考える…難しいけどそれが学力向上には不可欠
まずはお礼からです。
Kすけ&Aたママさん…
昨日は温かなお心遣いを本当に有難う御座いました。
講師陣皆で有難く頂戴しました。
一人暮らしの男性講師陣…
大喜びでした。
本当に有難う御座いました。
そして、Hやママさん…
同じく温かなお心遣いを有難うございました。
講師陣皆で有難く頂戴致します。
わざわざのお気遣い、
心より感謝申し上げます。
有難うございました。
さて…
今日は月曜日。
東中生は今日定期試験に挑んでいますし、
泉、山王、西、御野場中生は今日が定期前日になります。
東中生は昨日まで積み重ねてきたものをしっかりと出し切ってくれるでしょうし、
明日定期を控える子は今日最後の仕上げに全力を尽くすことでしょう。
そして…
中学3年生は息つく間もなく実力テストが入ってきます。
各々がすべきことにしっかりと取り組み、
結果に結び付けられる勉強に出来るように努めていきましょう。
そして、ここからは表題の件です。
先週の小学6年生の授業では「考えること」の重要性を改めて伝えました。
というのも…
元々「考える」という言葉自体が抽象的なので、
「考える」って何?
そう思う子は少なくありません。
いえ…
私も含め、大人でもよく分かっていない人は少なくないでしょうし、
普段からそれを実践できている人もそうそういないのかもしれません。
それでも、
学力を高めるためには「考える」ということは不可欠です。
一応辞書には、
①知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせること。
②関係する事柄や事情について、あれこれと思いを巡らす。
③工夫する。工夫して作り出す。
④問いただして事実を明らかにする。
⑤占う。占いの結果を判断・解釈する。
とあります。
では、私は勉強において「考える」をどのように捉えているかというと、
今自分に備わっている知識を元に、
例題などの説明を読み、
解き方を理解すること。
だと思ってます。
あくまで私は、です。
で、なんでこんな話をしたかというと…
今年の6年生に限らないのですが、
よく考えもせずに「ワカリマセン」と口にする子が少なくありません。
勿論…
その気持ちも分からなくはありません。
なぜか?
「考える」ってのは面倒だからです。
もっと言うと、私なりの解釈の中にある
「例題根戸の説明を読み」
という段階が面倒なのです。
そう…
読むのが面倒。
そして、
それを読みながら解放例と照らし合わせて理解するというのも面倒。
だから、
「わかりません」
と結論付けるのがラクなわけです。
でも…
それでは学力は伸びない…
考える力は身につかないのです。
じゃあ、どうすべきか?
それは、
面倒がらずに自分で考えるトレーニングを重ねていく…
これしかないんですね。
ここは、こちら側も根気が必要になります。
だって…
教えてしまえば楽なんですから。
こっちも。
私たちが説明すれば子どもたちはうんうん頷きながら聞いてくれますし、
最高の笑顔で「分かりました!」なんて言ってくれます。
その表情を見ると「先生」と呼ばれる職業の多くの人は幸せもやりがいも感じるでしょう。
※当然それは私もです。
でも…
何でもかんでも「分からない」で済ませようとする子に頑張って教えても、
翌日には確実に忘れているんです。
※正確には教えられた時点で良く分かっていない子が結構多いのですが…
教えられたことを。
で、また一から教え直しても、
また翌日には同じ状況…
なぜか?
それは、考えていないからです。
自分の頭を使って理解するに至っていないからなんです。
スポーツでもそう…
自分で練習した日々は、
辛いと思ったそういう練習が、
必ず自分を成長させてくれます。
勉強でもそう…
一生懸命に試行した上で理解に至った問題は、
必ず自分のものになっていきます。
ので、
それを忘れずに普段の学習に取り組んで欲しいと思います。
このように書くと、
「質問をしてはいけないんだ」という誤解釈をする子が出てきますが、
決してそうではありません。
でも「よく考えた」上で質問しましょうってことです。
そうすれば質問もより具体的になってきますし、
「解説」の意味が、効果がより大きくなります。
しっかりと「考える」勉強をしましょう。