復習をしていないか、足りていないからだよ…
さて、今日で5月の最終授業を終え、明日は課題テスト日です。
事前準備の差がはっきりと出るかと思いますが、まずはその結果を受け止め、6月の対策特訓でその反省をしっかりと活かして勉強に向かってほしいと思います。
で、タイトルの件です。
今日の受験生の質問でもありましたし、個別指導の報告でも上がってきているのがやはり平方根…
水曜日の授業でかなりしつこく言っていたことが、綺麗に抜けている子が複数名います。
√a + √b=√a+bはあり得ないからね?と。
同類項をまとめるのと同じようにやるからね?と。
例題でガンガンWBに書いて答えさせては消し、書いて答えさせては消し…
で、演習時間も結構確保したのに、やはり√2+√3=√5をやってしまっているわけです。
まぁ、a√bに変形させずに計算をしてワケワカメになってしまっている子もいますし、
そもそも素因数分解で躓いている子もごく少数ですがいますし。
当然、1回の授業だけで「出来る」段階まで全員がいけるわけではありません。
それこそ、個人差もありますし。
でも、じゃあそれを踏まえてどうするか?って話なんです。
授業でやる忘れる
また教えてもらう
また忘れる…
いつまでそれを繰り返すんですか?って話なんです。
みんな頭では分かっているんです。
時間を作って復習すれば、確実に変わるということを。
どういう過程を踏んだ時に、解けるようになってきたのかってことを。
でも、面倒だからやらないわけです。
問題が解けない状況になった時も、例題や解説も読まないし、授業のノートにも戻らない…
面倒だからです。
で、出来るようになっていく子たちはどうなのかというと、その面倒なサイクルを面倒がらずにやっている。
それだけなんです。
これは勉強だけではなく、全てのことに当てはまると僕は思っています。
振り返って…
今の自分があるのは、大学受験の時のあの本当に苦しい半年間があったからです。
ガンガンやっているのに、昨日出来た問題なのに、今日できない…忘れてる…
じゃあ、どうするかというとまたやるしかいない…
で、やりました。泣きながら。リアルに。
でも、生活のすべてを勉強に懸けたあの時期があるから、今この仕事でこんな充実した毎日が過ごせています。
あの世界のイチローも言っています。
つらいこと、つまらないことの先にしか結果は無い、と。
で、結論です。
出来るようになりたいのなら、復習をしましょう。
「やっているのに」と思うのなら、それを増やしましょう。
そして、出来るまでやりましょう。
当然、そういう意識で頑張っているのであれば、いっくらでも僕は質問に答えます。
でも、その意識なく簡単に「ワカリマセン」と口にする子に必至こいて教えても、また翌日同じ状況なっているんです。
経験上。
学力が本当に伸びるのは「自分でやる!」という大前提の気持ちがある時です。
※勿論、それを引き出すのも僕の務めですが…
まずは、今の自分が気付ける、修正できることから…
変えていきましょう。
ということで、
明日の午前は今年度の県リーグ第2節もあるので、早めにめどをつけて帰宅したいと思います。