良い経験だ
今日の一斉授業で中学1年生部の定期を終えた生徒の結果がある程度見えてきました。
附属中も平均は下がるな~という感じですが、
泉中…
これかなり下がるんじゃないかという予想。
何故か塾生が平均をはっきり聞いてきていないので、今問題を目を通してみての個人の感想ではありますが…
少なくとも、通常授業で扱っている英語と数学に関していえば、
ある程度の生徒(キャンパス生の話)は全部解けてもおかしくない問題だと思います。
ただ…何とか踏ん張って、何とか頑張っている中学1年生にとっては非常に厳しいテストだったかなと思います。
それはキャンパス生含め…
まぁ、今回取れなかった生徒にも、次にどうやって「カタチ」を残してもらえるようにしていくか…
しっかり考えていきたいともいます。
で、今日は1年生クラスにはこのタイミングだからこその話をしました。
★ここから、本当の中学生としてのテストが続いていくこと
★テストの点数だけで上がった下がったという一喜一憂はしてはいけないということ
★平均点との比較等、自分の相対的な位置をつかめるようになること
(昨日のブログにも書きましたが…)
★「たら、れば」は試験には無いけど、それはそれでちゃんとつかむ為に、「確実に取れた」問題等の点数を加算しての点数を出してみること
★そのうえでできなかった問題の単元をしっかりと復習していくこと
★結果よりも「過程」に焦点を当てた反省をすること
★平均点に左右されない実力をつけるために勉強していくこと
まぁ、こんなところです。
実際、かなり落ち込んだ表情で登塾した生徒も少なくないのですが、大切なのはこれを経験としていくこと…
例えば、
今日はかなり落ち込んでいたのに、
平均が判明し、思っていたよりも悪くない(というかむしろ前回より良い)ことが分かり、
数日前に落ち込んでいたのが嘘のようにいきなり復活。
で、今日の授業で僕が伝えた話も消え去り、
普段の学習への取り組みも進歩せず、
対策特訓が始まってから本腰を入れてテスト勉強を始め、
また苦しい状況下でテスト勉強に取り組み、
結果、思ったように点数が取れず、落ち込む…
これが愚の骨頂パターンです。
平均点が下がろうが、周りがどうだろうが、自分がそれに左右されない実力をつけていく。
それが君たちの目指すべき姿でしょうし、
僕もその実力を付けさせていくのが務めだと思っています。
まずは、今日の一斉でも伝えたテスト直しです。
赤ペンで答えを書いて終了。
解答を書き写して終了。
そんな次元のテスト直しをやってたら、本当に厳しくなっていきますよ。
しっかりと次に向けて…
これまで以上の自分になっていけるように、早速明日から行動に移していきましょう。
で、僕らも…
確実に言えることは、完成形というのがないのがこの仕事ですが、
やはり「理想」とする姿はあります。
一気には行けずとも、一歩ずつは近づいていけるわけです。
その近付く過程において、できるだけの試行錯誤を繰り返し、より子供たちへ寄与できるように…
歩みを進めたいと思います。
さて…
こっからだ。