学力よりも早急に手を打たなければいけないこと…
【県内初の学習塾併設型学童保育学童スクールキャンパスについて】
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【学習塾キャンパス21更新情報】
①定員について…
平成30年度中学部は全学年定員となりましたので募集を停止中です。小学部生は随時無料体験を受講頂けますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
※中学部の「空席待ち予約」はお受けしておりますので、お電話にてお問い合わせ下さい。
②平成30年度高校入試結果について
平成30年度高校入試結果はこちらです。
昨日と一昨日は中学1年生の2回目の個別指導でした。
※私はその指導には入っていません。あくまでその「報告」を受ける立場です。
小学6年生から在籍していた子が殆どなのですが、
中学部になると指導形態も変わります。
小学6年生では、グループ授業×週2回…
それが、
中学1年生になって、
週1回の個別指導&週1回の一斉で週2回の授業に変わりました。
これにより何が変わるのか?
勿論、個別指導授業が入ったというのは大きな変化です。
今までは「授業時間常に目の前に先生がいる」という授業は無かったわけですから。
※道場部から在籍している子は別ですし、補習等では「中学部の個別以上の個別」を経験してきた子もいますが。
でも、その指導形態の差と同じくらい求められるのが、
「人の話を聞く力」です。
特に中学1年生は、
今まで接することが殆どなかった「個別指導の講師」から全員が授業を受けています。
個別指導で受ける解法説明
個別指導週報に関する説明
そういう「人の話をしっかり聞けるのか」というのが問われます。
そんなん、当たり前に聞けるでしょ?
そう思うかもしれませんが、
なかなかそうもいかないのが小学生、中学生です。
事実、
今年の1年生は小学生の頃から宿題状況もまずまず良好でした。
やるべきことはやってくる子が多く、
非常に良い取り組みの生徒の学習状況を紹介すると、
それも積極的に取り入れる…
そういう子が多い学年です。
にも関わらず…
昨日と一昨日の個別指導では「宿題をやって来なかった子」が24名中13名…
そして、その大半の子が、
「週報に書いてある宿題内容の指示の聞き漏れ」でした。
そんなに複雑な用紙ではありません。
これに関しては、時間は大分経過してしまいましたが
中学入学準備講座でも保護者様同席のもとで説明もしました。
基本は週報の左下にHWという欄があり、
その内容をやってくるだけです。
あとは、生徒によって当日内容の未終了問題が追加課題になりますが、
それはキャンパスの講師陣の共通ルールとして、
「未終了問題には蛍光ペンでマーカーをする」となっているので、
そこをやってくればOKなのです。
ですが、
☑蛍光マーカー箇所(つまり当日の未終了問題)のみやってくる生徒
☑HW記載欄の内容のみやってくる子
そういう理由で宿題が未終了ということで、
居残り演習となった子が多数いたわけです。
これに関しての問題は2つ…
まずは、「伝える側」の問題です。
塾の先生なのですから、
大切なのは「伝えた」という事実ではなく、
生徒に「伝わっていた」という事実です。
伝えたつもりでも、
伝わっていないなければ意味がありません。
※と言っても、これはそんな単純な問題ではなく、生徒側も「意図的に伝わっていなかった風にする子」もいますすし(笑)
実際、私自身もそこは普段からかなり、かなり意識して子どもたちに話をしています。
が、そんな簡単な話ではありませんので、
今回の件には個別指導講師とも問題点をシェアし、
より「伝わった」という状況になるようにしていかなければなりません。
で、もう1つ…
そこが今日のブログのテーマなわけですが、
「受け取る側」…つまり、塾生側の課題です。
これは特定の数人ということでなく、
結構な人数がその状況に該当しますが、
「話を聞けない、そのまま受け取れない」という状況が目立ちます。
あとは、
「指示が2ステップ以上になると、その指示の何れかが抜けてしまう」という状況…
この状況にある子も多いです。
勉強は、
自分で読んで理解し、出来るようになっていく
ことと、
教えてもらって理解し、出来るようになっていく
ことがあります。
が、仮に人の話を聞けないとなると、
教えてもらって理解することは不可能です。
そうすると、
先生の説明に積極的に相槌を打ち、
「はい、はい」と非常に良いリアクションを見せながら先生の説明を聞いているのに、
実際は全然分かっていない、理解していない…
こういう状況になってしまうわけです。
実際、こういう生徒は少なくないです。
ですから、
やはりまず優先すべきは「人の話を聞くこと」です。
人の話を聞けるというのは、
社会に出てからも不可欠な力です。
※これを出来ないのは子どもに限らず、大人や学生もだと思います。特にここ数年はそれを強く感じます。恐らく「周囲が変わった、時代が変わった」ということではなく、自分の意識がかなりそこに向き始めたというのが大きな要因ですが。
そして、そこを修正しようと思うと絶対に不可欠なのは、
「家庭内での会話」に尽きると思います。
※小学生~中学生のこどもの場合
親が聞いたことに答えられているか?
※例えば、「今日学校の授業で新しく勉強したことはある?」という問いに「国語」と答えるのは違うわけです。
親の指示を聞けているか?
※例えば、「まずは本を片付けて、その後で手を洗ってね」という指示に、最初に手を洗いに行くのは違うわけです。手を洗うのが悪いのではなく、「指示を聞けていない」という点…
こういうのは一朝一夕に改善されることは有りません。
※と私は思っています。
継続的に、毎日のように親が忍耐力をもって向き合っていかなければいけない問題だと思っています。
ので、同様に塾でも…
そこを修正すべき生徒が修正していけるように、
色々な策を考え、講じていきたいと思います。
ということで、今日も午前からあれこれ所用があって、
出社後も優先してやることがあったのでちょっと遅めの更新になりましたが、
こっからお仕事頑張っていこうと思います。
おし、がんばろ!