6日目(5日目)終了
夏期講習6日目が終了しました。
今日は嬉しいことも悲しいこともあり…
気分的に悲しいことから書くと、まず1年生の授業に対する姿勢です。
ここまで本当に素晴らしい姿勢で頑張ってきた学年であり、非常に意識が高い子が多いです。
が、完全に悪い意味での「慣れ」が噴出…
先週から繰り返し伝えて来たのにも関わらず、
今日の3コマ目は授業開始時刻になっても全く切り替えがなされず、超騒がしい教室。
基本的に、僕は小学生を除いてはどの学年でも授業開始前には教室には入りません。
授業をはじめられる雰囲気になってから(もしくは察した生徒がその空気を漂わせ、更に周囲がそれを察してから)開始時刻調度に入るのですが、
今日に関しては20時15分でも動物園状態…
しかも、その直前のコマの終わりに授業中の姿勢に関して全体に注意を模していたのに…
結局15分調度に入室し、あえて何も言わずホワイトボードの準備をしていても変わらない室内の雰囲気。
当然、数名の生徒は準備も完璧で、完全に授業モードに入っていたのですが…
で、いよいよこりゃダメだと思い一喝…
中学1年生にもなれば、授業開始2分前にはある程度の雰囲気を自分たちで作り出せるようになって欲しいのですが、
今日僕が重要視したのは「あまりの空気の読めなさ」です。
それは中学生であれ、いや中学生だからこそ身に付けていかなければならないことだと思います。
でなければ、そのまま、自覚がないままに空気も読めない大人になっていくんじゃないかなって。
僕はそう思います。
昨日の授業でも言いましたが、
君らが講習会に参加する為に君らの親御さんは色々な犠牲を払っています。
講習会の費用もそうですし、
お弁当を作ったり、更に届けて下さったりもそうです。
送迎もでしょう?
親御さんも仕事や家事がある中で、君らの事を生活の中心に置いて頑張ってくれているのです。
それを常に感じてやりなさいとまでは言いませんが、
それでも最低限の「義務」を果たさなければいけないのです。
その最低限の義務というのこそ、「授業をしっかりと受け、学び、己を高める」ということなんじゃないですか?
今日も授業後、すぐに車で巡回に出ました。
夏ですし、自転車通塾の生徒も多いですし、本当に何かと物騒な事件が続いていますから…
で、その時にある1年生の女の子のお父さんが生徒と一緒に歩いて帰宅しているのを見かけましたが、
こういうのだって絶対に当たり前じゃないんです。
そういう面倒なことを多々率先してやってくれている、自分の為に考え、行動してくれている保護者さんの事を考えたら…
絶対に今日のような態度は許されることではないと思います。
明日以降…
同じ過ちを犯さないように、自覚を持って授業に挑んで欲しいと思います。
で、対して今日の嬉しいことについてですが…
数名の3年生がいよいよ本当の「受験生」になってきました。
授業中の姿勢もそうですし、休憩時間の使い方もそうです。
今日ある2年生にも言いましたが、
塾で授業を受けている以上は、何より優先すべきは授業です。
授業を疎かにして居残りをしようが、
授業を疎かにして休日に塾で勉強しようが、
そんなんただの自己満足で終了であり、成果が出ることは有りません。
授業に真剣に向かい、最高の集中力で説明を聞き、問題を解き…
そういう前提があるからこそ居残りや休日登塾もプラスに働きます。
で、その数名は完全に授業中のモードがこれまでと変わっています。
メモの取り方や話の聞き方…
そして、それを踏まえた上での自学…
休憩時間のメリハリもですし、常に勉強が優先順位の上位に置かれています。
そりゃあ…
結果が出ないわけがありません。
自身の選択肢が広がって当然なんです。
あとは…
そのモードに突入する受験生が日々一人でも多く誕生していくように…
また明日も頑張ろうと思います。
おし…その前にまだまだ今日頑張ることからだな…