

それをそのままに放置してしまっては意味が無いのです。

見つけた穴を修正し、

出来なかった問題が出来るようになるから、

それで初めて意味があるのです。

授業に参加したことに意味があるのではなく、

出来るようになったことに意味がある。

連日口酸っぱく子どもたちに伝えていることですが、

その意識を向上してもらえる様に…

しつこくしつこく、

ネチネチネチネチ(笑)、

伝えていきたいと思います。

ということで、今日も頑張っていきましょう!

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