冷静に分析をして、次へ…

秋田キャンパス21の冬期講習の要綱はこちらです。

各学年まだ余席が御座いますので、ご興味御座います方はご検討ください。

さて、一通り受験生の12月の実力テスト結果が揃いました。

どの中学の平均点を多少下げる中で、

◆3Sクラスは前回比3点アップ

◆3Aクラスは前回比2点ダウン

という結果になりました。

昨日は授業の最後に個人賞の授賞式も行ったので、その場で話しましたが、

もう一度…

これは是非保護者様方にもお伝えしたいと思うので、ここで書いておきます。

まず、今回の実力テストで5科の直しが終了し、答案用紙を提出してくれた生徒を見ての感想ですが、

◆まだまだ勿体ない落としが多い

◆確実に力を付けてきたなと感じさせる答案用紙が増えてきた

こういったところです。

今年の3年生は、僕の言葉をかなり都合の良い自己解釈をしてしまう子が多いので、

そうならないように事実をはっきりと伝えるように努めています。

先日書いた「だからそういう結果になるんです、受験生…」という記事も、

僕から見てのありのままの感想を書いていますし…

ただ、先述した通り「もっと取れる状況になってきた」、「確実に力がついてきた」生徒は着実に増えてきています。

なのですが…

どうにも11期生を見ていると、どうにも結果だけに振り回されているように感じます。

それ故に、今回の結果も「順位ダウン」という結果で落ち込んでいる生徒が数名…

※昨日はちょうどその件で直接電話で相談した生徒もいました。

で、そういう生徒とのやり取りの中で目立つのが、

「冷静な分析が出来ていない」ということです。

例えば、僕が「数学はあと何点とれたはずだったか分かるか?」と聞いも、

当の本人は「いや、2点位ですか?」と。

※そもそも秋田の入試は2点問題自体がそんなにないのですが(笑)

で、僕から「こことここ、これは絶対に出来てたと思うんだよね。だって、問題用紙のここ…ほら?ここまで出来てるんじゃん。なのに、ここで計算間違ってるでしょ?てことは、ここは出来たはずだよ。ちなみに、英語はこの英作〇になってるけど、これダメな(笑)。だから、ここでマイナス4点。でも、こことここは解き直してすぐわかったんじゃない?そうすれば、英語もあと6点分プラスを作れたはずなんだよね。」

こんなやり取りをしていると、直しは真面目にやっているんですけど、

自分の現状をちゃんと把握できていない子が多いんです。

無論、試験に「たら、ればなんてないんだよ!」という意見もあるでしょう。

でも、

まぐれが重なって、記号がたまたま合って、そういう中での350点

本来であれば解けたはずの問題があった中での350点

は、同じでは無ないんです。

※勿論、取れたはずの問題を落としているというのは大問題です。

ちなみに、先述の生徒…

5教科であと30点は取れたであろう今回のテスト…

それが「確実に」取れてさえいれば、初の大台400点超えでした。

で、改めて…

結果だけで判断しないで下さい。

結果だけで判断して良いのは入試本番です。

僕が「12月、1月は結果を出しに行け!」

と言っているのは、テストの振り返りをしなくて良いってことじゃ当然ありません。

今月20日の模試、1月4日の実力…そして1月10日の模試。

この3つのテストで結果を出す為にも、

もっともっと自分の答案用紙と向き合うべきだと思います。

そして、サヨナラテスト…

これは、色々な目的がありますが、上記のような「取れるはずの失点」を防ぐためのトレーニングでもあります。

だから、そのテストにも真剣に向かうべきですし、テスト後の「分析」にももっともっと注力すべきなのです。

高校入試まであと88日…

君らはまだまだ伸ばせるポテンシャルがあります。

着実な前進もしています。

でも、もっともっと本気にならなければいけないのも事実です。

それは昨日言った通りなわけで。

自分が志望校に近づけるのか?合格に近づいていけるのか?

当然僕は全力を尽くしますが、でも僕の全力なんかより、君の全力の方が100倍大切なのです。

己の為に…しっかりと勉強に向き合っていきましょう。

最後に、保護者様方へ…

ここから入試までの3か月弱…

受験生本人もきついですが、親御さんもそれと同等かそれ以上にきついという方もいらっしゃると思います。

例年受験生の保護者様方は同様のことを仰いますし、私自身もそれを重々承知していますが、

こういう苦しい時期を親子で支えあって、乗り切って…

そういう経験全てが、3カ月後の喜びや子供の成長に繋がっていくのだと思いjます。

これまでの卒塾生も、

素晴らしい実績を残していった卒塾生たちも、みんな同じ道を通っています。

順調にいくよりも山あり谷あり(中には谷しかなかった生徒も(笑)。

でも、踏ん張って、歯を食いしばって、そして3月に最高の笑顔で巣立っていきました。

中には、念願叶わなかった生徒もいますが、

本気で頑張った日々があるので、その経験は今にも生かされ、高校でも己の目標に向かって頑張ってくれています。

当然、私どもも精一杯彼らを、彼女らをサポートして参ります。

どうか、保護者様方も…

保護者様なりのお考えのもとで良いと思いますので、温かなサポートを宜しくお願い致します。