確実な前進と前進した気になっていたパーカー君と…
★キャンパス21泉教室9月限定イベント
中学1・2年生対象定期テスト直し講座開催中!
要項及びご案内の詳細はこちらに御座います。ご興味御座います方は是非ご覧下さい。
まずはお礼からです。
Rんちゃんパパさん…
昨日はわざわざお越し頂き、お土産まで頂戴し申し訳ございませんでした。
授業中で直接お礼も申し上げられず、大変失礼いたしました。
そして、Nお&Nおママさん…
全国大会のお土産有難うございました。
部活も大変な中でこうやって一歩ずつ前進し、部活動にも励み…素晴らしいことだと思います。
ただ、勉強面に関してはもっともっと前進できると私は思っています。
その想いを現実にすべく一層指導に尽力させて頂きます。
さて、今日の表題の件ですが佐久間Tも触れていた2年生の一斉授業CTに関してです。
まずは2Aクラスの数学から。
先週の授業で関数は一区切りとなりましたが、
今週のCTはグラフ上の交点、三角形の面積、面積等分のテストを実施しました。
で、結果ですが一発合格が5名。
欠席生と遅刻による未受験生もいますが、
テストに向けての姿勢も徐々に良くなってきたかな…という感想です。
先日も触れましたが、
2Aクラスは完全にDきちゃん、Rおたんが非常に前向きで良い空気感を生んでくれています。
加えてHなもなんやかんやで夏休み明けのCTは全て一発合格していますし…
そうなんです。
やればできる。
やればできるんです、君らは。
それはちゃんとCTの答案用紙にも表れています。
こちらは合格した生徒の答案用紙です。
※これが実は当たり前じゃないんですね(特に学力中位層位の子)…つい2か月前までは指定した範囲から全く同じ問題を出題しているが故に、式も過程も何もない…でも「答えだけ」書いていて合っているという状況の生徒もちらほらいました。当然不合格になるわけですが…
必ず守るように!と言われたこともちゃんと実践しています。
◆グラフ上に式を書き込みなさい
◆分かっている、もしくは求めた座標も必ず書き込みなさい
◆中点座標を求める式もちゃんと書いておきなさい
などなど、極々基本中の基本のことですが、
それでもこの段階に来るまでだって当然容易ではなかったのです。
一人一人が目的意識を持ってCTに挑んでくれるようになってきた。
これに尽きると思います。
対して不合格となった生徒の答案用紙がこちらです。
上の生徒と比べても分かり易いですね。
◆式も一応書いてはいるが、「y=」が抜けている。その時点で一次関数の基本式の形になっていない。
◆点Aの座標も面積も全て暗算でやっている。
※それ自体は別にやりたいようにやってくれてもいいのですが(計算力が高い子、そろばん経験がある子のみ)、問題は式を書いていないことです。
まぁ、この時点で「言われたことをやっていないわけではないが、全てにおいて不十分」という状況です。
だから、初歩的な間違い(ミスではない)が出てしまいます。
④に至っても、
なぜ点BのX座標が16になってしまっているのか?
自分でグラフ上に(8,0)と書いているのに、なぜ16に変身しているのか(苦笑)?
面積等分するわけだから点Aと線分ABの中点を通るわけだから、どう考えても原点を通らないのに、
なぜ切片が無い比例式になっているのか?
そもそも答えがどういう直線になるのかをイメージできていれば、
その答えが有りえないと一瞬で分かるわけですが、
まだそこには全然至っていないという証でもあります。
※というように答案用紙がこちら側に教えてくれる情報と言うのはとてつもなく多いという現実。だから、私は自身の生徒の答案用紙に必ず目を通す様にしています。
まぁ、それでも…
この子も不合格になるべくして不合格になっている…
このこと自体は私は決してマイナスに捉えていません。
2直線の交点座標を連立求められているし、
軸との交点の特徴もちゃんと分かっている。
三角形の面積も求められている。
※この生徒は式は書いていませんが、頭でやっていることも分かっているので。答えだけを覚えて乗り切ろうという性格の子ではないですし、授業中の様子からもそこまでは分かっているのは私も掴んでいますので。
そういう意味では確実な前進が見られているからです。
あとは…
ちゃんと間違えの原因を自覚してもらうことですね。
どこが問題なのか?
何が修正すべき点なのか?
テストだけでなく、普段の学習含め、です。
そういう自身の課題としっかりと向き合って、前進を続けて欲しいと思います。
ということで、2Aクラス生は追試に向けての勉強にしっかりと取り組んで欲しいと思います。
そして2Sクラスの英語ですが、結果的に合格率は50%でした。
前回、前々回と私に厳しい指摘を受けていたパーカー君…
昨日はテスト前に、
「先生!今回はばっちりやってきたので大丈夫です!」
と力強く宣言してくれていたので、
「じゃあ不合格だったら個人賞のパーカー返してね?俺が着る(笑)」
なんて冗談を言いながら期待していたら、
なんと…
不合格
しかも、8点満点で5点と言うなんとも微妙な点数(苦笑)。
※合格点は7点
結果的に追試で一発合格ならパーカーは彼のもの。
不合格ならパーカーは私のもの。
そういう契りを交わし、彼は帰宅していきました。
ただ、上段抜きにして…
ここで彼(というか全員)に考えて欲しいのは、
「バッチリやった!」と公言してテストに臨んで不合格になる子がいる一方で、
「心配、不安…」と直前まで必死になって勉強し、毎回のように一発合格する子がいるという現実です。
何が違うのか?
それは
「合格が当たり前になっている子」
と
「不合格が当たり前になっている子」
の当たり前基準です。
そこが決定的に違うのです。
毎回合格する子はどのくらいやれば合格できるのか?
どこまで覚えれば、
どこまで仕上げれば合格できるのか?
それを知っています。
でも、
不合格になって、
同じ問題で実施する追試で何とか合格する子は、
そもそも覚える前提量が決定的に違うのです。
※同じ問題で追試をやることに意味があるのか?という疑問を抱く方もいるかもしれませんが、私は「ある」と断言できます。
CTに向け、一所懸命に備え、合格している子たち…
それは確実な前進です。
そして、不合格になったとしても、
1つ1つ知識を増やし、出来る問題を増やせたなら、それも前進です。
でも…
「出来るだけやった」
「一生懸命頑張った」
という自己評価はあまり意味を成しません。
※加えて本当に頑張っている子は、自分で「頑張った」とは言わないですね…
確実な前進に向け、
何をすべきなのか?
どこを修正すべきなのか?
そういうこともしっかりと考えて欲しいと思います。
最後に…
みんなの頑張りの決勝である「テスト直しノート」が沢山提出されています。
が、返却まで気長に待ってもらえる様にお願いします。
全ての業務を並行しつつ、
自身のノルマを決めて、必ず毎日少しずつ添削を進めます(ノルマは1日5冊)。
それでも…
かなりかかりそうです(苦笑)
ちゃんと見て、
ちゃんと添削して返却しますので、
気長に待って下さい。
お願いします。