以上です。

中学入学後に活きる英語の学習を…とお考えの生徒さん、保護者様は是非ご検討下さい。

余談シリーズその⑤

実は昨日…

ある卒塾生から連絡が来ました。

将来自分で店を持ちたい…

それを教えて欲しい

簡単にいうとこういう内容でした。

ただ、あまりに抽象的過ぎて何も言えることが無い（苦笑）

勿論「自分なんかの話なんか聞いても参考にならんだろ（笑）」という想いもあります。

それでも、可愛い塾生ですから…

そんな塾生が折角質問してきたわけなので、

自分としても応えられる範囲で答えたいし、

教えられることがあるなら教えたい…

でも、抽象的過ぎて何も言えることが無い。

ということで直接電話して、

かれこれ１時間ほど話して、

「まぁもう１度しっかり考えようよ」という話をして終了しました。

このように書くと「否定的」は話をしたように見えるかもしれませんが、

そうではありません。

私、個人的には起業に大賛成の人間ですから。

でも、当たり前ですがそんな甘い話でもないわけです。

だから「やめとけ」という話ではなく、

もう少し全てを具体的に考えるべきだよって話をしたんですね。

ただ１つだけ…

全力で否定に入ったのは、その子が言う「カッコ良い」っていうフレーズでした。

例えば美容師。

中学生とかには華やかに見えるし、

カッコ良い仕事に見えますよね？

私の頃にはビューティフルライフ（だっけ？）ってドラマがあって、

カリスマ美容師なんて言葉も生まれて…

でも、「美容師だからカッコ良い」なんてないと思うんです、私。

「こういう職業だからカッコ良い」

なんて、そんなウっスい価値観しかないのか？と。

こういうお店でこういう仕事をしている人がカッコ良い…

なんて、そんなん表面しか見てないし、

そんな判断基準ばっかだと本当に大切な者なんて何も見えなくなるんじゃないの？って。

そんな話をしました。

私は…美容師という職業についているからカッコ良いんじゃないと思うんです。

自分以外の人が綺麗になって喜んだり、

自分以外の人が髪型の変化で自分に自信を持ったり、

そういう「お客さんが喜んでいる姿」に対して猛烈なやりがいを感じ、

だから日々自分の技術に磨きをかけ、

目の前のお客さん一人ひとりと大切に向き合い…

数年に及ぶ下積み時代にはただただ大変な日々を過ごし、

給料もマネキンだのはさみだのそういう道具に消えていき、

同年代の友達が遊んでいる時、時間帯でさえカットの練習に励み、

初めてお客さんをカットできた時の喜びを、感動をいつまでも大切にして…

辛いこともあるだろうけど仕事を本気で楽しんで、

大変なこともあるだろうけど本気で仕事と向き合って、

そうして笑顔で頑張っている美容師さんだから、

そういう美容師さんだから、

外見以上に強烈な光を放ち、

沢山のお客さんを引き付け、

他人から「カッコ良く」見えるんじゃないのか？って…

そう思うんです。

卒塾生もどんどん年を重ね、

大人になっていきますが、みんなには「カッコ良い」大人になって欲しいなって…

本当にそう思います。

そして…

私もそんなみんなに負けないようなカッコ良いオトナになれるように頑張ろうと思います。