100点じゃなきゃダメなんですか?

今日は泉中生が定期テストに挑んでいます。

昨夜授業後には「テストの激励メッセージを書いて下さい!」と1年生のかわいらしい女子2人が来ましたが、

※コンクール前とか中総体前、入試前には多々ありますが、1年生の定期テスト前に激励メッセージを書いたのは初めてでした。やっぱり1年生はかわいいな…

どの子も一所懸命に頑張っていることと思いますので、

最後まで…

問題をよく読んで、集中力を切らさずに頑張って欲しいと思います。

さて、表題の件です。

現在小学1年生のわが家の長男ですが、

先日国語の漢字テストで90点だったようです。

加えて、国語の読み取りのテストでもやらかしてました(笑)

で、こういう時にどういう言葉をかけるのか?

ある意味難しい問題ともいえると思いますが、

私の中では決まっています。

何を間違えたの?

漢字が分からなかったの?

消し残しで汚いから×になったの?

止め、はね、はらいが原因で×になったの?

その原因をお父さんに教えてよ。

で、ちゃんと間違えた理由を自覚させたら、

じゃあ、ちゃんと間違えたの書き直してね。

で、ちゃんと覚えたらオッケー!

100点じゃないことがあっても良いから。

間違えがあったって良いから。

100点を取ろうと思って頑張って練習したんだから、

それで間違えたなら、次100点取れるように練習すれば良いから。

ただ、練習しているときに、

今回の間違えた理由をちゃんと考えて練習しないとだめだよ。

とまぁ、こんな感じです。

※2回同じことをやらかしたら、結構きつく言いますが。

基本的に、私のこのスタンスは塾でも全く同じです。

※当然、100点を取るための練習をそもそもやってないとか、日々の勉強を怠っているとか、そういうのは別の話です。「ちゃんとやっているなら」という前提です。そういう意味では、例えば授業の確認テストで7割を切っているという場合、そもそもやってないというのがその最たる要因なので、最初方きつい指摘になることも当然あります。

で、思うんですね…

こういう時の「親や周囲の大人」の声のかけ方や接し方で子どもの意識は絶対に変わってくるのだと。

例えば、

「なんで100点じゃないの!」

なんて言われても子どもは困ります。

だって、100点を取りたくないと強く願ってわざと間違えているわけじゃないんですから。

※100点を取りたいと強く願っているかと言えば、それもないでしょうが(苦笑)。

例えば、

「今まで何やってたの!ちゃんと勉強したの!?」

なんて言われても、子どもは多分困ります。

だって「何をどうやればいいのか分からない」というこの方が絶対的に多いわけですから。

本来。

そう考えると、線引きは難しい面もあるでしょうが、

やはりある程度、勉強に関して親の介入は必要なんだろうな…と。

※特に小学生は。

と同時に思います。

ブレない親の考え

というのが絶対に必要なのだろう、と。

私は親の考えに正解なんてないと思っているので、

どういう考え方も「アリ」だと思っています。

が、絶対に有ってはいけないと思うのが、

ブレ

です。

特に感情任せに放たれる言葉のブレは子どもを迷わせます。

事実、毎年中3生が一定数悩むのが

中総体前は「勉強はほどほどで良いから」って言ってたのに。

2年生までは「勉強はほどほどで良いから、部活がんばらないと」って言ってたのに。

なのに、

引退した瞬間にテストの結果を見て、

「今までお前は何をやってたんだ」

って言われて、ムカつく。

これです(笑)

まぁ、

中総体前だって親御さんは「ほどほどで良い」と言っているだけで、

「やるな」とは言ってませんしね(笑)。

当然、部活を引退すれば次は「入試」になるので、

親御さんの意識もそっちに向くと、

自ずと「何やってたんだ!」とも言いたくなるでしょう。

そうなんです。

親御さんには親御さんの考えがある。

でも、子どもたちは

自分に都合が良い部分だけを切り取る

のが得意です。

※大人もか(笑)

だからこそ、

正解なんてないからこそ、

自分なりにブレない基準をもって、

信念をもって(大袈裟ですが)、

子どもたちに声をかけていく必要があるのかな…と。

そう思います。

ということで、

100点じゃなきゃダメなんですか?

と、れん〇うさん風に聞かれたら、

私なら

イインです!

と答える。

但し、ちゃんと原因を自覚させ、次は100点!

それを目指して勉強に向かってもらう。

というお話でした。

ということで今日は以上です。

明日は冬期講習のご案内と学童スクールのプチ告知をします。

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