本気ってなんですか?

まずは連絡事項です。

1階、2階ともに入口の傘立てがパンパンになっています。

来週末の時点で「長期間そこにある傘」は廃棄させて貰いますので、

※雨天時に登塾した生徒が傘立てに傘を保管できない状況になっている為…

置き忘れがある生徒は必ず持ち帰って下さい。

加えて、記名されている傘が少ないです。

自分の持ち物には記名をお願いします。

そして、もう一点。

今日もDOVEアカデミー2日目見学に附属中を訪問させて頂いたのですが、

不覚…

1時間間違えてしまい、楽しみにしていた塾生の発表が見れませんでした(-_-;)

勿論見れた子もいたのですが、

ただただ反省…

折角タイムスケジュールを貰っていたのに、

「昨日と同じだろう」という勝手な思い込みによるアクシデント…

あぁ、アホだ自分…

しかし、昨日も今日も入口のところにいらっしゃる先生の対応が本当に素敵でした。

爽やかな挨拶に、

「今日もお越し頂けたんですね?有難う御座います」と、

さらっと一言…

自分もそういう大人になりたいものです。

で、肝心の発表もテーマが多岐にわたっていてやはり面白かったです。

みんないい経験を積んでいますね。

ご苦労様でした。

で、本題です。

10月に入ってから、「二者面談」という仰々しいものではありませんが、

受験生とちょこちょこ話をする機会が増えてきました。

正確には「相談に来る機会が増えてきた」とも言えます。

昨日もある生徒と話をしていたんですが、

その生徒はこう言いました。

「本気で勉強するっていう意味が分からない」

マイナス的な意味にも捉えられますが、そうではありません。

自分なりに頑張ってやってるつもりなんだけど、

親からも、

私からも、

「本気で勉強しないと」

と言われるので何が足りないのか分からない…

そういう意味です。

確かに抽象的な言葉ですからね。

「本気で頑張る」

ってのは。

で、私はこう言いました。

「目標だよ、目標。強烈に『絶対こうなる!これを成し遂げる!!先生の場合は、そういう目標を設定して努力することを本気でやるってことだと思ってる」

と。

例えば、

◆11月の実力テストでは絶対に400点を超える!

◆11月の実力テストでは絶対に順位を20番上げる!

◆11月の実力テストでは絶対に数学を10点上げる!

などです。

※まぁ、実際問題点数は平均点にも左右されるわけで、一概に「上がった」と言えない場合もありますが、それは置いといていいんです。この場合。

絶対に達成させたい目標をしっかりと設定することで、

初めてそこに「具体性」が生じます。

「本気で頑張る」という抽象的なものから、

「○○点とる!」という具体的目標に向かって努力をする

という段階にステップアップするわけです。

当然、○○高校に合格する!でもいいわけですが、

それは現時点においては長期目標であり、

中々リアリティを感じられないでしょうし、

短気目標を設定した方がモチベーションだって上がります。

だから私は言っているんですね?

「行けたらいいな…」じゃなくて

「絶対にこの高校に行くんだ!」という明確な目標を持ちましょう。

行けたらいいなでは行けません。

※自身の現況から大した努力をしなくても点数的に可能な高校が志望校の場合は別。それでも、「TOP10で入学して、大学には推薦(AO)でいく!」という目標設定は出来るんですが。

まずは「絶対にその高校に合格して、4月から通う!」という目標を設定するんです。

そして、そこから逆算しての

11月の目標順位

12月の目標順位

1月の目標順位

ってのを設定し、それをターム毎の短期目標としてやっていくわけです。

そうすると、1回ごとのテストでも自身で計測出来ますね?

具体的数値で、目標が達成できたかどうかを。

そういうの無しで、とりあえず「言われるからやる」と言う状況なので、

「上がった」とか「下がった」とか、

その結果だけに必要以上に一喜一憂したりするわけです。

ただ、そこで問題となるのが…

やはり志望校です。

今年の中3生、13期生を見ても、

やはり「志望校に対して強烈な思い」を持っている子がガンガン結果を出しています。

それに対して、

「掲げるだけ掲げる志望校」

「親が言うからという理由での志望校」

になっている子は、足踏みになっている子も少なくありません。

自分が3年間通う高校です。

大切な10代の3年間を、

大切な自身の将来を大きく左右する高校を、

二度と戻れない青春時代を過ごす高校を、

もっと本気で考えるべきではないでしょうか?

それが変わったっていいんです。

でも、大切なのは、

本気で考えることなんじゃないでしょうか?

言うまでもないですが、

極々一部の限られた才能(センス)の持ち主を除けば…

絶対にうまくなりたい!という想いを持たずに練習しても、サッカーは上手くなりません。

絶対に速くなりたい!という想いを持たずに走っても、タイムは目標タイムには到達しません。

具体的な目標があるから、

何が足りないのか?

何をすべきなのか?

を考えるし、

犠牲を払ってでも、失うものがあっても、

今頑張る!

と思えるのではないでしょうか?

本気で頑張る!

そこに至っていないと思う子は、

今一度自分に具体的な目標があるのか?

自分自身が本当にそれを絶対に成し遂げるんだ!という覚悟を持てているのか?

それを考えてみて欲しいと思います。