まずは言われたことを…

秋田キャンパス21、平成28年度冬期講習のご案内はこちらです。

昨日の夜の話…

自分自身でも「ちょっと厳しすぎるかな…」と思いながらも、ある受験生に話をしていました。

理由は複数あったのですが、それら全てをまとめると、

言われたことをやれていないから

となります。

当たり前の話ですが、私が受験生に話をするときは思いつきで話をすることは有りません。

自分なりのこれまでの経験、それを裏付ける卒塾生たちの数値の推移…

そういったものも全て踏まえて話をしています。

で、昨日に関して言えば…

分からなくはないんです、その子の気持ちも。

その子なりに考えて、どうすべきかも考えたのだろう、と。

でも、残念なことに、それは私が夏くらいから「こういうことをしないように注意してね!」と言っていた行動と合致するものでした。

加えて、昨日の授業中も優先順位を間違えている…

まずは聞くべき話を聞かないと、また思考停止に陥ることになるのが私にはわかるのですが、

当事者である中学生には分からない…

一旦解説を最後まで流れを聞いて、その上で演習すれば良いモノを、

自分で「あっ!」と何からに閃いた(様な気がする)瞬間に一人で先走ってしまうので、

また分からなくなってしまうわけです。

こういうのって…本当に難しいわけです。

いつもなら、昨日の生徒のケースであればそんなに厳しい話をしません。

でも、昨日はしなければいけない、と…

昨日の授業の様子やここ最近の様子を見ていて、これはちょっと修正をかけないとまずいかな、と…

そう思って、ちょっと厳しいと思いつつも、話した次第です。

ここで改めて…12期生に伝えたいと思います。

まずは、勉強面に関しては、学校の先生でも塾の先生でも…

言われたことを素直に取り組みましょう。絶対に、絶対にそれが一番の近道です。

生活面に関しては、親の言うことを素直に聞きましょう。

成長に不可欠なのは、素直な心です。

まずはその心を持つように心がけましょう。

そして、これも全体に言えることですが、

問題演習後、分からない問題はまずは解説を読みましょう。

面倒なのか何なのか…

解説を読みもしないで何でもかんでも質問に持ってくる子がいますが、

私の経験上それで伸びるのは10人に一人です。

それでも伸びるのなら喜んで教えますが、

(必要な手順を踏んでいないので)教えても身にならないし、それに慣れてしまえば確実に伸びなくなるのを分かっていて、それを放置はできません。

自分で思考しようとせず、糸口を見つけようともしない…

で、先生に質問して、教えられたことに満足して「(分かっていない時さえも)分かった」と言ってしまう…

でも実際は分かっていないし、出来るようにはなっていない…

それでは何も変わるはずがありません。

私が学生の頃もそうでしたし、歴代のキャンパス生を見ていて思います。

やはり一番学力が伸びるのは、

自分で必死に考えている時

です。授業や質問で「教えられた時」ではなく、

その教えられた内容を思い出して解いてみて、

それでだめならもう一度解説を読んで…

そうやって必死に解こうと努めている時に、学力は育っていくのだと思います。

昨日も言いましたが、まだまだ修正すべき点もありますし、その分伸びしろだって残されています。

まだまだ君らには時間が残されているし、

それを有効に使うことが出来ればここからの1ヶ月でも大きな成長を遂げることが出来ます。

と、厳しいことばかり書いてきましたが、

結果を出している、数字に繋がってきている子の数の方が多いです。

実際、昨晩厳しい話をした子も実力も模試もちゃんと上がってきています。

※過去最高順位ではありませんでしたが、前回と比較しても約20番アップ。5月と比べれば34番アップしているのに、本人曰く「下がった」と…ちゃんと結果見て話をしているのか、数字を読めるのか不安になってきますわ(苦笑)

ただ、もっと上げたいわけです。

受験生なら。

で、それをやろうと思うなら、素直にやらんと頭打ちだよ!って話なんです。

まだまだ伸ばせる、まだまだ伸びていける…

自分自身がそう信じ、前向きに頑張ってほしいと思います。

ガンバレ、12期生!