平成29年度夏期講習12日目~抜けるんですよ、こうやって~

おはようございます。

あっという間に夏期講習も12日目…

折り返し地点まで来ました。

本当に、本当に早いです。

1日1日、1つ1つの授業を大切に進めなければと日々痛感させられます。

さて、表題の件です。

昨日の私の授業担当は、

中学3年生5コマ(国、数、英、国、英)&2A数学、1年生社会でしたが、

1年生の社会では見事に知識が抜け落ちている子が多数いました。

1ヵ月前には入っていた知識が、抜けている…

これは自塾生には日頃から言っていますが、

何ら不思議な現象ではありません。

だって、

人間だもの

byみつを

そう…

人間は忘れる生き物なのです。

ドラゴン桜という漫画にもありましたが、

勉強と言うのは穴の開いたバケツに水を注ぎ続けるようなものです。

入れたと思ったら抜けていく。

満タンにしてはずなのに、気付いたら空になっている。

じゃあ、勉強自体に意味がないのか?

そんなことは有りません。

その勉強を続けることで、

まずは勉強バケツの容積はちょっとずつ大きくなっていきます。

加えて、

継続期間が長く、頻度が高い学習をしている内容ほど、

抜けない知識になって(固体のように)、ちゃんと堆積していってくれる。

そういうものだと思っています。

昨日の授業は、基本知識でもこうやって時間の経過とともに抜けてしまうのだと自覚してもらうことが1つの目的でしたが、

それを自覚してもらい、

その後は発展的な内容を泉中の定期テスト①で出題された問題の類題を発問しながら、板書しながら確認していきましたが…

ここもやはり「分かっていない」子が多数…

形式だけの直しになってしまっていたのだということも自覚してもらい、

その考え方や根拠を説明し、

最後に対蹠地の問題を出して授業終了となりました。

こういう長期休暇は、

先述したような「継続的かつ高頻度で行う復習」をするには絶好の機会です。

1・2年生は今日から4日間の休塾期間となりますが、

この間でしっかりと定着に繋げるような学習に取り組んでもらい、

夏休み明けの定期テストに向けて着々と準備して欲しいと思います。

今日も暑いですが、教室は超快適環境です。

今日の授業は3年生の授業2コマのみですが、

私も穴の開いたバケツにこびりつくような指導が出来るように努めたいと思います。

おし…

がんばろ!