当り前が当たり前でなくなるとき

昨日はキャンパスが入居させて頂いているビルが電気工事を行っていたため、

月曜日分の授業を日曜に行ってキャンパスは臨時閉校となりました。

で、このタイミングで…

僕の実母が胆のうにポリープが見つかって手術することになったということで、

急遽日曜日の授業終了後は佐久間先生と哉子先生に任せて、僕は家族で盛岡へ…

結構強行日程ではあったのですが、それでもやはり「行こう」と思ったのは…

万一、万一のことがあった時に後悔だけはしたくなかったから。

母親ももうそれなりの年で、まぁ手術自体不安だと思います。

で、息子も娘も手紙を書いて、鶴を折ると言っていたので、それを貰えば少しでも勇気づくかなとも思いました。

そして、同居もしていないのでこれまでも数えるほどしか会わせていません。

子どもたちにも、少しでも「おじいちゃん、おばあちゃん」の記憶を残してあげたい。

まぁ、これは逆に両親に、孫をとも思ってますが。

あとは、自分自身の問題です。

頭が禿げ上がった父親も、すっかりと年をとった母親も、

自分にとっては今まで最善を尽くして育ててきてくれた人なわけです。

いつか、必ずそういう日は来てしまうわけですが、

それでも「そのチャンス」は有ったのに、会えずにお別れになってしまった。

それは、後悔しか残らないだろうな…と。

今ある当り前は、大半のことがいつか当たり前でなくなる日が来ると思います。

親がいるのは当たり前。

子どもがかわいいのは当たり前(笑)。

ある程度自由に体が動くのは当たり前。

大好きな仕事に熱中できるのは当たり前。

妻がいるのは当たり前。

親友がいるのは当たり前。

ご飯を食べれるのは当たり前。

お酒を飲めるのは当たり前。

病気やケガ、そして加齢によって…

当り前が当たり前でなくなる日はやってきます。

だからこそ…

その当たり前を当たり前に出来ている時間を、大切に過ごしていかなければならないのだと…

改めて思いました。

これは是非塾生のみんなにも考えてほしいことです。

親は、いつまでもいてくれるわけではありません。

いつかは君が自立し、家庭を持ち、そして…君も子どもを授かって、子どもを育てていくんです。

今は中学生だから…

反抗期真っ盛りだから(笑)…

中々素直に聞けないこともあるでしょう。

でもね…

今の当たり前がいつまでも続くとは思ってはいけないんだと思います。

親への接し方。

親への言葉遣い。

みんなにも是非考えてほしいと思います。

ということで、今日の一曲です。

こんな天気な時だからこそ、Maroon5のsuger で!

明るい気持ちになりますよね…好きです、この曲。

そして、PVも素敵!