階段じゃない、山だ

昨日は中学3年生の一斉授業。

私の担当は久しぶりに数学。

※ここ最近、時間割の関係上国語と英語ばっかりだったので。

で、一言。

数学はやっぱりオモシロイデスネ…

いや、本当に。

英語や国語とは違った「達成感」を子どもたちが感じているのがヒシヒシと伝わってきます。

加えて…

授業後の質問の数も日に日に増えてきました。

※これは歓迎すべき点でもあるし、そうでない点もあります。授業中にすべき質問をしていなかったり、改めてノートを振り返って自分で全く志向もせずに質問に来たりというのは違うんです。それをやらないと、「先生に質問している自分」に酔ってしまい、全く成績が上がって来ないという現実にぶち当たります。

とにかく、前へ…

そういう意識で日々の勉強に取り組んで欲しいと思います。

で、タイトルの件なわけです。

昨日は火曜日の自学時間に実力テスト演習(〇つけ、直しまで)をしておいてもらい、

その解説から入りました。

が…

ある子が火曜日の時点で思うような点数にならず、

授業前から「昨日は全然ダメだった」ということを話しに来ました。

そうだね…

でも、それで良いんです。

私はいつも、いつも言っています。

上がり続ければそれに越したことは無い。

でも、上がって下がってを繰り返しているように見えても、

長期的な観点で見て上がっていれば、それで良いんだよ、と。

例えば、

7月 50点

9月 80点

10月 70点

11月 85点

12月 80点

極論ですが、

12月は11月より下がってますが、

7月よりは30点アップしてます。

※平均点も上下するというのは今は考えません。

これで良いじゃないか?

と。

そして、この時に「点数」だけに目を向けるのではなく、

どこが出来て、どこで間違えたのか?

そこにしっかりと目を向けて勉強するから、

その次にまた上がるのであって。

加えて言うと、

勿論全員がそうというわけではないですが、

去年の生徒も昨日のテストは苦戦しました。

秋田高校に合格した子でも75点を切った子もいましたし。

でも、そういう先輩たちもやったことは同じです。

次に向けて、

テスト結果は悔しかったけれども、

歯を食いしばって、

次に向けて必死にすべきことをやりきった。

それだけです。

先述しましたが、

昨日も授業後に即解き直しをしている子が多かったです。

確実に、確実に全体として上昇気流にあります。

※ごく一部心配な子もいますので、そういう子には継続的に話をしています。

受験勉強は階段ではありません。

前に進むというのは、ずっと上り続ける事ではないんです。

山のように…

頂上を目指すのに、

上ることもあれば、少し下ることだってあります。

それでも、確実に前には進んでいるのです。

頂上には近付いているんです。

前を見て、

頂上を見て、

真面目に頑張ることを第一に考えていきましょう。

頑張れ、キャンパス生!

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL