平成29年度夏期講習23日目~自分の基準ではいけません~

おはようございます。

夏期講習23日目、ラスト2日となりました。

本日から夏休み明けの学校が再開となっている附属中生は今頃定期テストに挑んでいることと思います。

昨日まで一所懸命にやってきたこと、

必死に頭に詰め込んできたことを1つでも多く答案用紙に置いてきてもらえたらと思います。

最後まで集中して…

そして、遅れましたがお礼です。

Kたろママさん、先日はありがとうございました。

講師陣と居残り受験生で美味しく頂きました。

心より感謝致します。

さて…本日の表題の件です。

昨日はある生徒と面談をしました。

というのも、夏期講習前半に約束したことが全く実践されていなかったからです。

私がその生徒と約束したのは、

◆とにかく今は単語と計算。当面はこの2つに集中して良いから、これだけはこの夏で確実な成果を残そう!

これです。

で、単語に関しては

教科書の単語で書けない、意味が分からないものは必ず全て単語帳に書き出し、毎日練習すること。

計算に関しては、

毎日必ず10問以上練習すること。

これを必ずやるんだよ?

そういう話をしていました。

で、お盆休塾期間明け…

ノートを見てもその練習の後が見られません。

当然、学校ワーク演習を見ても、実践問題をやっても単語が書けない…

書き写しの時点でのスペルミスが無くならない…

そういう現状が続き、

昨日の面談に至りました。

で、まず私がかけた言葉は、

「ねぁ、○○。約束した単語、計算毎日ちゃんとやってる?」

ということです。

それに対してその生徒は答えました。

「やってます。」

私は続けてこう言いました。

「じゃあ、まず単語帳出して。で、この単語書いてみて。」

それはその子自身が作成した単語帳の1枚目の単語です。

結果…

書けませんでした。

私は改めて聞きました。

「ねぇ、○○。もう一回聞くけど、毎日ちゃんとやった?いや、3日に1回でも良い。声に出して読みながら書いて練習した?」

その子はこう答えました。

「自分なりにはやりました」

と。

で、そこからです。表題のような話をしたのが。

★自分なりにやったというのは、残念ながら意味がないということ。テストで単語が正しく書けるようになって、初めて意味があるのだということ。

★「自分なりに」ではなく「一定ライン」に到達しなければいけないということ。定期テストでも入試でも「A君専用」や「Bさん専用」という出題はありません。テスト問題が、そのレベルが自分専用にカスタマイズされることは無いのです。合わせてくれるのではなく、自分が合わせていく、そのラインに到達していかなければならないということ。

★そもそもの「やりました」という自身の基準を大幅に修正する必要があるということ。単語帳の1枚目の単語も書けていないのに「やりました」と言える感覚は絶対に変えなければならないということ。

こういう話です。

加えて…

やはり継続しなければ出来るようにはならないのだということも…

スポーツでも、

1日筋トレやったからばっちり筋力がつくわけありません。

1日練習したから、3日やったから大きな成長につながるわけではありません。

しっかりと練習して、

それを継続して、

徐々に「覚えてきた」という自信を得ながら、

手応えを感じながら…

そうやって「出来るようになる為に」勉強するのです。

逆を言えば…

そういう継続的な練習を重ねれば、

絶対に、絶対に前進していくのです。

私もこの夏、それを身をもって経験しました。

わが家の長男…

7月11日には5、6回しかできなかった1バウンドリフティング…

その日から今日まで1日も欠かすことなく毎日練習し、

最高記録は700回を超えました。

自宅の狭いスペースでも当たり前のように一人でポンポンやれるようになりました。

さすがに500回を超えたのは1回きりですが、

それでも毎朝10分以内に必ず100回~300回はいくようになりました。

念の為…

バカ親の自慢話に思われるかもしれないので(笑)

息子はお世辞にも運動能力が高いとは言えません。

というか、低い方です。確実に。

我が子を卑下しているように思われるかもしれませんが、そうではありません。

しょうがないんです。

私がそうなので(笑)

走るのが速いわけでも、身体能力が高いわけでもありません。

ジャンプ力もありません(苦笑)

そんな私の遺伝子を受け継いでいるわけですから、しょうがない。

でも、それでも…

彼は1バウンドリフティングが1ヶ月ちょっとでそれまでの100倍の回数を出来るようになったのです。

理由はたった1つ。

毎日継続してやったから。

日々の練習で「昨日よりも1回でも多く!」という目標で練習し、

その中で小さな小さな自信を積み重ね、

あるタイミングで一気にブレイクスルーが起きて、

いきなり100回を超えるようになった…

そういう感じです。

小学1年生ですから…

1バウンドさせずに、普通にリフティングして100回超える子も沢山います。

動画サイトでも「まじか!!」と笑えるほど上手い小学1年生もや5歳児もいます。

でも、良いんです。

そんなん、一人一人の身体能力の違いもあれば、

成長のタイミングの違いだってありますから。

ただ、大切なのは…

努力を継続し、それが確実に成長につながるということを知ること。

出来るようになるまでやれば、絶対に出来るようになるということ。

この2つだと思います。

これは昨日面談した子に限った話ではありません。

出来るようになるまで、

諦めずに、

継続する。

繰り返す。

その時に、自分なりに頑張った…

という形が見えない、超抽象的な感覚ではなく、

小さくても良いので確かな前進を、結果を得ながら進んでいく。

それを念頭に置いて頑張って欲しいと思います。

努力は決して嘘をつかない

これは本当ですから…

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