子どもには厳しくすべきか?

みなさん、こんにちは。

今日は朝から疲労感が抜けず、子どもとの朝活サッカーの時点でぐったり(笑)…

走ってすらいないのに(笑)

よって、今日はジムはお休み。

で、ゆっくりと新聞を読んで読書をして、一旦仮眠して…

そんな午前となりました。

さて、表題の件です。

ここ最近、保護者様からご相談を頂いたり、立ち話の中で「もっと厳しく言うべきか?」というお話になることが少なくありません。

まぁ、こういうのは本当に難しいと思います。

というのも、それこそ正解は無いから。

いや、言い方を変えると、その正解は「その人自身、親御さん自身の中にしかない」と思うからです。

巷に溢れる書籍もそうですし、

最近はSNSにも勝手に色々な記事が表示されたりしますよね?

で、そういうのを見ていると、完全に「こうあるべき!」と断言し、あたかもそれが万人に共通するかのように発信(強制)していることもあります。

いつだかは、

子どもはお友達におもちゃを譲る必要がありません。

大人がそれを「お友達にも貸してあげてね」と促すのは、その子の自主性をなんとか…

そんな記事を目にしました。

で、僕が思ったのは1つだけ。

んなわけあるか!

です。

その意見に対して真向批判しようなどとは思いません。

だって、それはその人の価値観、考え方ですから。

ただ、私はこう思います。

んなわけあるか?

と。

公園でもそうです。

例えばブランコを順番待ちしている子どもがいるのに、

それを見て見ぬふりでいつまでも遊んでいようモノなら、私ならブランコから引きずり落とします。

お前は何を考えてんだ?

このブランコはみんなで遊ぶものだ。

お前だけのものじゃない。

待っている子がいるのが見えないのか?

と。

そう、あくまでそれは「私の考え方」です。

だから、例えば他人様の子どもが我が物顔でいつまでも遊んでいようが、それに対しては別に何とも思いません。

それで、です。

何が危ないかって、

例えば本でこういうことを読んだから、子どもにそう接する。

今度は、SNSでこんな記事を見たから、こう接してみる。

「厳しくすべき」という意見を聞けば、いかなる時にも厳しく接し、

「怒らず育てるのが良い」と聞けば、怒らない…

こういう情報に振り回されての子育てや他人とのコミュニケーションだと思います。

そこに「自分の価値観、わが子にこう接したいし、こういう大人になってほしい」という想いが欠落していると、

場当たり的な対応となり、その「ぶれた対応」に子供も不満を抱いていくのだと思います。

※だって、同じ行動をしているのに怒られたり、褒められたりしたら、それは戸惑いますよね…

ちなみに、私は自分の子どもにおいても、塾においても、スタンスは全く同じです。

厳しくすべきことは厳しくするし、

褒めるべきことは褒める。

言うべきことは絶対に言うし、

譲ってはいけないことも絶対に譲らない。

そして、必ず「アメ」は用意する。

以前、定期テストの個人賞でファッション小物を塾生にプレゼントしていることに対してご意見を頂いたことがありましたが、

だって…

それは別にご機嫌を取ろうとしているわけでもありませんし、

自分がそうしたいから(自分が中学生だったら、そっちの方が頑張れるから)そうしているだけであって。

こういうのを書くと、「見返りが無いと頑張れない人間になる」という人もいますが、

それって駄目なんでしょうか?

というか、見返りや目標が何一つ無いのに頑張れる人間なんてそもそもいるのでしょうか?

例えば…

営業マンが数字を叩き出すのに燃えるのは予算達成や達成ボーナスが欲しいからでしょうし、

中学生が勉強を頑張るのは「テストで良い点を取りたいから」ですよね?

※点数を上げたいという想いが無く「言われたからやっている」「怒られたくないからやっている」と出来るようにもならないし、点数も伸びないわけです。これは、そもそもの目標(見返り)が見えていないからこそ起こる状況です。

そう…

見返りがあっても良いと思うんです(逆にペナルティも。「次のテストで○○平均点比が○○だったら、携帯没収!とか(笑)

あぁ、また話が逸れていますので、結論です。

厳しく言うべきと思った時に厳しく言う。

温かく接するべきと思った時には温かく接する。

私はそれがベストだと思います。

さて、今日は中学2年生部保護者会③です。

いよいよ保護者会も終わりが見えてきましたが、まずはしっかりと有意義な場に出来るように努めさせて頂きます。