27年度冬期講習2日目
冬期講習2日目です。
まずは、みゆ…
アメリカ土産ありがとう。講習会準備やら諸々でゆっくり話も出来なかったけど、元気そうで安心したよ。束の間の日本を楽しんでまた頑張っておいでよ。
そして、ゆめか…
わざわざ後輩への差し入れありがとう。懐かしいでしょ、ゆめかも中3の頃の冬期講習。もうこんな季節…ゆめかも次のステップに向かって頑張るんだよ。
さて、昨日は中学1・2年生部の冬期講習1日目でした。
僕が授業担当したのは2Sと1S数学。
定期では安定感を見せてくれる2Sクラスでは3月以降の実力テストも見据えて今回の講習内容を組んでいますが、
案の定資料の整理、近似値ではボロボロ穴が出る出る…
こういう現状での課題を自覚し、「定期」と「実力試験・模試」との違いを意識していくことは非常に大切です。
勉強をもっと広く捉えて、その都度穴を消していく…
ここからは「目の前」の勉強を大切にするのはもちろんですが、
「5教科3年分」という視点を忘れずに勉強していく必要があります。
復習用の問題も多めに用意して配布してありますので、
今日からの復習も継続しましょう。
そして、1年生のSクラス…
こちらは正負の数の復習となりましたが、
計算スピードも理解度もまずまず。
ただ、まだまだ計算ミスが見られたり、
1つレベルが上がった時や入試レベルの初見問題に関しての対応力はもっともっと上げていく必要があります。
で、昨日は予定内容を終了後、
板書で図形単元の復習も入れました。
小学校でもやっているのに、苦手な子が多いおうぎ形の複合問題…
こちらはちょっとまずい…
冬休み前にタイムリーで終えていた単元ですが、課題が目に見える形で分かったはずです。
昨日の授業終わりには、
◆冬休みの学校課題に丁寧に取り組むこと。
◆冬期講習の授業の復習に真剣に取り組むこと。
◆2月の定期に向けて、一足早いスタートを自分の計画のもとに取り組むこと。
以上3点について話をしましたが、
早速居残りで自学をしていたこーたは、図形単元の問題演習をやっていました。
良いですね、この「打てば響く」感じ。
ポケ間先生も以前書いていましたが、
今年の1年生の武器は何と言ってもそのリアクションにあります。
様子を聞いた限りでは、冬期講習から参戦となった約10名の中学1・2年生も、
緊張もあったでしょうが頑張ってくれたようですし、
初日の状況としてはGOODでした。
今日から、更にその勢いを加速できるように頑張ってほしいと思います。
そして、昨日は授業後に講師間で「追試」に関しての話で、僕からポケ間先生、哉子先生に注文を…
生徒自身にももっともっと意識してほしいのですが、
追試とは「受ける」ことが目的ではありません。
「合格」する為に、その単元を理解し、テストでの出来に繋げるためのものです。
その意味においては、
小学6年生の通塾生や英語教室生の方が現状意識が高いです。
その都度一所懸命にやっておけばクリアしていけるはずの1つ1つのテストを疎かにしていくと、
結果積み重なってしまうわけです。
厳しいだけが全てじゃない…
それはそうでしょう。
でも、
高校入試も、高校入学後も、大学入試も就職試験も…
現実は甘くない。
それが事実です。
現実はキビシイものであることが多いわけです。
ならば、
僕らはやはりそれを教えていくのも務めだと思っています。
※運動会で順位を決めない、テストで順位を教えない…これらの状況は、批判的に聞こえるかもしれませんが、そういう意味で僕はナンセンスだと思っています。時に厳しい現実を突きつけられ、時に競争にさらされ…そういう経験をせずに、いきなり高校や大学では「競争」にさらされる…それでは、いきなり突き付けられた現実に対処できない人間が出てきても当然だと思います。
話が逸れましたが、
僕らは塾として親御さんから大切な子供をお預かりしている以上、
そこには自分達が絶対に守らなければいけないモノがあります。
追試もその1つです。
生徒自身が惰性でそれを考えるようになってはいけない…
中学生だからこそ、
それを忘れさせないように何度も何度もタイミングを見て伝えていかなければならないわけです。
なぜか?
成績を伸ばすのはあくまで「生徒自身の努力」だからです。
ということで、
勿論子どもたちの心に寄り添うという前提の中で…
厳しさも大切にして、
また生徒の指導に努めていきたいと思います。