意味不明な気遣いとテスト直しから感じる修正すべき点

まずは本日授業の中学1年生へ…

と言っても、中学1年生がどれだけこのブログを見てくれているかは謎ですが(-_-;)…

本日の一斉授業ですが、

私が勝平教室の中3生の保護者会を見学に行く為、

佐久間先生の代講となります。

佐久間先生はあの風貌なので優しそうに見えますが、

実は私よりも怖いという噂があるとかないとか(笑)

いつも通り、真剣に、楽しく授業に挑んで下さいね。

さて、今日の本題ですがまずは1つ目…

長男ですが、徐々に小学校でもテストが始まっているようです。

今日は私が完全に寝坊して8時過ぎに起きたため、

その時には既に彼は自宅を出た後でしたがテーブルの上には算数のテストが。

で、見てみると何故か名前の欄に意味不明の記号が…

ささき ・ ひゆう

当たり前のことですが、先生も「この・はなに?」とコメントしています。

既に本人はいないので母親に「彼はこの・のことなんて言ってたの?」と聞くと、

「この方が苗字と名前が分かり易いでしょ!」

と自信満々に言い放ったとのこと。

いらんわ、そんな気遣い(笑)

というよりも、これまでもひらがなの練習で何百回とリアルに氏名を書かせてきて、

一度もそんなことを教えてもいないしやってもいなかったのに、

学校のテストでそういうクレイジーな発想をして、かつ実践してしまう彼の行動力…

どないしましょ…

まぁ、こうやって勉強していってくれれば良いんです。

努力さえ出来るようになってくれれば。

そうそう…

これも余談ですが発想と言えば「うんこ漢字ドリル」スゴイですね。

わが家も息子と長女の勉強に活用させてもらっていますが、例文が奇抜すぎます。

◆ランドセルにうんこをふたつ入れます。

→練習する漢字は「二つ」

◆ご本のゆびでしっかりとうんこをにぎる。

→練習する漢字は「五本」

◆どっちのうんこが大きいかということで兄だいげんかをした。

→練習する漢字は「兄弟」

※お食事中の方、本当にすみません…

もうね…

神ですよ(笑)

しかも、挿絵がシュールですから(笑)

学校の教科書ですら「今どき」の絵になってきているというこの時代に、

このシュールな挿絵で勝負するという恐るべきメンタルをもち合わせているこの商品…

最高ですね。

何より子どもが喜ぶ「うんこ」というキーワードを全ての例文に使うという奇抜この上ない発想。

賛否両論でしょうが、私は「とにかく子どもが楽しく勉強する」という観点において、

素晴らしい教材だと思います。

だって…

ワタシベンキョウキライ

と公言する長女ですら「これはやりたい!私も欲しい!!」と訴えていましたので(笑)

恐るべし、うんこ漢字ドリルです。

さて話を戻して本日の話題2つ目です。

徐々に実力テストの直しが提出され、出来るだけ早いタイミングで添削して返却しています。

が、そこで気づいた点をいくつか紹介しておきます。

①間違えた理由は必ずまとめておきましょう!

例えば、これはある生徒の直しノートです。

いや、本当に素晴らしいんです。

関連する知識も書き込んでいますし、しっかりと解き直しもしています。

が…

「間違えた理由をちゃんと見つける」というステップが抜けているために、

違うことをやってたまたま答えだけ合ってしまっているという状況がありました。

全く同じような間違えを他の生徒もしていましたが、

「体積を求めなさい」と言われているのに表面積を求めている。

「側面席を求めなさい」と言われてるのに表面積を求めている。

何故間違えたのか?

そこをしっかりと考え、自覚しないと必ず同じような間違えを繰り返します。

考えて下さいね?

1問4点なら、5教科で20点分ですよ?

解きなおす!

テストを直す!

そういう意識はGOODなので、「何故間違えたのか?」をもっと高い意識で見つけるようにすると良いと思います。

②問題をよく読みましょう!

先述の通り、

「求めなさい」と指示があったものを求めないと当然テストでは×です。

既に直しを添削した生徒を見ても、多い生徒だと問題の読み間違え(というかちゃんと読んでない?)により、

1教科につき9点も落としている子もいました。

これを5教科やったら45点…

とんでもない差になりますね?

テストの時だけやろうと思っても、それは無理です。

普段の授業で先生の話をしっかりと聞き、

先生の指示をしっかりと聞き、

問題演習では設問をしっかりと読み…

今やっている数学の平方根もそうです。

◆√aの形にしなさい

なのか

◆a√bの形にしなさい

なのか

授業でも「ここをしっかりと読んで何をするのか判断しないといけないよ!」

と言っていたことが実践されず、

結局昨日の授業でも混乱している子が数名いました。

問題をよく読む!

使い古された言葉ですが、本当に、本当に大切なことです。

しっかりと実践しましょう。

※これは中学生のみならず小学生も同様です。例に漏れず我が息子も算数で「多い方に〇をつけなさい」という問題なのに、バッチリ数字を書いていました。塾生も息子も…可愛いわが子なわけですが、どうやって修正していくべきか…頭を悩ませますね(苦笑)