ダメなものはダメ、約束は約束

ここ最近、授業後に保護者様と電話で話す機会が続きました。

キャンパスの授業後なので、22時過ぎとか23時過ぎとか…

電話だったり、直接の相談だったりしますが、そんな時間でもわが子を想い、時間を下さる保護者様方にただただ感謝です。

そして、そんなやり取りの中で気付いたことがいくつかあります。

それは、塾内で起こったことや、私とのやり取りがそのまま伝わってはいないんだな…ということです。

まぁ、子どもだからやむを得ない面もあると思います。

が、こういうのはある程度「裏」を取らないと、介すのが子どもだからこそ勘違いを引き起こすこともあるのだと再認識しました。

本当であれば面談の機会を増やすのがベストなのかもしれませんが、

それよりも自分が教壇に立っている以上は、直接子どもたちの指導に関わる時間を増やした方が結果的には良いのではないかと思ったり…

難しいところです。

現状によって最善は変わるものでは有るわけですが、

しっかりと惰性になるのではなく、その時々の己の中でのベストとしっかりと向き合ってやっていきたいと思っています。

さて、タイトルの件です。

実は今日の3年生Aクラス…毎回実施している授業前の小テストの結果があまりにも悲酸な子が結構いた為、

その子たちの小テストはしないと通告しました。

先週の時点で3名だったのが、今回で10名を超えてしまいました。

「しまいました」というのは、勿論本意ではないからなわけですが…

ただ「テスト範囲は掲示板で分かるのだから、テストは受験できなくてもやることは出来る。」という言葉も伝えました。

当然…

そう口にしたのですから、今後それを覆すことは有りません。

何度かこのブログでも書いてますが、

「次は無いよ」とか、

「今回だけだよ」とか…

子どもたちはそれに慣れすぎていて、その言葉の持つ重みを全く分かっていない子が多いわけです。

ダメなものはダメ

まずは、それを知って貰わないといけないと僕は思っていrます。

加えて…その「泣きの1回」が良い結果を生むこともそうそうないと僕は思っています。

今年で言えば、例年より多く10月までに「泣きの1回」を2回程やりました。

1つ目は英語教室です。夏休み前に最後通告をして、「もう今日で終わりだからね」という話もして。

それでも帰宅後に電話して来たり、再度登塾してお願いに来る生徒たちがいて、それに関しては「泣きの1回」を発動しました。

結果的に…あくまで結果的にですが、その泣きの1回は想像以上の好作用を及ぼしました。

夏休み明けから9月までの1ヵ月間は…

で、今日の英語教室で6月と同じ通告を出しました。

「やるべきことをやれていない子が増えてきてるよね。又、ダメなときの状況に戻っているので、

次回テストで不甲斐無い結果だったら英語教室の参加資格ははく奪させて貰うからね」と。

話が逸れていますが、英語教室生はそうならないように次回テストの勉強をしっかりとやってきてくださいね。

で、話を戻すと、もう1回の泣きは受験生です。

「そんな姿勢なら、土曜日の日中、学校が休みの日中、自習に来なくて良いので。ただ、受験が近くなろうがなんだろうがそれは絶対に変えないので」という話をして。

で、結果的に全員が個別に話をしに来て現在に至っています。

で、思うわけです。

子どもがかわいそうと思ってこちらが差しのべたつもりの手が、実は子どもたちの成長を阻害しているのだ、と。

本当にその子の成長を願うからこそ、心を鬼にしなければならないことがあるのだ、と。

ダメなものはダメ。

これを実践し続けることの難しさ、辛さは身をもって経験してきましたが、

ぶれることなく、これからもやっていきたいと思います。

さて、お仕事再開です。