平成29年度冬期講習第13日目~参加しただけでは意味がない~

今日はいつもより遅い時間のブログ更新です。

今頃受験生は最後の教科と格闘していることでしょう。

模試が終了し、帰宅したら、

まずは自己採点&直しに即着手して下さい。

大丈夫だろうと思いますが、

「今日くらいはのんびりと…」

なんてシャレにならない考えは止めて下さい。

1日1日を大切にする…

それを絶対に忘れないように。

さて、いよいよ冬期講習もラスト4日となりました。

早いですね…

そして、昨日の夜の部の授業は

◆1年生数学

◆2年生Aクラス英語

の2本立てでしたが、

どちらも課題が見える授業になりました。

まずは1年生…

このブログでも何度も書いてきましたが、

恐らくこれまでの歴代の学年の中で1,2を争うポテンシャルを現状では有しています。

が、

そのポテンシャルをしっかりと形にして、

本当に学力的に強い集団になっていけるかどうか?

今はまさにそれを左右するタイミングにいます。

昨日の数学も…

10ヶ月以上前なら、かなりの生徒が90点を取れる内容でしたが、

昨日は3名のみ…

※勿論それを分かっていてやらせていますし、そういう意図で講習授業を汲んでいます。

で、その後の様子を見ても、

☑直ぐにテキスト本題にチェック入れをする

☑直しをする前に、「なぜ間違えたのか?」を探す

という、これまた10か月前に出来ていたことが出来ていない生徒が殆どでした。

だから伝えました。

必然だよ?と。

出来ていたことが出来なくなっているんだから、

点数だって下がって当たり前なんだよ?と。

授業だって日々進み、

学習内容だってどんどん増えていく。

そうすれば自ずと「忘れる」ものも出てくるよね?

そんな中でも、

出来るだけ既習内容をカバーするにはどうするべきだと思う?

時間だけかけようってのは駄目だよ?

それは絶対にどこかで限界が来るんだから、

どうしていくべきかをちゃんと考えないといけないよ?

そんな話です。

先ほど、麻布中高に関する記事を見ましたが、

確かに世の中には「デキる」子はいます。

一定数。

そして、そういう子たちは様々な恵まれた環境の下で、

どんどん力を蓄え、どんどん成長していきます。

それに対して、秋田…

学力調査全国上位!

なんて言われても、環境面でのデメリットは…

あ、話が逸れたので戻します。

そう、あくまで与えられている環境下で、

自分に出来ることをしっかりと考えて、

それは勉強面でもスポーツでもです。

そうして、「成長」に繋げていけるように行動していかなければならないのです。

昨日はそういう話をした後、

1年生のスタートからどういうことをやってきたか?

どういう学習方法で力を付けてきたのか?

それを思い出してもらう意味でも、

久しぶりのことをやりましたが、

やはりその成果は確実にありますし、

それを自覚してくれた子も沢山いると思います。

※話を聞いている時の表情も久しぶりに見る「良い表情」の子が多かったので。

ですから、

昨日言われたことを忘れず、

修正すべきを修正して、残りの冬期講習…

そして、年度4回目の定期テストに向かってほしいと思います。

そして、2Aクラス…

一昨日に助動詞の復習授業を行い、

昨日は授業初めにその復習テストを行いました。

が…

惨劇としか言いようがない結果でした(-_-;)

ちなみに、昨日のブログで私はこう書いています。

昨日はこの講習で初めて2Aクラスの授業に入りました。教科は英語で単元は助動詞。去年もcanの延長で触れていましたし、昨年の春期講習でも、通常授業でも、夏期講習でも触れていた単元ですが…見事に「抜け」ていました(-_-;)それはそれは見事に(苦笑)これに関しては何度も言ってきましたが、私は「抜け」があるのは悪いとは思っていません。でも、それを自分自身で自覚せず、その対処をいつまでも取らないというのは違います。加えて…もうそろそろさすがに、定着していないことに対する「危機感」も抱くべきです。このままでいけば…昨日やった内容も冬期講習最終日にはきれいさっぱり記憶から消え去ることになりかねません。まずは覚えるべきを覚える。そして、それを一定のサイクルで復習する機会を作り、完全な定着に繋げる。そういう意識で勉強に取り組んで欲しいと思います。

で、迎えた昨日の確認テスト…

ちなみに、問題レベルは超基本レベルです。

先日canに付随して1年生も助動詞をやらせましたが、恐らくその中の5人は今やらせても80点は取るでしょうし、2人は100点だと思います。

もっと言うと…小学生無料英語教室に参戦している6年生3名…

彼らを今ここに連れてきて解かせても、恐らく70点は確実に超えるでしょう。

※冬休みは英検対策を自分ですることを宿題にしているので、さすがにピンポイントで助動詞だけだと結構忘れていると思うので…まぁ、それでも70点はいくでしょう。

そういうテストです。

が、結果…

54点、52点、62点、56点、70点、100点、94点、100点、22点、0点

以上が一昨日の授業に参加したメンバーの結果。

ちなみに一昨日欠席になった子が4名いますが、その子たちはここに含みません。

※本当は授業を休んでも、その時間割を見て自分でやるべきなのですが、それが出来ない(=体調不良)という事情の子もいたので、そこはフェアじゃなくなるので。

及第点は90点以上の3名です。

一昨日の時点では助動詞が殆ど出てこなかったにも関わらず、

授業中も真剣にやっていましたし、

ちゃんと定着に繋がっているからです。

※1週間後は分かりませんが。

ただ、問題はそれ以外の子です。

言ってしまえば「昨日の今日」でやった内容を、全く覚えていない…

しかも、

覚えるべきを覚えないとどうにもならないし、

今日やったことをしっかり復習して、

定着させないと、

1週間後に忘れるよ?

そういう話をしていたにもかかわらず、です(=先述の通り)。

私には魔法は使えません。

だれでもその授業に参加してくれさえすれば必ず成績を上げる…

そんなことは出来ないのです。

※教科限定の「単科勝負!」であれば、近くの数学専門塾さんのように私も「イケル」自信はありますが。で、私なら英語か数学、社会の何れかで勝負しますが。でも、あの塾さん本当にすげー!覚悟といい、個性的なキャラクターといい…いつか一緒に話してみたい…

やるのは自分である…

覚えるのも自分であり、

出来るようになる為に必要なのは自分の勉強である

今、2Aクラスの子たちに足りないのはこの意識です。

やった方が良いのは分かってる

じゃあ、だめです。

自分なりにやった…

それでもダメなんです。

覚えた。

出来るようになった。

解けるようになった。

一番大切なのはそこなんです。

そこまでやって初めて勉強の意味があるんです。

それを忘れず、今日から意識改革をして頑張って欲しいと思います。

まずは、昨日の内容の確認テスト…

ここがどうなるかです。

頑張って欲しいな…

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