中学1・2年生にも気流が
秋田県高校入試一般選抜まであと5日…
さて、高校入試一般選抜までのカウントダウンが進みますが、同時に1・2年生の実力テストへのカウントダウンも進んでいます。
定期テスト後の一斉授業では、定期についての「過程」の話もして、
直ぐ「次」に向かうことが大切だよということも切々と話したわけですが、
そんなこちら側の想いを受けて、すぐ実力テストに向けてのスタートをきってくれた子も少なくなりません。
実際先週も1・2年生の自習参加生は多かったですし、
その中には「意外!(←失礼)」と思う子も来て頑張っていました。
良いですね、こういう雰囲気。
3年生も必死に勉強していますが、
そんな彼らの姿を見て、背中を見て、1・2年生も頑張っている…
こういう教室の空気をずっと維持できるようにしなきゃいかんな~…と改めて思っています。
そんな中で、昨日は2年生部の一斉授業でした。
先週同様過去問(今週は数学)を行いましたが、Sクラスは佐久間、Aクラスは私が担当し、
それぞれのクラスの現状を踏まえて授業を行いました。
で、僕が担当したAクラス…
点数幅はかなり広く、同じ学年・クラス内でもかなり差が開いています。
ただ、ただです。
かなり点数が取れなかった子は「完全なる実力不足」の前に、既に諦めているわけです。
演習中の机間巡視でも個別に話をした子もいますが、
「どう頑張っても解けない」のならまだしも、やる前から「何とかしよう」というつもりが無い…
それでいて、〇つけ・採点後に「20点」という目に見える数値になって、ショックを受ける…
それは、違うよ、と。
実際、20点台に沈んでいる一部の子も、出来るんです。
「これ、サイコロ2つの問題ね?先生にどうやって解くんだぞ?って言われたっけ?」
と聞けば、
「あ!!表?図?ん??表か???書けって言われました。」
と。で、
「じゃあ、書け(笑)」と言えば、そのやり取りだけで解けてしまうわけです。
他にも大問1だけでも、どの子も「現所の実力で解ける問題」は数問あるわけで、
それが例えば4問解ければ、それで16点のプラスになるわけです。
そうすると24点だった子が、あと16点プラスになると、
それで一気に「平均点ライン」に近付きます。
そんなものなんです。
で、昨日はとにかく絞って、
◆大問1の文字式計算、連立計算、等式変形
◆平面図形の求角、平行線の性質、回転体と体積
◆方程式の文章問題での「式」について
◆比例と反比例
ここに絞って解説と関連知識の授業を行い、ここから8日まではこれとこれはちゃんとやるように!という話をしました。
あとは…
ここからの5日間ですね。
勿論現状次第でやるべきことはかなり変わってきますが、
少なくとも昨日のAクラスの子たちに関しては、
昨日言ったことをしっかりとやってくれれば、
8日の試験では数学も英語も「過去問実施時の点数プラス10点~20点」の上積みは期待できると思っています。
あっという間に3年生になり、中には焦りを感じる子もいるかもしれません。
※いや、保護者様の方がそうお思いかもしれません…
でも、一歩ずつです。
壁に当たって、反省し、同じ過ちも繰り返し(苦笑)、
そんな中でまた考えて、前進を目指す…
一気にはいけませんし、じゃあ一ヶ月やれば確実に変わるのか?
これも個人差があります。
たまたま先ほどあるお母様ともお話させて頂きましたが、丸2年(部分的な指導を含めるともっとですが)…
コツコツ頑張って、この冬から確かな成長を感じさせる子がいて、
当然結果にもそれは表れてきました。
一人ひとり課題は違います。
だからこそ、こちらが根気強く、言い続け、指導に関わっていかなければならないよな、と…
そう思います。
ということで、最近はブログを書いている途中に中断が入ることも多く、結局気付けば高専の発表まであと20分です…
不安もありますが、良い結果が出るように祈って待ちたいと思います。