ただやっているのではいけない

今日は学校も早く終えるようで、塾の前を通る中学生も目につきます。

前期選抜受検の生徒も出来る限りを尽くし、帰宅の途についてくれることを願いつつ、話題は中学1・2年生についてです。

昨日の講師MTでも課題として上がったのが、

★とにかく進めるという意識でワーク演習をしている子が目につく

★ノートの基本的な使い方が疎かになっている子が目につく

この2つです。大きなところでは。

ワーク演習に関してはこれまでも同様のケースがありましたし、中学生にとっての永遠の課題ともいえると思います。

だからこそ、対策特訓のガイダンスでも改めて演習方法のレジュメを配り、説明し、その上でスタートしたわけですが、中々簡単にはいかないものです。

僕らがすべきことは、

★何度も何度もくどくどくどく言い続けること

★身を持ってその時との時で「体感」してもらい、修正する意識を植え付けること

です。先日の記事にも書きましたが、今日のテスト勉強開始前の自分より、授業後の事前に前進が見られればまずは最低限のラインクリア。そして…注意すべきは「翌日」に同じ個所をやった時にちゃんと頭に入っているかどうか?です。

いくら前日にやった内容でも、今日解けないのであればテスト当日にも解けるわけがありません。僕が常々言う「今を大切にした勉強をしなさい」というのは、「今できれば良い」ということでは勿論ありませんよね。これも繰り返し伝えているように、「テスト当日に解答用紙にしっかりと書き込めるように逆算をして勉強をしていく」必要があるわけです。

ただ、やはりそこは中学生…

それを無意識に出来ている子もいれば、意識的に出来ている子もいます。中には…

でも、大半はそれを言われて分かっているつもりでも、結局は出来ていない。ここに修正を加えていかなければ、やはり伸びません。

帰宅後の僅かな時間でも構いませんから、確認してみるべきなんです。寝る前にでも。

「今日やった内容が頭に入っているか?」

「今日覚えたはずの知識がちゃんと答えられるか?」

10分でも構いません。この10分の積み重ねが大きな、大きな差となりますから。

今日も対策特訓がありますが、「やった」という事実は何の意味もなさない事、出来るようになった、覚えたという事実が大切であることを忘れず、しっかりと勉強に向かいましょう!