中総体まであと2日となりましたね。

塾ブログなのに、総体のことばかり書いているような気もしますが…

良いんです(笑)

だって、勉強だけ教えれば、勉強だけやっていればぐんぐん成績が伸びるわけでもないですから。

※勉強を頑張らなくて良いという意味ではないので絶対に勝手な解釈をしないで下さいね？加えて、必死に勉強に懸けるというのは非常に素晴らしいことです。実際、部活動に所属せず、今必死に勉強に向き合い、必死に己を高めようとしている子もいます。そういう子は勉強の中で沢山学び、勉強以外の面でもしっかり成長していくものです。

で、昨日は総体前最後の中３の一斉授業でしたので２つだけ…私なりに思うことを伝えました。

★不本意かもしれないけどこの総体で引退となる子もいるかしれない。これは現実。だからこそ、明日と明後日の部活を楽しむこと。

★口で言うほど簡単ではないけど、最後まで諦めずに…やりきってくること。

１つ目は月曜日にも、その前にも言っていたので良いとして、今日は２つ目についてです。

よく言いますよね？

最後まで諦めるな！

監督やコーチも、

熱い声援を送る保護者さんも、

チームメートや同じ部の仲間も…

でも、これが言葉にするほど簡単なことではないんです。

何故か？

答えは簡単です。

普段からやってないことが本番で出来るなんてことはないからです。

練習から必死に最後までボールを追いかける。

練習から最後まで「あいつに何とか追いついてやる！」と思って走ったり泳いだり、闘ったりする。

そういうことを普段から意識していないと、

本番だけそれをやるってのは中々厳しいんです。

だって、そうでしょ？

例えば普段のゲームや紅白戦で、そういう意識を持てないのに本番だけ持てるかって厳しいんです。

徐々に諦めの気持ちが入ったり、どこかで心が折れてしまったり…

だから、最後までやりきったと思えず、

自分では気づけないかもしれないけど色々な後悔も渦巻いて、そうして涙が出てくるんじゃないかなって…

私はそう思ってます。

逆に、普段からそういう意識を持って練習できている子はやはり本番に強いですよね？

それは「追いつける」「逆転できる」と経験上思えるからだと思うんです。

更に言うなら…

私は塾講師をやってるからとか関係なく、

勉強を頑張っている子はやはり強いと思ってます。

それは「(最初は)やりたくないことを辛抱強く頑張った」という経験があるからです。

多いですよね？

あれこれ理由をつけて、勉強を投げ出す子。

勉強から逃げる子。

結局そういうのが習慣になっているので、

試合でも劣勢をはねのけるメンタルを持ち合わせていない…

諦める、投げ出す…

それが当たり前になっちゃってるので、ひどいと無気力にすらなってしまう…

私は、高校の部活動とかでも、

(中途半端に)メンバーを集めて、周囲の評判は高くても結局勝負がかかった試合で勝てないチームってのは、

こういう理由もあると思ってます。

勝手にですが。

※他にも集中力やその競技における「頭の良さ」も関係ありますが。

だから、ポテンシャルはある子を集めても勝てない。

メンタルが弱いから。

自分に厳しくできないから。

結局はある程度のポテンシャルなんてのは、

必死の努力や「踏ん張れる人」には圧倒されてしまうものなんです。

さて、なんでこんな話を…ってことですが、

私はお世辞でもなんでもなく、キャンパス生のみんなはここまでよく頑張ってきたと思います。

中総体前もまとまった休みを取る子も一人もいませんでしたし、

部活動がある中で勉強にも向かい、今日までしっかりと頑張ってきたと思います。

そう…

みんな最後まで諦めずにやれる子だと思ってます。

私は。

だから、どんな劣勢になっても、どんなに苦しい状況であっても、

もしかしたら逆転は厳しい状況であったとしても…

最後まで必死に走り、

最後まで必死に追いかけ、

今日まで精一杯頑張る君を必死に支えてきた保護者さんに君の雄姿をちゃんと見せて欲しいと思います。

腐ることなく、

諦めることなく。

そして、

そうやって最後までやりきることが出来たなら…

中学の部活動で得た経験というのは、

必ずや今後の自分の受験勉強、高校生活にも活かしていけるモノになると思います。

今週末…

みんなの雄姿を見れるのを楽しみにしています。

最後まで、諦めずに、頑張っておいで。