次への第一歩を踏み出した子と心配な3年生

附属中1年生の課題テストも返却が始まり、恐らく今週中には「定期テスト①」の全結果が揃います。

そんな中、昨日も1・2年生の自主登塾生がぽつぽつと見えました。

皆状況は同じではありません。

◆今回自己最高得点をマークし、次は更なる高みを目指している子。

※ちなみに、こんなに長い付き合いになるのに、いまだに私に対しての距離を一向に縮めようとしない(笑)Kた君…彼は既に次パスポートに次回の目標点数、順位がしっかりと書きこまれていました。ちょっと感動…

◆超多忙な部活動の中で何とか頑張ってはいたものの、特定の教科で落としてしまい今回初めて標準個人賞ラインを下回ってしまった子。

◆完全に理科が課題となってしまい、いよいよ本気でその克服に向かう気になった(と信じたい)子。

等々、本当に状況は人それぞれです。

それでも、共通しているのは「次への第一歩を踏み出した」ということです。

自信を深めてだったり、課題を自覚しであったり…

そういう今回の収穫や課題を「今の感情だけ」で終わらせるではなく、しっかりと行動に移している。

これが何より素晴らしいと思います。

そう…思うのは誰にでもできます。

難しいのは行動すること。そして、それを継続することなんです。

世の中学生は皆言います。

次は頑張る!

でも、今を頑張れない人間に次は無いのです。

一歩目を踏み出せない人間にその先は作れないのです。

Kたのように、すぐに次の目標を定め、そこに向かって走り出す生徒を日に日に増やしていけるように努めたいと思います。

そして、そんな1・2年生の前進を目にした昨日、3年生は一斉授業でした。

夏休み前の最終授業で3Aクラスの数学は二次方程式計算の仕上げに入ったわけですが、まぁ…

復習不足。

月曜日の授業後のノートが全く進んでいない子も数名いて、

当然そういう子は先週やった平方根の考え方で解く問題も平方完成も、解の公式も…

きれ~~~いに記憶から消え去っていました。

当然、月曜日にやった因数分解による解法も…

きれ~~~いに記憶から消え去っていました。

そう…

あれだけ「最低限ここからここまではやっておきなさい!」と伝えたにも関わらず、です。

当然、そのような状況を今後も続けるなら、学力なんぞ上がるわけもなく、下がって当然です。

当り前です。

だって「出来るようになる根拠がない」わけです。

授業は受けるけど、練習はしません。

授業は聞くけど、自分では何もしません。

それで出来るようになる方が不思議ですよね?

良いでしょうか?

9月からは毎月テストが複数入ってきます。

多い月には「定期」&「実力」&「模試」という月もあります。

一気に何もかも出来るようにはなりません。

だからこそ、今から「やった内容は完璧にする」という意識での勉強が必要なのです。

何百回と言われていますね?

復習を大切にしましょう(予習はやらなくて良いです。その時間があるなら復習に充てて下さい)。

言われたことを素直に実践しましょう!