優先順位を間違えない

朝晩の冷え込みがかなり激しくなってきました。

塾内でも体調不良で欠席する生徒が出ていますので、

皆さん体調管理により一層の注意を払うように努めましょう。

併せて…

そろそろ受験生はマスクを必須アイテムにして下さい。

出来る限りの予防に努め、

それでも風邪をひいてしまったりインフルに感染したりというのはしょうがない…

その場合は、

「この機会に思いっきり寝よう!」

と気持ちを切り替えて、思いっきり休めばよいと思います。

ただ、これが取るべき対策・予防をしないでとなると話は変わってきます。

受験生にとって勉強は大切ですが、

それをしっかりとやり抜くための

◆体調管理(=風邪、インフルエンザの感染予防)

◆睡眠時間の確保

はある意味もっと大切です。

登塾時の防寒も含め、自覚をもって行動していきましょう。

さて、ここからは表題の件です。

昨日の3A一斉では「眠気、居眠り」に関して改めて話をしました。

というのも、

昨日は特に眠そうな(というか完全な居眠り状態)子が目立ちました。

確かに…

合宿後は生活面でも意識を変え、行動にも変化を起こした子は少なくありません。

◆携帯電話を親御さんに完全に預けた。

◆学校終了後、そのまま登塾して勉強。その後いったん夕食を食べに帰宅して再登塾して勉強。

◆授業後に居残りで自習。

そういう変化は確かに前進だと思います。

ただ、以前から繰り返して伝えています。

◆居残り自学をしていれば成績が上がるわけではない。

◆夜遅くまで勉強していれば成績が上がるわけではない。

そうなんです。

あくまで勉強は、

出来るようになった。

覚えた。

という事実の積み重ねのみが成果に繋がっていきます。

そう考えると、

例え授業に参加していても、

そこで教えられたことを聞き逃し、まずは「分かる」の段階に到達しなければ意味はないわけです。

そして、その上で「出来る」の段階にステップアップするための演習が必要なわけですが、

その演習のタイミングでも居眠りしているようではそもそも演習になりませんし、

当然「出来る」の段階に到達できず、定着にも至りません。

だから、改めて考えて欲しいのです。

受験勉強において最優先すべきは何かということを。

私が大切にして欲しいことは、

◆学校・塾の授業を真剣に聞く。

◆授業内容を復習(再演習)して定着に繋げる。

この2つだけです。

その過程、方法論に関しては、

それこそ「耳タコ」なくらいに今までしつこく伝えてきました。

まずはそこです。

その為に、授業中の集中力を高めるために必要だと思うのなら、

帰宅後「シエスタ(昼寝)」をしてから登塾して下さい

という話もしていますね?

合宿で先輩たちも話していたはずです。

「自分は授業中の集中力を高め、眠気を防ぐために昼寝をしてから登塾していました」と。

これは、全員に当てはまるわけではありません。

一人ひとり状況は異なるんです。

だから自分なりに考えて、

必要だと思うことを、

自分に最適だと思うことを、

実践していくべきなのです。

事実、毎日深夜まで居残りで自学をしていますが、

その子が授業中に居眠りをしているのを見たことは殆どありません。

いや、むしろ…

昨日もそうですが、オーラを発しながら授業を受け、

勉強していました。

良いでしょうか?

自分の為の受験勉強です。

なら、自分がそれを効率的にこなすための方法を一番真剣に考えるべきではないでしょうか?

私が教えられるのは、

◆こういう方法もある

ということです。

※事例も含め、出来る限り具体的な話をするように努めていますが。

そして、それは万人に通用するものではないのです。

だから「こういう方法もある」と言う話になるのです。

その中から「どれ」を選択していくのか?

それを自分なりに考えた上で、

保護者さんと相談して試行錯誤していけば良いのだと思います。

※ここは絶対に保護者さんと相談して下さい。送迎の時間、夕食等現状皆さんは自分の考えだけで生活していくことはできません。加えて、保護者さんには保護者さんの都合があります。仕事もある、家事もある…そういう中で、独断で全て決めて事後報告だけして、話し合いもしない…それは絶対にやめて下さい。

変えたって良いんです。

途中で修正したって良いんです。

当然、自分なりに考えた上での自学時間変更希望などは、今までも全て受けてきました。

※自習申請配布時には気分で書いてほしくないので、それなりの文言にしていますが。

ですから、今一度…

自身の勉強を最も効率的にこなせるようなリズムを作るように努めましょう。

週間スケジュール表を有効活用し、

自分なりのサイクルを構築して欲しいと思います。

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