「今覚える」という意識を…
今日は中学入学準備講座本授業1日目でした。
クラブとの兼ね合い等でお休みの生徒もいましたが、参加生は非常に良い雰囲気の中で勉強に取り組んでくれました。
この雰囲気を下降させるのではなく、更に上昇させていけるよう、次回授業以降も大切に取り組んでいきたいと思います。
そして、夜は中1生の対策特訓英語の授業に入りました。
テスト範囲との兼ね合いで、ユニット11(規則動詞、不規則動詞の過去形)までやっておく必要が生じた中学がありましたのでその内容を。
で、そこで感じるのが「今覚える」という意識の欠如です。
恐らく、そういう生徒は塾の授業でも、中学の授業でもそうなっているのでしょうが、
授業中に「今は書いておく時間」という概念でいる為、覚えるという段階まで意識がいっていません。
故に、文法を教え、本文と重要表現を終えた後に「満足感」を覚えてしまっているのです。
これまで何度も何度も「授業で教えてもらったこと」と「出来るようになったこと」は全く別の話であることを身をもって経験してきたはずなのに。
まぁ、これは授業中の「本気度」にも表れるのですが。
僕も授業は楽しい方が好きですが、今日に至っては完全にそれを飛び越えて収拾がつかなくなっている子もいました。
で、僕からひと言…
「本気でやる気がないんなら、今すぐ授業止めてこの部屋出ていくから。」
まぁ、その後は「完全に別のクラス」に一瞬で変わる(戻る)わけですが。
楽しいのとふざけているのは別の話です。
もう2年生になるというのだから、もう少しオトナになってほしいところでもあります。
加えて、今日のクラスでは「全く思考せずの発言」も目立ちました。
昨日の3年生の授業でも「ワカリマセン」と安易に答えた受験生に「じゃあ、入試本番も全部分かりませんってことで良いの?そうすんのね?」と言いましたが、
大切なのは「考えること」なんです。
投げかけられた言葉を元に、ヒントを元に…
今日の1年生に関してはある意味「その訓練」から必要な子が多いわけですが、
1年生でも3年生でも変わらないのは「今できないことがテスト本番で出来ることはない」ってことです。
今授業でやっている問題を「あとで」「じっくり」考えて出来るようになるのではなく(当然その必要がある問題もありますが)、
今考えて、今本気で覚える為に手を尽くすことだと思います。
時間は有限です。
その時間を出来るだけ有効に使うんだという意識も持つべきだと思います。
また、明日から…
課題は修正し、みんなで頑張っていきましょう。
最後に…たろきち…
ご苦労様。たろきちも明日からまた頑張るぞ。