勉強とは…

苦しいだけのものでもないし、出来る様になってくると本当に楽しいものです。

でも、それはいくらこちらから訴えても、実感できる機会が無ければその楽しさに気付くことは出来ない…

僕はそう思っています。

だからこそ、です。

勉強はやるならば「出来る様になる」までやらなければいけません。

やったつもりでもダメだし、分かったという自分なりの手応えだけでもダメなんです。

そして、その為に必要なのは「復習・宿題」です。

今日、あるお母様とも話したのですが、

ある男の子がこういったそうです。

「先週の授業の時には分かったのに、今やろうとしたら出来ない」と。

僕は、先週の授業でちょうどその話をしたばかりでした。

「今日の授業での理解度は悪くない。多分、みんなも今日やった内容に関して「分かった」という感触を得たと思う。

でもね…ちゃんと今日、明日で復習しないとだめだ。君らの多くは、その繰り返しでここまで来てしまったよね？

例えばスタメモも、土曜の授業分は日曜日に書くというのが原則のルール。

にもかかわらず、今日やらないととは思いつつ、個別の前日までやらず…

結果的に、「今からやろう(＝さすがにやらないとまずい)」と思った頃には、

授業でやった内容を忘れてしまっているんだよね。

もう君らも…あと半年で受験生だよ。

自覚を持って勉強に向かって、一歩ずつ前進しないといけないんだよ」と。

で、結果的に…

その生徒は先週の話を頷いて聞いてくれていたのですが、同じ過ちを繰り返したようです(苦笑)。

力を付ける子たちは、特別なことをしているんじゃないんです。

力を付けている子たちは、何もせずにそうなっているんじゃないんです。

時間を作り、先生の話を素直に実践し…

そうして前進しているんです。

だから、君も同じようにやってみるべきなんです。

全く同じスピードではないでしょう。

覚えるのにも、個人差はあります。

でも、それは絶望的な差ではないんです。

加えて、出来るまでやろうと思えるかどうか…

頭では分かっているでしょうから、それを実践するように、一歩を踏み出しましょう。