授業再開

さて…

秋田県一般選抜から1週間が経過し、今日から授業も再開となります。

中学2年生部は、最後の中学2年生としての一斉授業。

来週からの春期講習では新中学3年生部として始動する形になりますが、

まずは年度の最後の授業を良いカタチで終えられる様にしっかりと授業に臨んでほしいと思います。

とはいえ…

実際はやはり明日の発表が気になってしょうがないです。

仕事をしていても中々手が付かず(そんなこと言ってられないんですが)、

11期生もその保護者様方も同じ心境でいると思えば尚更です。

卒塾式でも慰労会でも、

「結果はふたを開けてみないとわかりませんから…」と自分で言っているくせに、です。

何年塾講師をやってもこの感覚になれることは無いでしょうし、

発表を「楽しみに待つ」という境地には至れないように思います。

ただ、一点…

昨日の説明会でも、11期生の兄弟生が説明会にお越し頂き、

お母様からその後の様子を伺っても「糸の切れたタコ(マンゴー)」状態になっているとのことでした。

卒塾式でも伝えましたが、

明日の結果は、あくまでみんなにとってのスタートラインです。

これまでは「ゴール」としてそこに向かってきた分、ぽっかりと穴が空いたように感じるかもしれませんが、

皆にとっての勉強は終わることがありません。

あの時伝えたように、5年後・10年後…

自分がどうなっていたいのか?

自分がどんな大人になっていたいのか?

それを踏まえての「今」を過ごしてほしいと思います。

この一年、みんなは確かに頑張ってきました。

でも、人生80年と考えれば、この長かった1年も1/80に過ぎません。

この一年で学んだこと、経験したこと…

それをいかに「これから」に繋げるかの方が、はるかに大きな意味を持ちます。

「言っていることは分かるけど…」ではダメだと思うんです。

入試前の決起会、そして前日…

本番の自己採点後と、何かしらの後悔や「もっとこうしておけば…」と思ったはずです。

そんな思いも時の経過とともに薄れ…ではいけないんです。

中学3年生としての一年を終えた子の大部分の生徒はここぞとばかりに羽を伸ばしているかもしれません。

でもね…

周りがそういう時にこそ努力をする大切さ。

周囲がどういう状況にあろうが、自身のすべきことに尽力することの大切さ。

みんなは、そういうことを学んできたんだと思います。

僕は…

入試前は「もう、これ以上厳しいなってくらい、やれるだけやって11期生は送り出せたかな…」と思ってました。

本気で。

でも、やはり時間が経つと、「もっとああしておくべきだったか?」、「もっとこういう指導をすべきだったのか?」という想いも湧いてきます。

そう…

そういうのを踏まえて、僕はまたこれからの1年に向かっていきます。

新3年生を筆頭に、もっともっとキャンパス生を伸ばせるように…

そうやって、毎年毎年やってきたつもりです。

死ぬまで…

「これで終わり」なんてことはありません。

常に前を見て、常に次を見据えて…

また頑張ってほしいと思います。

ということで、教室にも新年度のテキストの段ボールががっつり並んでいます。

自分の中でも気持ちのメリハリをつけて、1つ1つの仕事に集中して取り組んでいきたいと思います。

おし…がんばろ!