5歳児無償化…
さて、今日はこちらのニュース…
《以下一部抜粋》
文部科学省が幼児教育の段階的な無償化を検討していることについて、下
村博文文科相は15日の閣議後会見で、来年度から年収360万円未満の世帯を対象に、
5歳児の幼稚園・保育所の費用を無償化する原案をまとめたことを明らかにした。
いや、たしかに今の日本は少子化対策が急務であり、その為の施策をがんがんうっていくことは大切なのかもしれません。
でも、やっぱり今般的な解決策を打ち出すべきですし、優先順位も考えなければいけないと思います。
だって、実際親の立場として…
「え~、5歳児の通園費無償になるんだって。いや、凄いね。じゃあ、子どもをもう一人…」
なんてならないでしょう。
段階的に所得制限も外すそうですが、それこそ「当たり前に払うつもりのある人たちからの歳入」がなくなるわけで。
これは「お金のある・なし」ではなく…。
大体にして、その財源どこから持ってくるんでしょうか?
だって、つい数年前まで日本が抱えていた借金は一人あたり400万円とかだったはずなのに、
もうすでに999万円ですよ (平成26年7月17日14時20分調べ)
困っているから無料にするのか?
困っているからこそ、雇用を生み出し、そこで頑張って働いて貰って費用をねん出できるような仕組みにするのか?
ヨーロッパの福祉先進国をモデルケースにしているのかもしれませんが、
そんなん元々の税率だって、ここに至るまでに創り上げてきた精度だって違うんだから、
あくまで現状の日本を踏まえてどう手を打っていくかを考えていくべきなんじゃないの?って思います。
最近の子どもひとり1万円のばらまき政策も、今回の5歳児の無償化も…
本当に必要か?って…
そりゃあ、誰だって貰えるならお金は欲しいでしょうが、
他にもっと使わなければいけないことがあるんじゃないの?って。
同様に、現在の支出の中でもっともっと削れる部分があるんじゃないの?って。
そう思うんです。ODAとか含め…
何より心配なのは、子供たち…そして、その子どもたちと、これからの日本を生きていく人たちに、
あまりにも大きな負の財産を残してしまうわけにはいかんでしょう。
ま、こんなところでぶつくさ言ってもしょうがないので、
今後のジャポンに期待したいと思います。