受験生は足し算か引き算か?

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《更新情報》
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まずは、2年生…

修学旅行のお土産有難う!

個人名はちょっと控えさせて貰いますが、

※事前に「先生何がいいですか?」と聞かれ、「本当に要らないから。俺に買うんだったら保護者さんとか兄弟とか、家族に買っておいで!」という話をした子もいましたので。

みんなの気持ちは本当に有難く頂戴します。

本当に、本当に有難う<(_ _)>

そして、そんな2年生…

修学旅行から戻って、いよいよ「日常」が再開しての昨日の一斉授業ですが、

とても嬉しいこともあり、残念なこともあり(苦笑)

まず、嬉しいことはこれです。

2Aクラスの授業開始前、

皆思い思いにチェックテストの内容を確認していました。

ある子は声に出して読み、

ある子はノートに何度も書き写し。

そんな中、目に留まったのがRちゃんのこれです。

今回の確認テストは数学だけど暗記のみ。

修学旅行が入る子が多かったので、

平行四辺形の問題演習はカットして、

※来週のCTで実施しますが。

二等辺三角形の定義、定理、二等辺三角形になる為の条件。

直角三角形の合同条件。

平行四辺形の定義、定理、平行四辺形になる為の条件。

こういう「定理や定義のみで全15問」というのが昨日のテストだったわけですが、

これまでチェックテストで苦戦していた彼女ですが、

自分で考え、覚えるために行動を起こし、

テスト直前もそれと必死に睨めっこしていました。

で、結果的に満点合格!

定期テスト③を経て、その結果を真摯に受け止め、

ちょっとずつ意識が、行動が変わってきました。

これで彼女は2週連続でチェックテストを一発合格となりましたが、

改めて思います。

覚えるまでやるか?やらないか?

それだけの違いでしかない、と。

方法は何でも良いんです。

単語帳を使ったって良いですし、

Rちゃんのようにカレンダーの裏に書いたっていいんです。

ただ、大切なのはその為の行動をおこすこと!

そして、覚えるまで続けることなんです。

昨日も実際そうでしたが、

この辺の図形の性質が頭に入っていなければそもそも解けるわけないんです。

三角形の面積の公式を知らない子に、

「三角形の面積を求めなさい」と問題を出しても解けるわけありませんよね?

そのやり方がそもそも分からないんですから。

でも、三角形の面積は底辺×高さ÷2

という求め方が分かった時点で話がすべて変わるわけです。

にもかかわらず…

その覚えるべきを覚えていないのに、

「先生、これ分かりません…」という質問に来る子が多すぎるんですね。

おいおい…

それは分かるわけないでしょ?

だって、平行四辺形になる為の条件、頭に入ってる?入ってないじゃん?じゃあ、まずはそこ覚えてからもう一度おいで。

としか言えません(苦笑)

だから言ってるんですね?

覚えるべきを覚えないと話にならないよ?と。

話を戻しますが、

昨日はシャレにならない結果の子もいましたが、

まずまず努力の姿勢を見せてくれたので、

来週以降この流れがどんどん波及していくことを期待したいと思います。

とりあえず、Rちゃん、Dちゃん、Aなの満点一発合格は嬉しかった…

が、残念なこともありました。

というのは、そんな姿勢を見せてくれていた2Aクラスの英語です。

これは誰でもない自分自身が分かっていることだと思うので、

次回からしっかりと修正して下さい。

で、前置きが長くなりましたが今日のタイトルの件です。

いよいよ受験生の自習風景にも良い意味での緊張感を感じるようになってきました。

※ごく一部、未だにアリエナイ行動をする子もいますし、ドリームランドに旅立つ子もいますが…

で、その内容を見ても各自考えながら勉強に取り組めている様子が伺えます。

中1、中2の準拠テキストに戻って、理社の苦手単元のつぶしに入っている子。

全国入試で国語に取り組む子。

※ただ、これに関してはやり方が甘い子が散見されます。先日話したことをしっかりと守ってください。

同じく全国入試の分野別で図形の克服、関数の克服に取り組んでいる子。

魁の自習室に取り組む子。

学校ワークやプリントに取り組んだり、

塾の宿題や確認テストの勉強に取り組んだり…

まぁ、多岐にわたります。

ただ、こういう時期だからこそ気を付けて欲しいのが、

勉強を足し算にし過ぎないことです。

あれもやらないと。

これもやらないと。

加えて、この時期になると親心で書店から問題集をわざわざ買って子どもに渡して下さる保護者さんも中にはいらっしゃいます。

が、手を広げ過ぎは要注意です。

目的が「こなすこと」になってしまい、

その学習成果は期待するほど望めなくなります。

※ごく一部の子(受験生の5%~10%くらいの子というイメージ)は例外ですが…

保護者様も是非お考えください。

ただでさえ目の前にやらなきゃいけない仕事が沢山ある時に、

上司(親)の鶴の一声で「これもやっておきなさい。」

なんて言われた日には発狂したくなりませんか?

全部投げ出したくなる気持ちになりませんか?

ただでさえ、

塾から十分な量のテキストとプリント関係を渡しています。

加えて学校から配布されたワークやプリントもあります。

そういう状況でまず第一にすべきは「自分がやるべきこと」を明確にして、

それを計画表に落とし込んで、

1つずつ地道にこなしていくことです。

恐らく保護者さん方の仕事もそうだと思います。

目の前に10の仕事があったら、

それを一気に片付けるのは無理ではないでしょうか?

仮に一気に片付けられるとしたら、

超絶な能力の持ち主であるか、

仕事を想いッきり手抜きしたかのどちらかしかありえません。

※ここで言う能力の持ち主というのは先述のごく一部の子のことです。

仮に思いっきち手抜きしたのであれば、

それが勉強だとすれば、

当然その内容は「やっただけ」になるわけです。

だから、です。

まずは自分自身がやるべきことに足し算をし過ぎないで下さい。

あの子がやっている勉強は、あくまであの子に必要なことです。

その子がやっているテキストは、あくまでその子が必要だと思っているからやっているのです。

君がすべきは、君に必要なことです。

足し算よりも引き算です。

※サボりましょうという意味ではありません!

今すべきは、

今週日曜日の模試に向けての弱点課題の克服。

得意科目の維持。

そして、1月4日に向けての勉強です。

それをどう組み立てていくか?

それは春からずっと、ずっと言い続けてきた通りですね?

地道に一歩ずつ…

歩みを進めていきましょう。

頑張れ、13期生!

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