それじゃ意味が無い

今日は午前に保育園の子どもたちの発表会があり、それを参観してからの勝平補習となりました。

もし、時間をおしたら…

と思って、一応その場合の対処もしてはおいたのですが、

結果的に開始時間にもちゃんと間に合いました。

良かった…

で、ちょっと中身的な話になるのですが、

勝平教室の補習もあっという間で今日で10回目になりました。

やはりと言いますか、この10回の中でも大きな成長を感じさせる子もいれば、

中々課題が修正されない子もいます。

中には、授業中の姿勢(問題に向かう姿勢や解説を聞く目)は非常に良いのですが、

あまりに復習を怠っている為、結果的に全く前進に繋がっていない子もいます。

で、「ちょっとこれは本当に意識を変えさせないと」と思う子がいたので、ちょっと話をしました。

その際に、ノートも確認したのですが、まぁ見事に「直し」がされていない…

本当に「全く直しをしていない」レベルです。

◆間違えた問題もそのまま…

◆分からない単語も殆ど書き出していない。

◆かと言って単語帳か何かを作っているかと言えば、それもやっていない。

このような状況なので、当然ながら「先週間違えた問題」を今週も間違うわけです。

で、そんな状況になっているその生徒に聞きました。

なんで直しをしないの?先生が補習に来てから、ほんっっっっっっとうに毎回言ってるんじゃん。

直しをしないと、覚えるべきを覚えないと、絶対に前進しないよって。

先週出来なかったことが今週出来るようになって、

初めてそれで「勉強の意味」があるんだよ、って。

でも、今の状況は毎週毎週同じことの繰り返しになってるじゃん。

このままじゃ、何も変わらないよね?

なのになぜ直しをやらないの?

と。

するとその生徒は答えました。

いや、やろうとは思っているんです。

授業終わったら直しをちゃんとやらなければ…って思ってはいるんです。

でも、忘れるんです。

と。

ここです、問題は。

やろうとは思っている…

その言葉に嘘はないでしょう。

でも、

やろうと思っているからやった

のか、

やろうと思っていたけどやらなかった

のか…

全ての差はそこにあるのです。

加えるなら、

絶対に何としてでも自分の成績を上げて志望校に入りたい…

そういう想いが足りていないのです。

だって、そうでしょう。

「私は今日から本気で痩せます!」って言ってるなら、

運動をした方が良いことは分かってますし食事制限をした方が良いことも分かっているでしょう。

自分で。

でも、そう言っておきながら、

◆全く運動もしない

◆食事も気にせず、脂っこいものも炭水化物も気にせず食べている

そういう姿を見て、行動に全く移せない人を見て、

この人本気で痩せようとしてる!

って思う人はいないわけです。

むしろ、口だけじゃん…

全然本気で痩せる気なんてないし、言ってることとやってることが違うじゃん…

そう思われても仕方がないわけです。

学力、点数と言うのは上がります。

結果に出るまでの時間差やその上り幅、そしてその為に必要な量や時間…

こういったものは確実に個人差も存在しますが、

本当に正しい方法で、しっかりと継続すれば成果になっていくのです。

分かっている

では変わりません。

分かっているからそれを行動に移す

から、はじめて何かが変わり始めるのです。

高校入試一般選抜まであと86日…

まだまだまだまだ出来ることは沢山あるし、成長カーブを描くことも可能です。

ただ、その為に一番必要なのは「自身の勉強、自信の努力」であるということ…

それをしっかりと自覚して勉強に向かってほしいと思います。

ということで、これからは三者面談に冬期を踏まえた準備、

加えて冬期後の授業計画等々やること満載ですので、1つ1つしっかりとこなしていきたいと思います。

おし、がんばろ!