やり方はいたってシンプル

★平成30年度夏期講習のご案内はこちらです。

★学童スクール夏休み短期利用ご案内はこちらです。

あっという間の7月です。

早いもので平成30年も昨日から下半期に突入…

時の流れの中で仕事もプライベートも、

惰性にならないように注意しながら日々を過ごしていきたいと思います。

そして、今日は附属以外の中学3年生が実力テストに挑んでいます。

昨日も登塾した3年生は本当に素晴らしい集中力でテスト勉強に励んでいましたし、

その中で先週やった過去問の直しに時間を割いている子が多かったのは確かな成長だな…

と。

14期生の勉強する様子を見て想いっていました。

今日テストに挑んでいる子は最後まで集中して…

しっかりやりきってきてほしいと思います。

では、表題の件です。

昨日の日曜開校で附属中1・2年生のテスト勉強のサポートをしたわけですが、

やはり理社…

英数も不安が無いわけではないのですが、

理社に関しては完成度がまだ5割という子もいます。

で、そういう子に共通しているのは理科でも社会でも、

直しが正答書いて終了

になってるってことです。

1年生には準備講座から伝えてきましたし、

2年生は昨年からルールとして言われてきていることなのですが、

どちらの学年も完成度が低い子はノートの内側が真っ白です。

まとめるのが面倒だったのか?

もしかすると覚えた気になっていたのか?

いや…

テスト直前にまとめばっかりされるのは困ります。

直前というのはそういう時期じゃないですし。

ただ、ここに至る対策特訓開始後からのノートも、

間違えが結構あるのに内側真っ白なんです。

加えて、

間違えた個所だけも翌日に必ず解くこと!

という指示を守っている形跡も無し…

そりゃあね…

出来るようになるわけないでしょう?

って思うんです。

昨日もそうでした。

テキストの一問一答では答えられるんです。

Q:緯線と経線が直角に交わった地図では赤道から離れるほど何が実際よりも大きく示されるか?

A:面積

と。

でも…

これが本当の知識になってないんですね。

私「(図を指して)こういう地図ってなんていうっけ?」

生徒「…モルワイデ図法?」

私「いや、違う。メルカトルね?」

生徒「あー、はいはい!」

私「で、この地図って何が正しく表記されてるんだっけ?」

生徒「面積ですか?」

私「なんで逆に質問してんのや(笑)。違うわ!」

生徒「方角ですか?」

私「いや、角度ね。ちなみに、この地図のデメリットってなんだっけ?」

生徒「…忘れました。」

とまぁ、こんな感じです。

緯線と経線が直角に交わった地図をメルカトル図法と呼ぶこと。

メルカトル図法の地図のデメリット。

加えて、

なぜ赤道から離れると面積が大きく表示されるのか?

その考えの延長で良く出題される経線間の距離の問題の説明も…

ミニ地球儀をやって準備講座でも説明しました。

が…

完全にそういう説明が抜け落ちている…

そういう説明が抜け落ちているだけではなく、

そもそも一問一答自体頭に入っていない子もいるわけで…

じゃあ、なぜこうなってしまったのか?

なぜ現状の完成度がこの低さなのか?

答えは簡単です…

覚えるまでやっていないから。

勉強のやり方云々…

私はそこをかなり重んじているので、

恐らく「先生」の中でもかなり口うるさい方だと思います。

それは「型」をまずは定着させなければいけないからであり、

その子その子のオリジナルは「そこ」にどんどん加えていけば良いと思っています。

しかし、そもそも…

そういうやり方の前に、

単純に覚えるべきは覚えなければいけないという意識が欠落している子もいます。

それでは、やはり厳しいわけです。

私が普段から言っているやり方も、ノート法も…

全ては1つの目的に集約されます。

勉強が出来るようになる為。

テストで点数を取る為。

これだけです。

そして、これまで耳タコで伝えてきたように、

私がキャンパス生に伝えている全ての勉強に関する全ては、

ここに帰結します。

そう…

実は超シンプルなことなのです。

それを忘れず、

附属中生はテスト前日の今日を有意義に使ってほしいと思います。

おし、社員ミーティング開始です。