塾生保護者様に知っておいて頂きたい現状…

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最初に…

今日のブログは是非全塾生保護者様にお読み頂きたいものです。

特には中学1年生…

先日保護者会でもお話させて頂きましたが、

GW課題の添削を終え、

私が想っていたよりも根が深い問題だと痛感しました。

このままで勉強の成果なんて臨めるはずもありません。

だって…

誰でも出来ることが出来ていない子が、

あまりに勉強を適当に、雑にやっている子が多すぎるので。

ということで、

ちょっと愚痴っぽくなってしまうかもしれませんが、

そういうつもりでは無く、

全塾生の前進に繋げるために、

先週の保護者会のお話を踏まえてお読み頂ければと思います。

ではいきます。

この3週間…

隙間時間とは言いながらも、

膨大な時間を費やして進めてきた中学1年生のGW課題のチェックが昨日終了しました。

 

3週間なんてオーバーな(笑)

と思う方もいるかもしれませんが、

本気でかかりました。

23名分(まだ1名未提出の為)の添削に。

正直、私はこういう添削系は慣れているので、

一般的な「先生」の中では添削にかかる時間は(同じ分量なら)かなり早い方だと思います。

で、この課題に関しても

まぁ、1年生の24名分だからかかっても10日間か?

そういう感覚でいました。

1日3名で8日間。

ただ、〇つけが雑な子もいるだろうし、

手直しが必要な子には結構時間がかかるだろう…

だから、+2日間を見て10日間。

こういう目安です。

でも、実際にかかったのが3週間…

倍以上です。

その一番の原因は何か?

それは〇つけの適当さによるものです。

〇つけに間違いがない子(全問正解ではありません。正解には〇を、誤答には×を)は5名もいませんでした。

それどころか…

明らかに正答を見ずに〇つけをしている子が5名以上…

それがこういう状況です。
 

ピンクの×がついているのは、

 

間違っているのに〇つけで〇になっていた問題

です。

当然、この写真のページだけでも、

この写真に収まっている人数分だけでもありません。

こういう状況にある子が何人もいます。

保護者会でも何度もお伝えしましたが、

私は「間違えるな!」とは一言も言っていません。

※同じ問題で3回以上間違えている場合は別です。

私が常々言っているのは、

正答をしっかり見て、〇つけを正しく行いなさい

だけです。

そして、

間違えた問題に何をして、

どういうことをしてそこから「出来る」に持っていくのか?

ということも合わせて何度も伝えています。

そう…

〇つけを正しくやるというのは小学1年生でも出来ることです。

誰でも出来ることを、

「面倒だから」とか、

「まぁ、いいや」とか…

そういう理由で正答を見ずに〇つけを超適当にやっているんです。

この状況で成績が伸びるでしょうか?

意味のある勉強ができるでしょうか?

私は、子どもたちは勉強を通して様々なものを身につけていくと思っています。

勉強だからこそ学べるものがある…

それは「5科の知識」だけではありません。

壁にあたっても忍耐強く思考する力。

嫌になりそうな時でも粘り強く覚える為に練習する力。

勉強を効果的に行うために計画を立てる力。

こういうのは、

全て後々大人になった時に武器になっていくと思っています。

が…

今回のGW課題を見ても、

そういう学びになる勉強には全くなっていない…

そういう子が複数いるのです。

そして、

これはGW課題だけに限った話ではありません。

当然、

普段の塾の個別指導の宿題も、

学校の家庭学習も、

ほぼ100%の確率でこういう「雑」な勉強になっていると思います。

何を勝手な妄想を…思い込みを…

そう思う方もいるかもしれませんが、

実際にそれを裏付けることがあります。

一昨日、中学生として初めての定期テストを受験した1年生の2名…

その2名、

昨日の時点でそれぞれ2教科、3教科の返却でしたが、

その5枚の答案用紙には95点を切っているものは1枚もありません。

100点1枚、あとの4枚も95点以上です。

全て。

だってその2名…

GW課題を見てもちゃんとやってますから。

※修正点が全くないということは有りませんが…

ついでに言うと、

普段から言われたことをしっかりと意識して勉強し、

1回1回の授業にも、

CT(チェックテスト)にもしっかり準備して挑み、

追試になってしまうことがあれ℃、

その都度しっかり修正して追試では一発合格する。

そういう2人だからです。

そう…

少なくとも自塾の場合、

高得点を取ってくる子も、

あり得ない成績アップを果たす子も、

それは塾の力ではなく、

その子たちが普段からしっかりと勉強に取り組んでいるから…

それに尽きるのです。

逆を言えば…

ここまで書いてきたような状況にある子は、

必然的にテストでも同じような結果になることでしょう。

宿題も雑。

家庭学習も〇つけすらせずに、

GW課題なんて答え丸写しになっている子もいる…

※これは決めつけではありません。本人にもその根拠を示し、それを受けて素直に認めてくれました。

これでは学力なんてつくはずもなく、

勉強によって身につくはずの力も絶対につくはずがないのです。

では、このブログで何をお伝えしたいのか?

まず、1年生は明日の一斉授業で未提出の1名を除きGW課題を返却します。

ので、その課題を是非ご覧下さい。

見せなさい、と。

それにあーだこーだ理由をつけて見せようとしないのなら、

確実に「問題有り」ということです。

そして、

それを踏まえて、親子でも一度勉強についてお話されるようにお願いします。

※当然私も改めて授業で伝えますし、個人的に話もします。数名には既に話をしています。

もしかすると、

〇つけの確認だけは保護者様にご協力を頂いた方が良いだろうと思う子もいます。

※「それは塾の仕事だろ?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、それは現実的に不可能です。個別指導でも、担当生徒の宿題を全問〇つけまで確認し、式の過程はテキストへの書き込み等もチェックし…そんなことをやっていたら、指導時間が「あっ」という間に終了します。勿論、「かなり細かめに」見てはいます(と思っています。私は。)、宿題に関しても。しかし、自塾の個別指導の主たる目的はあくまで「演習」です。じゃあ、私がそれを毎回やれば…という話なのかと言えば、それも違うと思っています。だって…チェックしても直す気が無い子は直しませんので、時間の無駄で終わります。私も一応やることが沢山あるので、毎日毎日来る日も来る日も添削だけやっているわけにもいきません…

先日の保護者会でもお伝えしました。

私は、わが子のように塾生と真剣に向き合います。

が、だからと言ってそれですべてうまくいくとは思っていません。

保護者様方のご協力も不可欠です。

保護者様、私たちで主役である子どもたちをサポートし、

子どもたちが自分自身で走り出せるようにしていきたいと思います。

まさに、今こそそれが必要な時だと思っています。

入学からまだ2ヶ月弱…

少なくとも、

去年しっかりできていたことが、

出来なくなっている子が複数いるのです。

何とか今…

しっかり軌道修正し、

この子たちが自身の足で成長していけるように、

その足掛かりを…

保護者様と作っていきたいと思います。

宜しくお願い致します<(_ _)>

追記

ちなみに、中学2、3年生の添削はこれからです。

1年生ほどはかかりませんが、

それでも時間を要します。

返却する際にはこのブログでもお知らせしますので、

中学2,3年生の保護者様も是非ご覧下さい。

ちなみに…

中学2年生は昨日の一斉でプチ説教が下されています。

そして、

去年のようなテスト結果にはならないから覚悟するようにも伝えました。

何故か?

先述した通りです。

個別指導の宿題

GW課題の提出期限

毎週のCTの勉強

去年できていたことが、

明らかに出来なくなっている子が複数だからです。

あとは…

今気付いて自分自身の行動を変えられるのかどうかです。

今のままの取り組みでは、

普段の「質」が去年より目に見えてレベルダウンしているので、

当然テスト結果もそうなります。

今気付いてほしいと…

切に願います。

当然…

私もその為に全力を尽くします。