変わらぬ課題…どう意識させようか
国立秋田高専学力選抜まであと8日
秋田県高校入試一般選抜まであと24日
附属中生、東中生は今頃必死に問題と格闘していることでしょう。
外中も今日は実力テストが行われていますが、一足早く念願叶えた彼女にとっては中学校生活最後のテストです。
自己ベストでラストを飾って、最高の締めくくりにしてほしいのですが、どうだろう…
さて、表題の件です。
昨日は夕方は準備講座の振り替え生のフォロー。
そして、夜は通常時であれば中1の一斉授業日なのですが、
附属中と東中のテスト前日と言うことで変則的な内容でやってもらいました。
テスト前日組は国語社会&フリー
で、テスト終了組と来週テスト組は英数の指定範囲の学習。
そういうことで、私も1年生、2年生の演習を机間巡視して教室を行き来していたのですが、
やはり気になるのは〇つけです。
※あとは一部男子生徒の字の汚さ…字が上手、下手という話ではなく、本当に丁寧に書く気がない子が1年生にも2年生にも。特に、ある2年生の子は「もう少し丁寧に書こうと思わないの?」と指摘すると「ハイハイスミマセン」的な超軽率な発言をしていたのですが、怒り爆発寸前でした。テスト前日だったので我慢しましたが…本気で思います。学校の先生方…「読めないので」にしてあげて下さい。彼らの今後の為に…まぁ、先述の生徒は次回登塾日に話をしますが。
例えば、
◆He can plays tennis 1.
◆I studying English now.
で〇になっている子がいれば、
◆編西風
◆洛農
で〇になっている子もいます。
これらが「うそでしょ~?」と、私のつまらない冗談であれば良いのですが、事実なので厄介なところです。
それに対して、
優しく諭すように伝えることもあれば、厳しい口調で「いつまで同じことやってんだ、お前は!」と厳しい口調で指摘することもあるわけですが、
改めて思いました。
もっともっと個別指導の質を高めないといかんな
と。
ここは色々な意見があるでしょうが、
私は個別指導のメリットは「先生が細かに、生徒のペースに合わせて分かり易く教えてくれること」とは思っていません。
むしろ、それは生徒の学力の伸びを停滞させるリスクの方が大きいとすら思っています。
教える先生は、生徒の反応、リアクションを見て満足。
生徒も「先生がこんなに親切にしてくれた!」と満足。
でも、結局は「自分で解く」というステップが欠落しているので出来るようにはならないことが多いです。
じゃあ、私の考える最大のメリットは何かというと、
★解いている過程を目の前で見て貰える。
★〇つけを目の前で見てもらえる。
これだと思っています。
※勿論他にもありますし、ちゃんと考えての指導(説明)であれば有意義なのは言うまでもありません。ただ、そこを分かっていないと「講師の自己満足授業」になってしまい、伸びないということです。実際、自塾の個別指導を見ても、成績が上昇する生徒ほど質問は少ないですから。
特に数学なんて、たまたま答えが合ってしまうことが少なくありません。
中1の最初の正負の計算なんてその最たる例で、
式の過程は無茶苦茶だけど答えは合ってる
なんてことがよくあります。
で、それに気づかず、〇になったという事実だけに喜んでいると、気付いたころには?????になっている…
そんなことも往々にして起こっているわけです。
話を戻します。
その観点で考えた時に、勿論私の一斉授業も含めなのですが、
もっと個別指導で〇つけの精度を上げさせるように講師にも塾生自身にも意識を向上させないと、この状況は変わらないなと…強く思ったわけです。
※但し、こういうのは言うほど簡単ではありません。事実、半分以上の子は「悪気がない」状態でそれをやってますので…小学校時代から蓄積でもありますので、その修正もまたそれなりの根気と労力は必要になります。
加えて、自主学習の質の向上…
ここは絶対に避けては通れません。
昨日もそうですが、国語で確かに答えは合っているけれども、
◆補助の関係
◆並立の関係
の区別が全くついていない子も複数いました。
理由は簡単、
読んでいない、考えていないから
です。
問題演習をして、〇つけをして、間違えた問題の正答を見て覚えて…
だから2週目には解けるものの、なぜそれが正答なのかを分かっていない…
ただ、この辺こそ時間をかけて挑んでいくべき課題です。
私自身もここに挑んでいこうと強く思っていますし、
そういう意味では12期生の様子を見ても、この対策特訓を見ていても、
確かな手応えと成果を得て、
課題もどんどん明確になってきていると実感しています。
私が頑張ってもしょうがない。
※当然、塾生の誰よりも真剣にやりますが。
私が意識してもしょうがない。
※当然、講師陣の誰よりも真剣に考えますが。
やはり、大切なのは生徒自身の自覚。
そして、それを支える我々講師陣の意識だと思います。
まだまだ対策も続きますし、受験生も日々必死に勉強しています。
どの生徒も…
前進を続けられる様に気愛でサポートしていきたいと思います。