塾の役割~その3~

はい、あっという間にこの時間です。

今日の流れは…

授業計画進行(10月分確定版進行中)

➡受験生の質問対応&1年生方程式計算追試対応

➡体験生三者面談

➡受験生質問対応

➡夜ご飯(&受験生質問対応)

➡1年生方程式計算テスト補習

➡1年生方程式計算追試

➡受験生質問対応

➡1年生のお父様と駐車場面談(笑)

➡残務諸々

で、なうです。

早いですね、一日が。

そして、通常授業に戻って思うのは…

この土曜日の充実度…

とはいえ、9月19日からは補習も開始し、徐々に慌ただしくなっていくのですが、

現状ではこの土曜はかなり自習生の質問対応や勉強のチェックに使えます。

で、今日も1年生の方程式の補習で分かったのは…

やはり「言われたことを守って出来ていない」子がテストで不合格になっているという現状です。

授業時には守れていることが、復習不足により定着できていない…

追試を受けに来ているというのに、準備(=テスト勉強)すらしてこない生徒もいる…

一発合格出来ている生徒とそうでない生徒の差は「そこ」だと思います。

※中には小学生時代に先取りで計算はみっちりやっているので、その「貯金」でこなせているという子もいます。

結果的に、追追試が確定した生徒が多いわけですが、今日の勉強は通常授業時並みに意義があったと思います。

ので、その復習をしっかりして、追追試に挑んでほしいと思います。

で、タイトルの件です。

正直…これだけ時間が空くと、何を書くつもりだったのかを忘れてしまいます(苦笑)。

ので、覚えていることだけ…

中学生には勉強のやり方が分かっていない子が多く、

その理由の2つ目は「どうやって勉強するかを教えられたことがないからだ」という話だったはずです。

ただ、その2で書いたように…

外的要因を考えれば「それ」は当てはまりますが、

内的要因では「自分が本気で何とかしようと思っていないから」という理由もあるということを踏まえて上で書きます。

まず、小学校での宿題…

僕はここに大きな問題が潜んでいると思っています。

今や日本の小学生の代名詞と言える「一人勉強」という、あれです。

で、昨今に至っては秋田の学力がどうのこうの…というメディアの取り上げ方により「秋田式」なんて言葉まで誕生しました。

※これについては依然ブログでもこのように取り上げました。

勿論、小学生が自分なりに考えて、工夫して自分の思うように勉強する…

これ自体は奨励すべきことでもあり、公教育という観点では段階的に必要なことだと思います。

でも、一人勉強という宿題に付随する指示があまりにも抽象的な為、本来考えるべきその意味をいつまでも考えないまま、惰性で続けてしまっている子もまた多いと思います。

家庭学習●ページ

家庭学習●時間

問題はここにあると思うのです。

学校の先生の多忙さからいって、

一人一人のノートを事細かにチェックすることは物理的に不可能でしょう(批判ではありませんよ、決して)。

そんな中で、

「ページ」と「時間」という括りの指示しか出された経験が無ければ、

それこそ「考えてやりなさい」と言われても厳しいと思うのです。

だって…

興味を持って、自ら楽しみながらやれる勉強

と、

入試で合格を手繰り寄せる為にすべき勉強

とは一線を画す面があるわけですから(あくまで個人的見解です)。

いうならば、

趣味で楽しみながら公園で友達とやるサッカー

と、

中総体で勝つためにやる部活(=練習)

とはその質が異なるのと同じように僕は思っています。

話を戻すと、中学生も学年が上がれば上がるほどに「テスト」にフォーカスした一人勉強(家庭学習)が求められると思うのですが、

今までその術を教えられたことがないのです。

時間の中で何をやるのか?

ページの中で何をやるのか?

非常に大切であるその方法を習ったことない、教えられることがないわけですから、

「勉強のやり方が分からない」という状況の子どもがいても、何ら不思議はないと思うのです。

ということで、今日は早めに帰ってしたいことがあるのでこの辺で。

次回あたりで中途半端にシリーズ終了の予感がします(苦笑)