高校入試の意味と「先生」としての発言

まずは、お礼から…
 
はらりんママさん…温かなお心遣い、有難う御座います。マスク、つけていない子には強制着用させたいと思います(笑)。
 
 
さて…本題に入ります。
 
久しぶりでしょうか…
 
あまりに頭にきて、悔しくて、感情のブレーキが利かなくなったのは。
 
 
僕自身、高校入試の「現実」は毎年痛いほどに感じていますし、
 
それ故に今年も何度も何度も話し合いを重ね、志望校確定にこぎつけた生徒もいますし、
 
まだ最終確定には至っていない…つまり、ギリギリまで、本当にギリギリまで勝負するという生徒もいます。
 
ちなみに、この時期になっても「ギリギリまで勝負する」という生徒が複数名いるのは、
 
僕自身初めての経験です。
 
でも、頑張っているんです。
 
既に志望校を確定した子も、まだ決断に至っていない子も。
 
一人一人が、己の将来を初めて選択する岐路に立ち、
 
必死にもがき、考え…
 
そして、そんなわが子の姿を見て、必死に支え、相談相手になり、想いを伝える親御さんがいて。
 
 
勿論、先述の通り入試は現実であり、「自分だけは何とかなるんじゃないのか」は通用しません。
 
だからこそ、必死に悩むし、親子でも相談するわけです。
 
 
でもね…いるんです。
 
そういう「その子の背景」も見ずに、しかも根拠不明の進路指導をする学校教師が。
 
いや、僕もそのつもりはなくても、傷つけてしまっていることがあるでしょう。
 
いや、実際あります。
 
毎年、全員合格ならず、不合格の悔し涙を目の前で流す生徒を見ているのですから。
 
 
でもね…
 
だからこそ、僕自身進路面談では出来る限りのデータを集め、
 
過去の数字と必死に、必死に睨めっこをして、その子の「今」と「今まで」、そして「これから」の予想をして、
 
出来るだけの「数字的な根拠」を揃えて面談をするわけです。
 
 
それは、塾だから学校だから…
 
そんなん関係ないと思うんです。
 
曲がりなりにも「先生」と呼ばれる職業にあるのであれば、
 
その子の将来を、進路を本気で考えなければいけないと思うんです。
 
そして、その為の情報収集や勉強は怠ってはならないと思うんです。
 
 
今回僕が感情的になった理由はそれです。
 
◆根拠のない高校のランク付けによる進路指導
 
◆その子が今どれだけやっているかを、その子の「今」を見ない進路指導
 
 
大した努力もしない子が、一年かけてコツコツと順位を60番も上げれると思っているのか?
 
緩やかではあるが、コツコツと上げてきた結果を見て「今回だけだから」なんて本気で思っているのか?
 
 
その子…
 
毎日24時まで勉強しています。
 
勿論、振り返れば…いろいろと問題はありました。
 
もっと早くから本気になっていれば、こんなギリギリの勝負に挑む必要もなかったでしょう。
 
でもね…
 
14歳、15歳ですから。
 
こういう経験をして大人になっていくのであって。
 
いや、こういう経験が子どもたちを大人にしていくのであって。
 
 
やれますか?
 
24時まで毎日勉強を。
 
やってますか?
 
毎日自分の生徒の為に24時まであれこえれ考えたり…
 
 
より遅くまでを美化するつもりではありません。
 
僕が言いたいのは、そのくらいの気持ちでその子は入試に向かっているという事実です。
 
 
「先生」の言葉は…
 
子どもの将来を左右します。
 
「先生」の一言は子どもの想いをぶった切ることも出来るし、
 
強力に背中を押すこともできるのです。
 
 
何も…
 
不可能な状況下の生徒を、無理に後押ししましょうよ!ってことじゃない。
 
ただ、あまりに根拠不明なランク付けでの進路指導。
 
そして、その子の努力に全く目を向けていない発言。
 
そこですよ、そこ。
 
 
そして、多くの先生が自分の生徒を想い、
 
それこそ先生一人一人が思い思いに面談でも言葉をかけ…
 
立場上の問題もあって言えること、言えないこともあるでしょう。
 
でも、そこに「生徒への想い」ってものがあるのなら…
 
僕は厳し話だって必要だと思ってます。
 
でもねって話です。
 
 
とりえあず、僕にできること。
 
それは、その生徒に「客観的な」「根拠となるデータを示して」の話をすること。
 
なので、それは今日済ませました。
 
で、言いました。
 
 
絶対に合格れ!と。
 
根性見せろ!と。
 
 
あとは、その為に頑張ってもらうために出来ることをしていく。
 
それのみです。
 
と、今日もこんな時間になってしまいましたが、
 
とりあえず…
 
土曜日は勝平から戻ってもじっくりブログの時間もとれませんし、
 
怒りが収まらないのでブログに書きました。
 
おかげでちょっとすっきりしました(笑)
 
ので、帰ります。