学童スクール開設への道のり④~学生時代その3、大学合格と実習~

学童スクール開設への道のり②

学童スクール開設への道のり③

※ちょっとずつ、学童スクールへのお問い合わせも頂いておりますが、こちらのブログで今週から少しずつ決定事項も更新して参ります。料金は時間割等々、現在調整しておりますのでもう少々お待ちください<(_ _)>

そんな9か月を経て、結局私は念願の岩手県立大学への入学を果たします。推薦入試で不合格も経験しましたが、結局は一般の前期選抜で合格しました。その頃には…下からTOP10にいた成績がTOP3に入っていましたし、偏差値も60は超えるようになり、中でも英語は勉強開始当初の模試は40前後だったのに、最終的に65くらいまで上がっていました。努力ってタイセツデスネ。
 
関係無い様な前振りはまだ続きます。私が入学したのは「岩手県立大学社会福祉学部福祉経営学科」です。福祉経営と福祉臨床とあったのですが、私は「経営」という響きに惹かれて福祉経営学科に入学しました。で、当然ながら学校生活を過ごしていく中で「実習」もあるわけです。で、その実習が1つ目の転機になります。
 
私が実習に行ったのは児童養護施設と高齢者福祉施設。そこで私は自覚しました。「自分には高齢者福祉施設は無理だ」と。軽蔑されるかもしれませんが、私は「自分の大好きなおじいちゃん」だったら出来ることが、他人になると苦痛になりました。加えて、施設職員の利用者に対する職員間での暴言…聞くに堪えないモノでした。対して児童養護施設での実習は本当に楽しかった。子どもたちが凄くなついてくれましたし。それで、私の中でも「自分は児童福祉かな…」という想いを持つようになりました。
 
そしてもう1つ。そんなタイミングで私は短期での東南アジア(マレーシア、シンガポールなど)の短期留学(実地研修)に行きましたが、その時に受けた衝撃がめちゃくちゃ大きかったのです。
 
◆施設の子どもたちの食料を載せたトラックが襲撃される。
◆それにより数日間食べ物が無いこともある。
そういう話を沢山聞いて、悲しくなりました。と同時に、思いました。「こういう子どもたちの為に働きたい」と。日本のように恵まれた国だと、施設に入所していて食べる物もないなんてあり得ませんよね?でも、「それが当たり前」の子ども達もいる事を知り、そういう方向性に進んでいこう」と思ったのです。

続く

 

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