夏期講習2日目終了
さてーと…
夏期講習2日目もあっという間に終了しました。
が、その前にまずは今日の秋田県大会の決勝で商業が優勝したと高校生から聞きました。
翔…本当におめでとう。
己の信じた道に進み、思い描いた目標に向かってひたむきに頑張った日々がこうして報われていること…
本当に素晴らしいと思うし、尊敬します。
今度は甲子園で精一杯…
夢半ばで高校野球を引退した秋田球児の分まで頑張ってきてほしいと思います。
しかし…あんなクリクリ君だった男の子が今や連日新聞にデカデカと載っている…
若者の成長は凄いです。
ただ、彼の今はある意味必然だったのかもしれません。
彼が中学生だった当時、恐らく時間帯的には部活後だったのでしょうが、一人でも黙々と走っている姿を何度か見かけてたことがあります。
今、どれだけいるんでしょうね…そういう中学生。
部活顧問(監督)のエゴによる過度の部活動には反対ですが、
僕は「自分がその競技がとことん好きだから、上手くなりたいから」という想いでの自主練には大賛成派です。
先日、ある3年生に男子にも言いました。
秋田にはフロンティアリーグ(?)だかいう、引退したサッカー部生が参加する試合があるようですが、
そんなんに月数回行くくらいなら、毎日朝起きて走れよ、と。
たまに球蹴って、それはそれで面白いかもしれないけど、高校入学後もサッカーをやるつもりなら、
とにかく毎日走れよ、と。
僕は本気でそう思います。
で、勉強すれば良い。
ゲームやってる無駄な時間があるなら、
LINEなんぞやってる無駄な時間があるなら、
入学後にちゃんとプレーできるフィジカルの土台を作りつつ、
やるべき勉強もしっかりやる…
そっちの方が超健全だし、よっぽど自分の為になると思うんですよね、僕は。
で、案の定…
数年前にはその何とかリーグに行って怪我してくる子もいたりして…
当たり前だっちゅうの。
毎日部活やってる感覚で、なまった体でいきなりダッシュやストップを繰り返したら、そりゃあ怪我もするっちゅうの。
って…僕はそう思います。
あ、話が逸れたのでそろそろ本題に行く前に(笑)…
もう一つ。
今日は息子&娘sがお世話になっている保育園の納涼会でした。
初めて講習会とバッティングして僕は参加できず、子供3人の面倒を一手に見てくれた奥様には本当に申し訳なかったのですが…
でも、子どもたちはめちゃくちゃ楽しんだそうです。
やっぱりこういうイベントって子供たちの日常を彩りますよね。
で、実際に子供たちがそうやって喜んで参加できる企画、運営をしてくれる先生方…
やぱり良い保育園です。
僕もそういう塾運営を目指さなければと改めて思わされます。
で、長い長い余談を経て、今日のハイライトをいくつか…
①2Aクラス昨日の件について
本当は僕が担当する2時間目に話すつもりでしたが、その前の夕食休憩の時間で該当生徒を捕まえて説教…
特に、ある生徒には思っていることをストレートに思いっきり伝えました。
◆何をしに来ているのか忘れてはならないということ
◆変わるのではなく、変えるのは自分だということ
◆このままでとこれまでの自分と同じ繰り返しになるということ
で、その後の授業…
恐らく昨日の姿とは別人のような姿勢で授業に挑む姿がそこにはありました。
やれば出来るんじゃないですか…
やろうと思えばできるんじゃないですか…
そうなんです。
やればできるんですよ、やれば。
今日の姿勢が今後も続けていけるかどうかは本人次第です。
大切なのは、しっかりと前進していくこと。
しっかりと頑張っていきましょう!
②中々火がつかない11期生…
今日の3Aクラスでは国語のテキスト忘れが半数…
いや、本気で溜息しか出ませんでした…
怒りを通り越して、悲しくなりました。
これは11期生全体ですが、「この夏絶対に志望校への距離を縮める!」という覚悟と行動が中々見えてきません。
勿論、既に完全に「受験生モード」に突入している生徒もいます。
部活を引退し、いよいよ勉強に全力注入し始めたFや。
定期の勢いそのままに、ここから実力でも確実に数字に結びつけていくであろうMか。
地道な努力をしっかりと継続できるSう。
今まで通り己の状況を考えて、しっかりと一歩一歩前進するための努力を怠らないWか。
他にもいます。
でも、全体としての勢いがまだまだ無い…
そこには僕自身の力不足もあるのでしょうが、例年だとこの時期に猛烈に走り出した受験生の「火」が燃え移り、
一気に受験生モードが伝染していくんですが、今年はまだそれを感じられない…
朝のブログにも書きましたが、授業はあくまで授業なんです。
演習時間も出来るだけ確保しながら進めていますが、それでもやはりもっとも学力が伸びるのは「授業を踏まえての自学」なんです。
そして、その中で地道に積み重ねていく知識なんです。
現時点での11期生の志望校はここ数年にないくらい高いです。
47名中40名が「秋田・南・北・中央」を志望し、最多が秋田高校…
いや、それは良いんです。
高いところを目指すってのは絶対に悪いことじゃないですし。
じゃあ、何が問題かって「その為の努力が追い付いていない」ってことなんです。
今日は3Aクラスで厳しいようですが言いました。
高校の体験入学に行くのは良い。
でも、その高校の基準ラインに届いていないのに行ってどうすんの?と。
体験入学自体を否定しているわけではありません。
現状で射程圏内に捉えていて、絶対にその高校を目指すんだ!という生徒には行く価値があると思います。
でも、そうでなければ…
そういう諸々の事情も踏まえて、キャンパスNEWSや保護者会でもそういう旨の話をさせてもらいました。
でも、今日の状況はこうです。
◆高校の体験入学に行きました。
※現状その高校の基準には届いていません
◆その高校に行きたいという想いも強くなりました。
※現状その高校の基準には届いていません
◆で、その高校に入学するために必要な「点数」を上げるための夏期講習の授業に、テキストを忘れた状況で参加しました。
ナニガシタイノデスカ?と思うんです。
今日3Aクラスで伝えたのは、
「君らがやっているのは、財布に500円しかないのに、高級なイタリアンのお店の前でメニューを選んでいるのと同じだよ」と。
まだ選択肢に入れられていないのなら、
まずは選択肢に入れる為の努力に全力を尽くすのが先じゃないのか?と。
高校入試というのは、中学生が今まで経験したことがないほどシビアな結果も突きつけられることがあります。
その「結果」を受け入れなければならないのは誰でもない君自身です。
で、僕は思っています。
絶対に自分の塾の生徒だけは全員第一志望校に合格させたい!と。
でも、自分だけの力じゃあどうしようもない面もあるんです。
だって、入試を受けるのは君。
その為に頑張れるのも君。
そんな君をサポートするのが君の一番の理解者である保護者さんと僕ら塾の先生や学校の先生…
絶対に大切なのは、やはり君自身の気持ちなわけです。
何とかなるんじゃない。
何とかするしかないんです。
自分がその高校で3年間を過ごしたいなら。
それが受験勉強ってやつなんです。
どのタイミング本気の受験生になるのか?
そのタイミングは早い方が良いに決まってます。
誰でもない自分の為に…
もう一つ意識を向上させて頑張っていきましょう。